ニュース

「バイオハザード アンブレラコア」の体験会を開催!

プロデューサーがゲームのポイントを詳しく解説

3月12日 開催

会場:UDX秋葉原 南ウィング6F ホールA&B

プレーヤーは傭兵となって戦う。ガスマスクを装備した姿も「バイオ」ならでは

 カプコンは「UDX秋葉原 南ウィング6F ホールA&B」にて、プレイステーション 4/Windows用対戦型シューター「バイオハザード アンブレラコア」の先行体験会を開催した。本作はサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」シリーズの世界観で、プレーヤー同士が戦う。プレーヤーは怪物が徘徊するフィールドで傭兵となり、戦闘を行なう。

 体験会ではプロデューサーのジェームズ=バンス氏が登壇し、本作の概要やポイントとなる「バイオハザード」の世界ならではの要素を紹介した。バンス氏は、本作をプレイするうえでの重要な要素は遮蔽物に隠れる“アナログカバー”と近接装備“ゾンビパイル”による一撃必殺の攻撃、そして「アンプレラコア」のもっとも大きな特徴のひとつであるクリーチャー“ゾンビ”をうまく利用することだと解説た。

 前述のとおり、フィールドには犬やカラス、ゾンビといったクリーチャーが徘徊しているが、戦闘開始直後のプレーヤーは“ゾンビジャマー”と呼ばれる装置を背負っているため、ゾンビたちからは敵として認識されることはない。しかし、攻撃などによって装置を破壊された場合、怪物たちはプレーヤーを敵と認識して一斉に牙を剥くのだ。他にも、ゾンビにわざと噛みつかせて弾除けにつかう“ゾンビシールド”と呼ばれるアクションも存在している。このようにゾンビを有効活用することによって、戦局を有利にもっていくことができるのだという。

 解説を終え、いよいよ始まった体験会では本作で登場する新たなフィールド「トライセルHQ」と過去のシリーズ作品をモチーフにした「キジュジュ自治区12区域」、「発端の村」で3対3の対戦をプレイすることができた。

 「トライセルHQ」はオフィスビルのような建物のフィールド。外には犬が、室内にはゾンビがうろついている。とても明るい室内ではあるが遮蔽物が多く、どこから相手チームの襲撃を受けるかわからない異様な緊張感に包まれていた。

新マップ「トライセルHQ」。実際にプレイした記者は相手プレーヤーから奇襲を受け、あっという間にハチの巣にされてしまった

 次のフィールドは「バイオハザード5」の舞台をモチーフにした「キジュジュ自治区12区域」。広大な街にはククリナイフを手にした強力なクリーチャー“マジニ”がうろついている。とにかく広いうえに建築物も多い。そのため、どこから攻撃されているのかもわからず、気がついたら脳天を撃ち抜かれていることも。また、ジャマーを破壊されてマジニの餌食になることもあるので注意が必要だ。

戦闘前のブリーフィング画面では、装備やチームの情報に加えてフィールドの雰囲気を確認することができる

 最後のフィールドは「バイオハザード4」をモチーフにした「発端の村」。ゾンビパイルを使用して壁をよじ登ったり、屋根の上へ移動することができるのが特徴的だ。高台へ行くことでフィールドを見渡しやすくなり、相手の位置を把握することができる。だが、当然ながら相手からも自分の位置が丸見えになってしまうため、脅威にさらされやすくなってしまう。

感染体“ガナード”とともにうろつくカラスのエサになってしまわないよう、周囲に気を配って戦おう。ちなみに記者はこのフィールドでもズタボロに倒されている

 体験会を終え、バンス氏はフィールドについて、「トライセルHQ」はダクトや扉といった“縦”のギミック、「キジュジュ自治区12区域」ではとにかく広いフィールド、「発端の村」はそれらの要素が融合していると解説した。また、同日プレイできたマップ以外にも未公開のステージがまだまだあるという。さらに、対戦モード以外にもシングルプレイを楽しめる「ザ・エクスペリメント」、目標やルールがプレイのたびに変わるため、同じメンバーで何度も楽しめる「マルチミッション」といったモードも公開。サントラCDやブックレットといったグッズが同梱されたPS4用ダウンロードコード版の情報も明らかにされた。

 「バイオハザード」の世界観ならではのアクションやギミックが多く詰まった「アンブレラコア」。シリーズファンはもちろん、シューター系をやりこんでいる歴戦のユーザーも楽しめる1本になることは間違いないだろう。名古屋と大阪でも先行体験会は開催されるので、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。

【今後の開催予定】

名古屋会場:グッドウィル EDM本店 4F(3月19日)
大阪会場:アニマックスCAFE 大阪日本橋(4月2日)

(三枝亜人夢(クリエンタ))