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【PS Plusフリープレイレビュー】「ロケットリーグ」 レース×サッカーの異色作!!

インディーゲーム今月のイチオシは「The Swapper」

11月4日〜12月1日 フリープレイ(PS Plusへの加入が必要)

 当コーナーでは、「PlayStation Plus」で無料配信されているタイトルのなかで、とくに注目したいタイトルをピックアップ。その魅力を紹介するとともに、「PS Plus Challenge!」を達成するための攻略法についても触れていく。

 11月4日からフリーで遊べるようになったタイトルは「ロケットリーグ」、「The Swapper」、「Woah Dave!」、「KILLZONE: MERCENARY」、「ファンタシースター ノヴァ」、「勇者のくせになまいきだ:3D PSP the Best」、「LUNATIC DAWN III」の7本。今回は、そのうち、PS Plusチャレンジの対象タイトルにも上げられている「ロケットリーグ」(Psyonix Inc)にスポットを当てた。

【Rocket League - OMG It Has Everything!】

レーシングカーを操作して巨大なサッカーボールを追え!

まずは、ボールを追える程度にレーシングカーを動かせるようになろう。そのうえで、ジャンプやブーストの使いどころがわかると、楽しさが格段にアップする

 本作は、レーシングカーでサッカーを行なう、なんとも独創的なスポーツアクション。ルールは非常にシンプルで、レーシングカーを操作して巨大なサッカーボールを相手のゴールへ叩きこむだけだ。ハンドもなければファウルもない。レーシングカー同士がガンガンぶつかり合っても大丈夫という、単純明快なパワーゲームと言えよう。

 一見するとシンプルすぎてゲーム性が浅いように思えてしまうが、さにあらず。実際にプレイしてみると、本作が持つ奥深さがよくわかる。まず、ボールの動きだ。車体がほんの少しぶつかっただけでも転がったり跳ねたりするので、ドリブルの概念はほぼないと思っていい。最初のうちはトリッキーな動きについていけず、試合中まったくボールに触れなかったなんてこともあった(笑)。

 つぎにレーシングカーの操作。レーシングカーは前進・後退ともにかなりのスピードを出せる反面、旋回性能は鈍い。また、走行以外にジャンプやブースト(燃料を消費してのロケットダッシュ)も行なえる。

 自在に走らせるには慣れが必要だが、そのぶん使いこなせるようになれば、通常のサッカーゲームとはまったく別の爽快感や達成感を味わえる。ボールの動きに慣れ、レーシングカーを乗りこなしていくうちに、ついつい夢中になってプレイしてしまう。ルール自体がシンプルなだけに、思わずのめり込んでしまうような中毒性が本作にはある。

操作ボタンの割り振りはカスタマイズがオススメ

試合中に使用するボタンは、割り振りを自由に変更できる。自分が操作しやすいようにカスタマイズすれば、レーシングカーを動かすのがより楽しくなること間違いなしだ

 なお本作の操作は、レーシングカーの前進がR2ボタン、後退がL2ボタン、旋回が走行しながら左スティックの左右で行なう。ちなみに×ボタンが決定、○ボタンがキャンセルになっている(日本のゲームと逆)ので、その点だけ注意だ。

 とはいえ、レーシングカーの操作に関しては、オプションで自由に変更できる。前進や後退を別のボタンに割り振ることもできるので、プレイしてみて操作しづらいと感じた人は、自分の好みに応じてカスタマイズするのがオススメだ。

「ロケットリーグ」の「PS Plus Challenge!」に挑戦

「PS Plus Challenge!」達成時間

1時間30分

試合開始直後にブーストを使い、ボールへ向かって一直線にダッシュすれば高い確率でゴールできる。燃料が切れる直前に通常走行に切り替えて減速するのがコツだ

 本作のPS Plusチャレンジは、合計で5回、試合に勝てばいい。ゲームモードは問わないので、エキシビジョンマッチのノーボット(敵やチームメイトが参戦せず、自分ひとりで行なう試合)をくり返せば、簡単に達成することが可能だ。また、オンライン対戦でも達成条件を満たせるため、強いプレーヤーとチームを組めば、ボールに触れないままPS Plusチャレンジを達成することも……(笑)。

 なお、上記の達成時間はゲームに慣れるまでのプレイ時間も含めたもの。1試合が約5分なので、エキシビジョンマッチのノーボットを5回行なうだけなら、ロスタイムがあることを考慮しても1時間以内に達成できる。

【スクリーンショット】

今月のインディーゲームオススメは「The Swapper」!

 もう1本、なんとしてもプレイしていただきたいのが「The Swapper」(Curve Digital)だ。こちら、ゲーム画面からはなんとなく地味な横スクロールアクションのような印象を受ける。そして、アクションゲームとしては、確かに地味なのかもしれないが、本作の真髄はステージの随所に盛り込まれているパズル要素にある。

クローンを作ってギミックを解除。位置を入れ替えて先へ進め!

クローンは同時に4体まで作り出せる。4体作ったあとでも、主人公本体がクローンに重なったりマップを切り替えたりすれば、再作成が可能だ

 ゲーム開始直後、主人公が行なえるのは左右への移動とジャンプ、そして装備しているライトを周囲に向けることのみ。しかし、少し先へ進むと、主人公と同じ動きをするクローンを作り出し、さらにクローンと自分の位置を入れ替えること(スワップ)ができるようになる。このクローンの作成とスワップをうまく利用して仕掛けを解除し、先へ進んでいくパズル性が本作の醍醐味だ。

 最初のうちは、誰にでもわかるような単純な仕掛けが設置されている。画面下にはヒントも表示されるので、仕掛けを解くのは簡単だが、先へ進むにしたがってかなり考え込まなければわからないような歯ごたえのある仕掛けも登場。難しいパズルを解くのが好きなプレーヤーは、十二分に楽しめるだろう。

「スローモーションになる」特性を活かせばプレイもラクに!

高いところから飛び降りている途中でクローンを作り出す際は、L1ボタンかL2ボタンをすぐに離さず押したままにしておくと、余裕を持ってスワップが可能だ

 もう1つ、本作をプレイしていて感じたのがアクション性の高さだ。そのため、アクションゲームが苦手な人だと“仕掛けの解き方や先へ進む方法はわかっても、難しくて実行できない”という壁に行き当たってしまうこともある。

 そんなときは、クローンを作るときはスローモーションになるという本作の特性を利用したい。クローン作成時にL1ボタンまたはL2ボタンを押しっぱなしにしておくと、時間の流れが非常に緩やかになる。その状態で主人公を操作すれば、時間はかかってしまうものの、難しい動きをラクにこなせる。

 たとえば本作では、高いところから飛び降りると落下死してしまう。落下死を回避するには、落下の最中に地面スレスレにクローンを作り出して主人公と位置を入れ替えれば防げるのだが、この一連の操作を一気に行なうのはなかなか難しい。そこで、L1ボタンかL2ボタンを押しっぱなしにすることで、あせらずに落ち着いて操作を行なえる。プレイ時間を短縮したいときは、L1ボタンかL2ボタンを押したり離したりして断続的にスローモーションにする、というテクニックもある。

 アクションゲームが得意な人はもちろんだが、アクションが苦手な人も1度は挑戦してみてほしい。難しい場面も、上記のスローモーションを活用すれば比較的ラクに突破できるはず。とてもよく考えられたパズルが満載で、アクションゲームが得意な人にはもちろん、パズルは好きだけどアクションは苦手……という人にこそ、ぜひプレイしていただきたい。ただ難しいだけのアクションゲームにはない、不思議な達成感を味わえるはずだ。

【スクリーンショット】

(平平平平)