【特別企画】

新GALLERIA「Eシリーズ」登場! GPU搭載ながら机上にサクッと置けるコンパクトサイズ。ファイナルファンタジー40周年記念コラボモデルも発表【TGS2026】

【GALLERIA Eシリーズ】
9月17日発売
価格:199,980円より

 サードウェーブは、東京ゲームショウ2026において、ハイパフォーマンスPCブランド「GALLERIA」の新モデルとなる「Eシリーズ」ほか、複数の新製品を発表した。発表会にはサードウェーブ取締役社長執行役員の永井正樹氏らが登壇し、新製品の魅力をアピールした。本稿では発表会の模様をお届けする。

ゲーム、クリエイティブ、AIの3分野に注力するGALLERIA

 まず、サードウェーブの永井氏は、GALLERIAがこれまでゲーミングPCブランドとして成長してきた経緯を振り返った。

 GALLERIAが掲げるブランドメッセージは「THE OTHER REAL 踏み出せ、その場所へ」。PCという製品を提供するだけではなく、ユーザーが新しいことに挑戦し、体験し、成長するきっかけまで提供することを目指しているという。

 永井氏は「挑戦し、体験し、成長する。そして、その成長がまた次の挑戦へとつながっていく」と語り、こうした循環を生み出すことがGALLERIAの役割だと説明した。現在、GALLERIAが特に力を入れているのが、ゲーム、クリエイティブ、AIの3分野だ。

 原点となるゲーム分野では、PCの提供だけでなく、eスポーツ大会やイベントへの協賛にも積極的に取り組む。「VALORANT Challengers Japan 2026」や「Apex Legends Global Series Year 6」「CAPCOM CUP 12」「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」などの競技大会を支援するほか、「Riot Games ONE 2025」や「モンスターハンターフェスタ'26」といったイベントにも協賛している。東京ゲームショウ2026でも、GALLERIAブースでの展示に加えて、他社ブースを含め会場内に200台以上のGALLERIA製PCが設置されているという。

 一方、近年存在感を高めているのがクリエイティブ分野だ。イラストコンテストの開催やクリエイター支援に加え、異なるジャンルのクリエイターを組み合わせる「GALLERIA CROSSING」も展開している。

 第1弾では、イラストレーターの藤ちょこ氏の作品を起点に、音楽やアニメーションを組み合わせて一つの作品を制作した。単独のクリエイターを支援するだけではなく、異なる才能同士が交わる場所を作ることで、新たな作品や表現を生み出そうという試みだ。

 永井氏は「クリエイターの皆様の活動を支えるだけではなく、新しい挑戦や創造が生まれるきっかけを作っていく」と今後の方針を語った。

 そして、3つ目の柱となるのがAIだ。サードウェーブではAIセミナーや全日本AIハッカソン、AIアートグランプリ、AIフェスティバルなどを通じ、AIを知る段階から、実際に使い、作品やアイデアとして形にする段階までを支援している。

 こうした3分野への取り組みを踏まえ、GALLERIAは従来の「ゲーミングPC」という枠を越え、「ゲームも、クリエイティブも、AIも」を支えるPCブランドへと領域を広げていく。

