NCJ、「The Tower of AION」の「Episode 3.0」先行体験レポート

「AION」で穏やかな新生活。居住エリア「ハウジング」などを紹介


4月10日 実装


 エヌ・シー・ジャパン株式会社は、Windows用MMORPG「The Tower of AION」(以下、AION)の大型アップデート「Episode 3.0 キミのドラマ」(以下、3.0)を4月10日に実施する。

 今回は、「3.0」で追加される目玉の1つ「ハウジング」を体験できたので、その模様をお伝えする。なお新エリアの「サルファン」と「ティアマランタ」の様子についてはこちらの記事でレポートしているので、参考にしていただきたい。



■ 内装装飾に物件競売。新生活がスタートする「ハウジング」を体験

「ハウジング」エリアは、ランダムに天気や昼夜、四季の移ろいも表現される。ちなみにテストプレイを行なった時は生憎の雪模様

 「ハウジング」は、天族と魔族それぞれに追加されるマップ「エリアン」と「ペルノン」で楽しめる住宅居住機能だ。ヨーロッパのような穏やかで清潔感のある街並みを中心に、ヤシの木や赤い土の見えるリゾート地のような雰囲気のある村など、実に3つの州と25の村から構成された広大な敷地で「ハウジング」は展開される。

 ここでは「テラスハウス」、「一戸建て」、「高級住宅」などと呼ばれる住居があり、プレーヤーは、まずは「テラスハウス」の入手からスタートすることになる。「テラスハウス」はレベル21以上であれば誰でも入手可能で、「ハウジング」エリアで受託できるクエストをクリアすれば獲得できる。

 「テラスハウス」は共同住宅になっているので、その1室がプレーヤーの空間になる。「テラスハウス」では、内装を自由に設定したり、部屋にある「リレーション オーブ」を使って友人の住居を行き来できる。

 内装に使う家具は、購入したり、一部のボスモンスターを倒すことで入手できる。家具のレイアウトは、部屋の中で選択できる「デコレーションモード」で操作する。ベッドや椅子、机などの家具を選択して置く位置を決めたら、回転させて向きを決める。

壁に飾り棚をかけられたり、家具の角度にこだわれたりと、内装のカスタマイズに思わず熱中してしまう

 家具はただ置くだけでなく、重ねられるものがあったり、飾り棚が壁に設置できたりするので、「気に入った小物を壁に飾る」といったことも可能になっている。また家具が設置できる場所や回転の度合いなどもかなり自由にカスマイズできるため、ちょっとした角度や家具の位置に気を払えるのが楽しい。とことんまで部屋の設計にこだわれるのも「ハウジング」の醍醐味だろう。

 「テラスハウス」以外には、一軒家となる「一戸建て」、「上級住宅」、「高級住宅」、「豪華邸宅」の4種類の住居がある。後者になるほどに部屋は広くなり、設置可能な家具の数が上がり、見た目も豪華になっていく。

 これらの住居は、プレーヤー全体で参加する「競売」によって分譲される。ただし、競売への参加は「一戸建て」がレベル21以上、「上級住宅」はレベル30以上、「高級住宅」はレベル40以上、「豪華邸宅」はレベル50以上という制限がかけられているので注意しておきたい。競売によって住宅を勝ち取れば、エリアに実際に建っている家がプレーヤーのものになる。
 
 なお住宅は、「一戸建て」が238戸、「上級住宅」が148戸、「高級住宅」が125戸、「豪華邸宅」が4戸の合計515戸が「ハウジング」エリアにそれぞれ追加される。「一戸建て」以上の住宅に関しては、他のエリアにも追加され、同じく競売で獲得できるという。

 これらの住居では、内装に加えて外装、庭の装飾などもできる。住宅維持費が週単位でかかってしまうという制約はつくが、仲間を自慢の一軒家に招待して、サロンのような使い方をするのも楽しいのではないだろうか。

