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コーエーテクモ、「信長の野望・創造」の発売日と価格が決定!

「TREASURE BOX」も2機種同時発売。Windows版には初代「信長の野望」も同梱

11月14日発売予定

価格:
9,240円(PS3パッケージ版)
8,000円(PS3ダウンロード版)
13,440円(PS3 TREASURE BOX)
10,290円(Windows PC版)
8,900円(Windows PC版)
14,490円(Windows TREASURE BOX)

 コーエーテクモゲームスは、現在開発しているプレイステーション 3/Windows用歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・創造」を11月14日に発売する。販売形態は、パッケージ版およびダウンロード版、そして豪華特典を封入した「TREASURE BOX」の3種類を用意し、価格は8,000円より。

「信長の野望・創造」イメージイラスト

 「信長の野望」シリーズ最新作「信長の野望・創造」の発売日と価格がようやく決定した。発売時期は、2013年中発売という当初の予定通り11月14日となり、価格はパッケージ版初回封入特典が付いたパッケージ版と、パッケージなしのダウンロード版、そして「信長の野望・創造 30周年記念 TRESURE BOX」を用意し、特典の有無、バリエーションに応じて複数の選択肢を用意している。

 パッケージ版の初回封入特典は、PS3版とWindows版で異なっており、両版共通でシナリオ「天下布武」、「天王山」のダウンロードシリアルコードが同梱され、Windows版にはさらに「30周年記念特製卓上カレンダー」が付属する。Windows版にはさらに、パッケージ版、ダウンロード版共に初代「信長の野望」が特典として同梱され、「信長の野望・創造」と同時にインストールされるという。

 また、今回は発売日、価格の発表に合わせて「3Dマップ」、「内政」、「戦闘」の3つの項目について新情報が公開されている。

 まず、3Dマップについては、島津領と長尾領を映した最新の3Dマップが公開されている。「信長の野望・創造」では、このシリーズ随一の美しさを誇る3Dマップ上で、シームレスにカメラ視点を切り替えながら、自領の城下町や地方全体の状況を確認することができる。

 状況に応じてスクリーンショットのような俯瞰視点から、人々の暮らしが確認できるぐらいの近接視点への切り替えも可能で、こちらもシームレスな処理で行なうことができる。また、3Dマップは、季節によってグラフィックスが変化し、様々な視点から四季を楽しむことができる。

【美しい「3Dマップ」】
島津氏の所領から九州を北へ向けて望んだ画面。九州中部の城が確認できる。九州には多くの大名家がひしめきあっており、北部には大友家・龍造寺家といった強豪が待ち構えている
長尾家の居城、春日山城。厳しい越後の冬が見て取れ、日本海には佐渡ヶ島を望める

 内政では、城下町と外交について解説されている。まず、城下町については、城ごとに行なえる町作りの結果がそのままビジュアルに反映される仕組みになっており、その姿はどの産業を重点的に育成するかによって大きく変わってくるという。具体的には、農業重視にすることで水田が増え、商業重視にすることで商業区画が栄える。プレーヤーの選択結果が城下町のビジュアルに反映されることになる。

【プレーヤーの選択によって姿を変える城下町】
ゲーム開始時の清洲城。最初はわずかな田畑と町が建っているのみとなっている
商業を重点的に開発し、大きく発展した清洲城。城下には多数の商人町が広がり、既存の商業区画にも瓦屋根の豪華な建物が増えている

 外交では、他国と同盟や婚姻を結び協力関係を築くことで、合戦時に援軍を送って貰うことが可能となり、敵勢力の攻略をより有利に進めることができる。外交関係を結んだ勢力とは全国マップ上で“アーチ”で結ばれ、その関係性を一目で把握することができる。同盟勢力の援軍を交えた戦闘では、敵勢力を挟み撃ちにするなど、複数勢力間での挟撃のタイミングを計る戦術の妙を楽しむことができる。

【アーチで繋がる「外交」】
島津氏の所領から九州を北へ向けて望んだ画面。九州中部の城が確認できる。九州には多くの大名家がひしめきあっており、北部には大友家・龍造寺家といった強豪が待ち構えている
長尾家の居城、春日山城。厳しい越後の冬が見て取れ、日本海には佐渡ヶ島を望める

 「創造」の戦闘は、俯瞰視点と近接視点という2つの異なる視点で、異なる戦闘を楽しむことができる。まず、俯瞰視点では、複数部隊に戦略ルートを指示することで複数の城を攻めることができる。他面作戦の際に、陽動や挟み撃ちといった幅広い戦術を駆使することで、これまで以上に「リアルで多彩な戦国合戦」を楽しむことができる。

【複数の部隊に作戦指示を出せる「俯瞰視点」】
全国に張り巡らされた街道、要所を複数の部隊を操り、どのように進軍していくかを指示を出す。ここでは北条家の複数の部隊が、岩付城に向かって進軍しており、中央下部から、援軍部隊も駆けつけている
城攻めをしている部隊が包囲した拠点に焼討を行なっているシーン。焼討によって敵地で兵糧を補充することはできるが、陥落させた拠点の内政値は下がってしまうので、諸刃の剣と言える

 近接視点では、部隊同士が激突する「会戦」が描かれる。会戦では兵士ひとりひとりを描き、ダイナミックな戦闘シーンを再現する。合戦地の天候や時間帯に応じて異なるグラフィックス表現を行なうことで、戦場の空気感を演出。状況に応じた陣形、戦法などを駆使することで、総大将として勝利をつかみ取る醍醐味を味わうことができる。

【劇的な会戦が描かれる「近接視点」】
敵軍が対岸から川を渡り、攻め寄せているシーン。地形に合わせて舞台となる戦場マップも変化する
美しい夕暮れのシーン。天候、地形などの要素によって戦場は様々な表情を見せる

(中村聖司)