【GALLERIAブランドの展望】
GALLERIAブースの外観
ビジネスデイ初日の最初に「GALLERIAブランドの展望及び新製品発表」と題した発表会がイベントステージで開催された
株式会社サードウェーブ取締役社長執行役員 最高執行責任者の永井正樹氏
GALLERIAは「ゲーム」「クリエイティブ」「AI」の3つの分野に注力する
ゲーム分野の取り組みについて。イベント・大会の主催や協賛、ゲーム分野で活躍する方々への支援、ゲーム推奨環境の提供、eスポーツによる支援振興、コラボレーションによる価値創出を行なってきた
イベント・大会への協賛実績。「VALORANT Challengers Japan 2026」や「Apex Legends Global Series Year 6」「CAPCOM CUP 12」「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」といった大型大会のほか、「Riot Games ONE 2025」や「モンスターハンターフェスタ'26」といったイベントにも協賛している
クリエイティブ分野の取り組みについて。各種コンテストの開催、クリエイティブ分野で活躍する方々への支援、クリエイティブソフト推奨環境の提供、コラボレーションによる価値創出を行なってきた
創作活動を広げていく取り組みとして、イラストコンテストやイラストセミナー、プロによる添削を行なってきた
新たな創造につなげる取り組みとして、異なるジャンルのクリエイターを組み合わせる「GALLERIA CROSSING」も展開している。その第一弾が「幽艶」である
AI分野の取り組みについて。各種AIセミナー開催、AIアートグランプリへの協賛、全日本AIハッカソン主催、AIフェスティバル主催を行なってきた
これまでにAIセミナーを10回開催、全日本AIハッカソンを3回開催、AIアートグランプリへ5回協賛、AIフェスティバルを4回開催してきた
これからのGALLERIAは、「ゲームも、クリエイティブも、AIも。」というPCブランドへと領域を広げていく

約18リットルの小型筐体に高性能GPUを搭載する「GALLERIA Eシリーズ」

 その方向性を象徴する新製品として発表されたのが、新しいデスクトップPC「GALLERIA Eシリーズ」だ。

 まず、永井氏がステージ上に置かれていたPCを覆っていた布をめくり、新製品の「GALLERIA Eシリーズ」を初公開した。続いて、製品企画を担当した久末氏が登場し、Eシリーズの製品説明を行なった。

 久末氏は、高性能PCでは大型のGPUや冷却機構が必要となるため、筐体が大きくなりやすいという課題を指摘。一方で、PCを床ではなくデスクの上に置きたい、リビングにも違和感なく設置したいという需要もある。Eシリーズは、単純に既存のPCを小型化するのではなく、高性能PCの置き場所そのものを自由にすることを狙った製品だ。

 「『高性能PCは大きくて当たり前』。その常識に、私たちは挑戦した」と久末氏は説明する。

 筐体には約18リットルのスモールフォームファクターケースを採用。従来のGALLERIAミニタワーケースに比べて、設置面積は約68%、容積は約56%に小さくしながら、高性能GPUを搭載できる内部構造を実現した。

 小型PCで課題となる冷却にも注力した。Eシリーズでは筐体設計後に冷却機構を追加するのではなく、空気の流れそのものを設計の起点とした。前面や側面から空気を取り込み、背面や天面から排気する構造とし、合計6基のファンで内部のエアフローを確保する。

 最上位のGeForce RTX 5070 Ti搭載モデルには静音性に定評のあるNoctua製ケースファンを採用。高い冷却性能だけでなく、ユーザーのすぐ近くに置くことを想定し、静音性にも配慮したという。

 久末氏は「冷却できること、静かであること、そして快適に使い続けられること。ここまで成立して初めて、Eシリーズとしての高性能だと考えている」と強調した。

 Eシリーズの価格は199,980円からとなっており、ブラックとホワイトの2種類展開となる。

【GALLERIA新製品「Eシリーズ」】
これまでのGALLERIAは、Sシリーズ、Xシリーズ、Fシリーズの3シリーズがあった
ステージ上には布で覆われたPCが置かれていた
永井氏が布をめくると中から新製品のEシリーズが現れた
さらに布をめくるともう1台PCが現れた
Eシリーズはホワイトモデルとブラックモデルがある
久末翔希氏がEシリーズの製品説明を行なった
Eシリーズのコンセプトは「小さな高性能を、新しい選択肢にする」というものだ
約18リットルのスモールフォームファクターケースを採用。マザーボードはITX仕様で、従来のGALLERIAミニタワーと比べて設置面積は約68%に、容積は約56%に小型化された
空気の流れそのものを設計の起点とし、合計6基のファンで内部のエアフローを確保する
最上位のGeForce RTX 5070 Ti搭載モデルでは、静音性に定評があるNoctua製ファンを搭載し、冷却性能と静音性を両立している
高負荷時でも動作音は60dB以下、ケース内温度60℃以下を実現している

