セガは、2月28日に発売を予定しているPSP用心をつなぐRPG「シャイニング・アーク」の新情報を公開した。翼を持った不思議な少女との出会いから始まる「シャイニング・アーク」。今回はバトルシステムの詳細をはじめ、新たに公開された2体の「異形の巨像(ネフィリム)」を紹介する。
行動力が鍵となる「ターン制アクティブコマンドバトル」
本作のバトルは、キャラクターの行動力順にターンが回ってくる「ターン制アクティブコマンドバトル」を採用している。ターン制アクティブコマンドバトルでは、敵フェイズ、味方フェイズという概念は存在せず、行動順は画面右下に表示されている順番で回ってくるが、攻撃の中には行動順を変える効果を持つものもあり、行動順を考えたバトルが勝敗を大きく左右するという。
行動順が回ってきたキャラクターは、行動開始前にスタンバイ状態となる。スタンバイ状態では、行動開始前に周囲を見渡しての戦況確認を行なうことができる。
行動順が回ってきたキャラクター。ここでは行動順が回ってきたキルマリアを使ってバトルの流れを簡単に紹介する キルマリアの移動後、パニス→敵→フリードの順で行動が回ってくる。このままではパニスの行動後に敵の攻撃を受けることに そこで行動を遅らせる効果を持つ攻撃でアタック。これにより敵の行動順が下がり、フリードが先に動けるようになった 味方の行動が連続すると回数に応じてダメージにボーナスが付く。行動順をどうやって連続させるかがポイントになる 行動順が回ってきたキャラクターは、バトルフィールドの中をムーヴゲージを消費して自由に移動することができる ムーヴゲージを通常より多く消費する「ダッシュ」は、高速でフィールドを駆け抜けることができ、迎撃をかわすことができる 敵の迎撃に対して防御行動をとることもできる。ガード中はムーヴゲージを消費するが迎撃ダメージを大きく減らせる アタック(通常攻撃)は、キャラクターによって連撃や遠距離攻撃など種類が異なる フォースゲージを消費することで強力な一撃をもつ必殺技を繰り出すことができる 敵にアタックを仕掛けるとき、味方が攻撃可能範囲にいると一緒に攻撃してくれる「リンクアタック」が発動する。リンクアタックは最大4人の同時攻撃が発生する ディオは、仲間1人を連れて移動することができるシステムのことで、リンクアタックがやりやすくなるというメリットがある。パニスもディオで連れて歩くことが可能だ 各キャラクターは、それぞれの性格や技能が色濃く反映された「パーソナリティ」を持っている。有利になるものもあるが中には不利になるものも用意されているが…… 戦闘では主力キャラとなるフリードの能力とは
戦闘におけるフリードは、強力な剣技と雷撃の攻撃魔法でパーティーの中核を担う魔法剣士として活躍が期待されるキャラクターだ。フリードの持つパーソナリティ「リーダー」は、仲間とともに戦うことで力を発揮するというもの。また、特殊能力「オーヴァームーヴ」はフリードだけが持つ能力で、他のキャラクターにはない秘められた力を持っている。
剣による接近戦だけでなく、遠距離も狙える雷魔法を得意とする フリードの持つ特殊能力「時元超過駆動(オーヴァームーヴ)」は、バトル中に条件を満たすことで発動させることができるもので、発動後は連続で行動順が回ってくるほか、敵の迎撃を避けやすくなるという能力だ。
「オレの世界を……加速させる!」という掛け声と同時にオーヴァームーブが発動。フリードが3回連続で行動できるようになり、「進んだ世界が……終わりを告げる」という台詞で決める! 新たに公開された「異形の巨像(ネフィリム)」
今回紹介するのは、長い前足を持つ蜘蛛の形をした「異形の怪蟲 アラトロン」と多数の触手を持った花の形をした「異形の妖華 ハーギス」。
アラトロンの雄叫びは仲間を呼ぶので、敵が増える前に一気に勝負を決めたい 上空の高い位置から触手を使って襲い掛かってくるハーギス これまでに紹介した「異形の巨像(ネフィリム)」
「異形の巨像(ネフィリム)」たちにも個別の名前が用意されている。
空中から襲いかかる蝶の形をした「異形の奇蝶 ファレグ」 海に現われる大きな魚の形をした「異形の大鯱 オフィエル」