バンダイナムコ、「パックマニア」、「コズモギャング・ザ・ビデオ」を
バーチャルコンソール アーケードで8月4日に配信開始


8月4日 配信開始

価格:各800Wiiポイント(800円相当)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii用「バーチャルコンソール アーケード」において、8月4日より「パックマニア」、「コズモギャング・ザ・ビデオの2タイトルの配信を開始する。価格は各800Wiiポイント。



■ パックマニア

幕間のデモシーン(下)など、「パックマン」らしさは健在

 1987年にアーケード版がリリースされた縦画面アクションゲーム。アーケード版は「SYSTEM I」基板を使用。2人交互プレイに対応。

 「パックマン」と同じく、主人公・パックマンがクッキーを食べ、ステージ内のクッキーを全て食べるとクリアというゲームルールは同じ。画面がクォータービューに変更され、キャラクターやステージが立体的に描かれているほか、Wiiリモコンの1か2ボタンを押すと、パックマンがジャンプし、ゴーストを飛び越えられるというアクションが追加されている(同じ面をプレイしている間、時間経過とともにジャンプの高度が低下していく)。

 ステージに点在するパワークッキーを食べると、パックマンがパワーアップ、ゴーストは一定時間青くなり、ゴーストを食べることができるようになるところもオリジナル「パックマンと同じだ。この他、パックマンの移動スピードが上がる「スピードアップクッキー」や、青くなったゴーストの点数が上がる「スコアアップクッキー」などが追加されている。

 立体的に描画されたことによって、見た目にインパクトがあったことは当然だが、操作感にも多少の変化が感じられたタイトル。BGMも豪華になり、よりポップなイメージとなった。Wiiでは、2007年12月に発売された「みんなで遊ぼう! ナムコカーニバル」に移植版が収録されているが、バーチャルコンソールでは初登場となる。



(C)1980 2009 NBGI


■ コズモギャング・ザ・ビデオ

ボーナスステージ(下)が特徴的な縦比率固定画面シューティングタイトル

 1990年にアーケード版がリリースされた、縦画面固定画面シューティングゲーム。2人同時プレイに対応。アーケード版は「SYSTEM II」基板を使用。

 宇宙要塞アンコクから、宇宙盗賊団が手下を引き連れ侵略してきた! 盗賊団のボス・ドンコズモを倒し、宇宙要塞を破壊する為、戦闘機ハイパービートで迎え撃て!! というストーリーで展開するタイトルで、エレメカからスタートした「コズモギャング」シリーズの流れをくみ、「ギャラクシアン」、「ギャラガ」などのエッセンスと、「コズモ」たちのコミカルなキャラクターが融合したシューティングゲームとなっている。コズモギャングを倒すと一定確率でハイパービートの弾がパワーアップする「アーマー」や、一定時間コズモギャングの動きが止まる「びっくり箱」、コズモギャングを吹き飛ばすトルネード弾を1回だけ撃つことができる「トルネード」などのアイテムが出現する。

 全33面(ギャング)が用意されており、「ギャラガ」などと同様に、ギャングを進めると、ボーナスステージが出現する。このボーナスステージはエレメカ「コズモギャングス」に似たものになっている。画面下に用意された「エネルギーコンテナ」を守るため、下に下りてくるコズモギャングに大砲から撃ち出す弾を当て、時間内にコンテナを持ち去られなければ勝利。結果に応じてスコアが獲得できる。

 パーチャルコンソールでは、「コズモギャング」シリーズとしては、スーパーファミコン版「コズモギャング ザ・パズル」が2008年2月に配信されている(オリジナルは『~ザ・ビデオ』と同じくアーケード版)。



(C)1990 2009 NBGI

(2009年 7月 31日)

[Reported by 佐伯憲司]