Threadripper 9980Xモデルと「AI-Readyモデル」も投入

 続いて発表されたのが、ハイエンドモデル「GALLERIA SMTRE-R59-GL Threadripper 9980X搭載モデル」だ。最大64コア128スレッドのRyzen Threadripper 9000シリーズを採用し、AI開発、映像制作、3DCG、シミュレーションなど、大規模なマルチスレッド処理を必要とする用途を想定する。

 メモリはECC対応で、標準128GB、カスタマイズで最大256GBまで搭載可能。大容量データを扱うプロフェッショナル用途に向けたワークステーション級の構成となっている。

 さらに、ローカル環境で生成AIやAI開発を行なうユーザーに向けて、「GALLERIA AI-Readyモデル」も展開する。

 AI処理ではGPUだけを見ればよいわけではなく、用途によってCPU、メモリ、ストレージなど求められる構成が変わる。そこでAI-Readyモデルでは、生成AIや推論、開発などの用途を想定し、それぞれに適した構成を用意する。最初に10モデルをラインアップするほか、「UL Procyon」などを利用して実機でAI処理性能を測定。今後は単純なCPUやGPUのスペックだけでなく、「そのPCでAIをどれだけ快適に使えるか」を可視化していく方針だ。

 久末氏は「これまでのスペックやベンチマークスコアに加えて、『AIをどれだけ快適に使えるのか』という新たな判断基準を作っていく」と説明した。

【Threadripper 9980Xモデルと「AI-Readyモデル」】
ハイエンドモデル「GALLERIA SMTRE-R59-GL Threadripper 9980X搭載モデル」も発表された。64コア128スレッドの圧倒的なマルチコア性能を誇る
AI向けの「GALLERIA AI-Readyモデル」も新たに展開する。Ul Procyonベンチマークを実機で測定し、その結果が公開される
スペックごとにどんなAIモデルが動くのかといった情報も公開される

ファイナルファンタジー歴代ナンバリング16作品とのコラボモデルも登場

 発表会の最後に、永井氏が茶目っ気たっぷりに「そして最後に、もう一つ皆様にお知らせがあります」と、明らかにしたのがGALLERIAと「ファイナルファンタジー」シリーズとの大型コラボレーションである。

 これは、「ファイナルファンタジー」シリーズ40周年を記念したもので、初代『ファイナルファンタジー』から『ファイナルファンタジーXVI』まで、歴代ナンバリング16作品をモチーフとした全16タイプのPCを2027年初頭に発売する。

 それぞれのタイトルのビジュアルをGALLERIAのガラスサイドパネルにデザイン。東京ゲームショウ2026のGALLERIAブースでは、『ファイナルファンタジー』『ファイナルファンタジーVII』『ファイナルファンタジーX』をモチーフとした3モデルが展示されている。また、10月31日から2日間開催される「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2026 in TOKYO」では、『ファイナルファンタジーXIV』モデルの展示を予定しいるとのことだ。

 GALLERIAはゲーミングPCからスタートしたブランドだ。しかし今回の発表を見る限り、その対象はすでにゲームだけではない。ゲームで高い性能を求めるユーザー、映像やイラストを制作するクリエイター、そしてローカルAIを活用するユーザーまで、PCで新しいことに挑戦する幅広い層を支えるブランドへと変化しつつある。

 永井氏が発表会で繰り返したのが、「新たな一歩」という言葉だ。

「ゲームも、クリエイティブも、AIも。GALLERIAはこれからも、新たな一歩を踏み出し、その先へ進もうとする皆様とともに歩み続けていく」

 新しいEシリーズやAI-Readyモデルは、そのブランドの変化を具体的な製品として示したものといえるだろう。

【「もう一つお知らせがあります」として発表されたファイナルファンタジーコラボモデル】
茶目っ気たっぷりに指でもうひとつというサインをする永井氏
残っていたPCにかけられていた布をめくる永井氏
中から「ファイナルファンタジーXコラボモデル」が登場
ガラスサイドパネルに「ファイナルファンタジーX」のビジュアルがデザインされている
ファイナルファンタジー40周年を記念するスペシャルモデルであり、2027年初頭に全16モデルが登場する