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ドゥカティのスーパーバイク「1199 パニガーレS」がプラモデルに

深紅のボディ、レースの技術を投入したメカニクスをリアルに再現

5月31日発売予定

価格:4,320円(税込)

 タミヤはイタリアのオートバイメーカー・ドゥカティのバイクを再現したプラモデル「ドゥカティ 1199 パニガーレS」を5月31日に発売する。価格は4,320円(税込)。スケールは1/12で、全長17.3cm。

特徴的なフロントカウルの造形は特にこだわっている

 「ドゥカティ 1199 パニガーレS」はドゥカティが2011年のミラノショーで初披露したバイクで、ロードレース世界選手権MotoGPクラス参戦を目的としたドゥカティのレース専用オートバイ「デスモセディチGP11」と同じ“アルミモノコックフレーム”を採用している。

 エンジンは195馬力を発揮する排気量1,198ccの水冷Lツインエンジン。エンジン出力特性からサスペンションまで、各部に電子制御機構を採り入れている。エンジンがそのままフレームの構造材になっているなど、剛性と軽量化の両立を図った設計になっており、レースで培った技術が凝縮されたマシンとなっている。「ドゥカティ 1199 パニガーレS」は公道も走れるマシンであるが、レースマシンそのままのように感じられるバイクと言える。

 タミヤのプラモデルは、この最新バイクをフォルムだけでなく、構造も再現している。組み立てることで「ドゥカティ 1199 パニガーレS」をより深く理解できるだろう。エンジンがそのままマシンのフレームを構成するモノコックフレーム、直接取り付けられている片持ち式のスイングアームなど、オリジナルの構造を忠実に再現している。

 1199 パニガーレSならではの表情を作り出すフロントカウルの造形にはこだわり、実車そのもののラインを再現。サイドカウルはねじ穴の目立たない極小ビスにより取り付けられ、脱着可能。エンジン構造などを完成後も楽しめるようになっている。サイドスタンドの他、直立させておけるレーシングスタンドも付属しており、ディスプレイさせやすくなっている。

【ドゥカティ 1199 パニガーレS】
カウルを外すことで内部構造をじっくり見ることができる

(勝田哲也)