セガ、「龍が如く4 伝説を継ぐもの」発売記念記者会見開催
新プロジェクト「PROJECT K」も発表
黒田崇矢さんとケイ・グラントさんが司会進行を担当 |
名越稔洋総監督 |
株式会社セガは、都内にて3月18日発売予定のプレイステーション 3向けアクション・アドベンチャー「龍が如く4 伝説を継ぐもの」の発売記念記者会見を開催した。今回も主人公の1人である桐生一馬役の黒田崇矢さんと、同作の発表会ではおなじみのケイ・グラントさんを司会に、セガの名越稔洋総監督をはじめ、メインキャストなどの出演陣、そしてメインテーマを手がけたアーティスト陣らが多数登壇した。
まず、壇上に立った名越総監督は、「本作で通算5作目となり、今回初めて主人公を4人という設定にし、熱いドラマにさらに磨きをかけた内容になった。何よりシリーズ最大のボリュームと、シリーズ最高のクオリティを実現できたと思っています。今回の発表会を迎えることができたことにホッとしていますし、なによりうれしく、誇りに思っています」と挨拶。
ここから、本作のキャストを務めた俳優陣が1人ずつ登壇。それぞれの収録体験やキャラクターの感想を述べた。今回、4人の主人公の1人で刑事である「谷村正義」を演じた成宮寛貴さんは「とにかく、セリフの物量が多かった。いろんなイベントがあって想定されるセリフをしゃべらなければならない。麻雀、警察の専門用語が難しかったし、この作品の渋い熱い世界に生きるキャラクターを演じるというのは、ちょっと遊びもあり、決めるところはバシッと決めなければならないという演じわけが難しかった」と感想を述べていた。
その後、オーディションで選ばれたキャバ嬢役の7人が登場。代表してRioさんが「今はとっても緊張しているが、この場に立てたことをとても光栄に思っています。オーディションに合格できたときから、この日をすごく楽しみにしていましたし、ゲームショウやいろんなイベントに参加できて、私たち自身もすごく成長できたと思いますし、その機会を与えてくださったこととと、この作品に携われたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。
さらに、マッサージ店のセラピスト「マリ」役で登場する矢口真里さんも登壇。マリの映像を見ながら照れていた矢口さんは、「自分の人生でこんな言葉を発するのはこのゲームでしかないだろうなというぐらい、本当にセクシーなセリフが多くてめちゃくちゃ恥ずかしかったんですけれども、映像と一緒になったときに、『あたしって、結構セクシーなこともいけるんだな』って思って、自信が付きました」とコメントした。
次に、本作のメインテーマ「Butterfly City」を手がけた、Zeebraさん、Mummy-D (RHYMESTER)さん、RYO the SKYWALKERさん、DJ hasebeさんが登壇。名越総監督と4人のコラボレートについて説明。CDは17日に発売され、初回仕様は本作とのコラボレーションジャケットとなっている。
■ 神室町を舞台にした新たなプロジェクト「PROJECT K」もすでに始動
発表会の最後に、名越総合監督から、「『龍が如く』というタイトルは、これからもまだまだ新しい進化を私自身続けていけたらな、と心から思っています。そして、その進化の一端として、すでに始めている仕事もありまして、今日はほんの少し、その一端というものをお見せしたい」ということでプロモーション映像とともに発表されたのが、神室町を舞台にした新たなプロジェクト「PROJECT K」。以前から始動していたそうだが、現状はまだプロジェクト名もコードネームのままとなっている。「龍が如く 見参!」のようなスピンアウト的なタイトルのようだが、主人公は少年。それ以外の情報は明らかにされなかった。
神室町を舞台とした新たな物語「PROJECT K」。少年が主人公であることが明らかにされたが、プラットフォームなどは不明 |
(C)SEGA
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「龍が如く.com」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/
□「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/four/
(2010年 3月 16日)