DeNA、Androidアプリ「Mobage for Smartphone」提供開始

「忍者ロワイヤル」などスマートフォン向けゲームを配信


「忍者ロワイヤル」

5月12日 提供開始

価格:無料



「アクアコレクション」

 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、Android向けアプリ「Mobage for Smartphone」の提供を5月12日より開始した。利用は無料。

 「Mobage for Smartphone」には、DeNAの米国子会社ngmocoが提供するスマートフォン向けゲームエンジン「ngCore(エヌジーコア)」で開発されたDeNA制作のゲームや、他社デベロッパーが開発したゲームが提供される。

 DeNAからは、画面をタップして手裏剣を投げ、スワイプ(指を滑らせる)で刀を振って敵を斬るアクションRPG「忍者ロワイヤル」と、自由なデコレーションを楽しめる魚育成ゲーム「アクアコレクション」の2タイトルが配信された。いずれも「Mobage for Smartphone」からダウンロードできる。利用料金は無料で、アイテム課金制を採用する。また今後は、DeNAと株式会社コーエーテクモゲームスが共同開発している「100万人のモンスターファーム」も配信される予定。

 またスマートフォン版サイト「Mobage」では、「Mobage for Smartphone」の配信に合わせて、Mobage Android SDKで開発された株式会社タイトーの「スペースインベーダー LITE for Mobage」や、「リバーシ」、「花札」、「大富豪」といったカジュアルゲームがAndroid端末向けに提供が開始された。

 DeNAは今後の「ngCore」について、サポートを拡大するとしている。開発環境においては、ブラウザ/Flashベースの実行環境に加え、ブラウザ/HTML5ベースの実行環境も、十分なパフォーマンスを得られる端末が登場し次第、提供するとしている。またAndroidとiOS向けのネイティブアプリを開発するデベロッパーに対しては、「Mobage」のソーシャルゲームプラットフォーム機能を直接利用するための「Mobage Android SDK」と「Mobage iOS SDK」を用意する。さらに「Unreal Engine 3」に対応する「Mobage Unreal Engine SDK」や、「Unity」に対応する「Mobage Unity SDK」も提供するなど、高度な3Dグラフィックスを用いたゲーム開発に向けたゲームエンジンのサポートも行なう。


【スクリーンショット】
「100万人のモンスターファーム」「スペースインベーダー LITE for Mobage」

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(2011年 5月 12日)

[Reported by 石田賀津男]