 「ハウジング」では、天族と魔族で全く同じ機能が楽しめるが、「エリアン」と「ペルノン」では陸地の造形や雰囲気が変えられており、どちらも1つの独立したエリアとして楽しめるようになっている。

 「ハウジング」エリアでは激しいバトルは一切起こらず、プレーヤーは居住空間でのんびり過ごすことになる。しかし要素はそれだけではなく、「競売」という形である種の“バトル”となるコンテンツが含まれているところがユニークだ。戦闘で疲れた時にはここに帰って羽を休め、友人とのコミュニケーションが楽しめるという“新生活”が、「AION」で始まると言えるだろう。
 

【スクリーンショット】
画像では、天族側の居住エリア「エリアン」を紹介する。地図を開けば、その手抜きなしの広大さに驚く。中心街には一通りの施設が充実している
NPCからまずは「ハウジング」エリアの概要説明がある。さながら旅行ガイドといったところだ
レベル21以上であれば誰もが受取れる「テラスハウス」の1室。手に入れたばかりの部屋はガランとしているが……
家具を置くことで部屋を充実させていく。飾り棚やベッド、椅子などを置けば、部屋の一角があっという間に部屋らしくなった。クローゼットなどを置けば、アイテムを収納する場所としても使えるという
エリアにはスタッフ渾身のモデルハウスも登場。部屋は広く装飾も豪華なので、部屋作りの参考になる。ここにGMが登場することもあるそうだ
競売で家を勝ち取れば、一軒家に移り住める。エリアがとにかく広大なので、自分の家の位置はしっかりと覚えておきたい
魔族側の居住空間「ペルノン」は、「エリアン」と街の色調が異なる。街の造形も変わっているので、天族と魔族ではそれぞれに違う街並みを楽しめる


■ 全サーバー共通チャンネル「A-Station」、新たな乗り物「ユフィー」を紹介

 今回は、全サーバー共通チャンネルとなる「A-Station」も確認できた。「A-Station」は、レベル45までのキャラクターが入場できる統合サーバーで、一般のサーバーよりも獲得できる経験値が30%増加される。このサーバーでは、PvPはできない(「時空の亀裂」が存在しない)ため、他のプレーヤーに倒されることを気にせずにプレイできる。なおPvPについては、一般サーバーでの種族保護が「3.0」より撤廃される。

 また一般サーバーで達成したクエストなどの情報が受け継がれるため、一般サーバーと「A-Station」を使い分けながらゲームを進めていく、といったことも可能になっている。なおプレーヤーの名前表示の下には一般サーバーの名前が記載されており、一目でどの一般サーバーに所属しているかがわかるようになっている。

 テストプレイでは、「3.0」で加わる乗り物も体験できた。今回乗れたのは、イルカのような生物「ユフィー」。アイテム欄から「ユフィー」を使用すると、空中に「ユフィー」が現われ、プレーヤーキャラクターは波乗りをするように上に立つような格好になった。移動速度はもちろん早まるが、それ以上にふわふわと浮きながら、普段とは違う目線で移動できるのが新鮮だ。

 「ユフィー」は青色の「浮遊するユフィー」と緑がかった「疾走するユフィー」の2種類おり、レアリティの高い「疾走するユフィー」は乗っている間ダッシュができるという特徴がある。なお乗り物は、「ハウジング」エリアにいるNPC「乗り物販売商人」から購入できる。


【スクリーンショット】
全サーバー共通チャンネルの「A-Station」は一般サーバーと地続き。獲得経験値30%増加というのが嬉しい
乗り物の「ユフィー」。緑の「疾走するユフィー」はダッシュもできてレアリティが高い。「ユフィー」はかなり大きいので、乗れば目立つ存在になるだろう。ちなみに、乗り物に乗ったままでの飛行も可能

【「A-station」CM第2弾】

なお3月30日には「A-Station」のCM第2弾が公開された

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(2012年 3月 30日)

[Reported by 安田俊亮]