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セガブースイベントレポートその2 「龍が如く0 誓いの場所」ステージにゲーム中に登場するセクシー美女が登場!

9月18日~21日 開催(一般公開日 20日~21日)

会場:幕張メッセ1~9ホール

入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

 東京ゲームショウ初日となった18日、セガブースでは13時より「龍が如く」シリーズの最新作である「龍が如く0 誓いの場所」(以下、本作)の最初のステージが行なわれた。このステージでは本作の重要となる3つの要素や、ステージ途中には、先日行われたセクシー美女トップ10のうち9人が登場し、彼女たちがゲーム中にどのような役割が与えられているのかといった内容が紹介されている。本稿ではこのステージの内容について、ダイジェストで紹介していこう。

左からセガの総合監督である名越稔洋氏とプロデューサーの横山昌義氏

 ステージには、本作の総合監督であるセガの名越稔洋氏とプロデューサーの横山昌義氏が登場。シリーズ最新作となる本作の様々な要素についての解説が、PVの紹介と合わせて行われていった。

 まず最初に明らかになったのは、主題歌を担当するアーティストについて。本作の主題歌を担当するのは、「龍が如く」のスピンオフタイトルのPSP「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」でも楽曲を提供している4人組男性アーティストの「湘南乃風」の皆さんとのことだ。

本作には「湘南乃風」から楽曲が2曲提供されるということなので、どのような曲になるのかファンの方は楽しみにしておこう

 続いて紹介されたのは、舞台となる時代について。本作の舞台となるのは1988年、バブル景気に浮かれる日本の中、東京の神室町と大阪の蒼天堀という2つの繁華街の中で、桐生一馬と真島吾朗の2人を主人公とした物語が描かれていく。「龍が如く」シリーズの中でも人気の高い2キャラクターの若かりし日の出来事を描き出すストーリーとなるわけだ。

 紹介されたPVの中では、桐生一馬が堂島の龍と呼ばれるようになる経緯の中で、不動産業を営むようになっていたり、真島吾朗が隻眼となった理由や、本作のヒロインとなる盲目の女性を守りながらの逃走劇など、これまでのシリーズで培われたイメージとのギャップによる驚きが感じられる内容となっていたのが印象的だった。

本作の主人公の1人である、1988年の桐生一馬。20歳ということでこれまでのシリーズよりもさらに精悍な印象だ
こちらはもう1人の主人公である24歳の真島吾朗。タキシード姿にふさわしくキャバクラの店長としての登場となる

舞台となるのは東京の神室町と大阪の蒼天堀という2つの繁華街。1988年という時代の街を忠実に再現するにあたって、パートナー企業のロゴ等はもちろん、黒や青色のゴミ袋が転がっているなど、細部にもこだわっているとのことだ

 本作のゲームでは金と女、そして暴力という3つの言葉がキーワードとなっており、金を稼ぐために、神室町マネーアイランドと蒼天堀水商売アイランドという2つのスポットをライバルとなる5人のキャラクターと競争しながら経営していく、経営シミュレーションとアドベンチャーを融合させたような楽しみ方ができるとのことだ。キャバ嬢を適切な客に移動させることで売り上げをアップすることができるようなど、これまでのシリーズよりもより広い範囲でのキャバクラを楽しめそうだった。

 ここでゲームに登場するセクシー美女トップ10のうち9人が登場。このトップ10のセクシー美女たちには、ゲーム中で重要な役割が与えられるほか、親しくなることで個室ビデオで特別なムービーを鑑賞できるようになることが紹介された。特に上位5人のセクシー美女は、真島の経営するキャバクラのキャバ嬢として登場するとのことで、いろいろとカスタマイズできることも紹介されていた。

キャバクラの運営ではキャバ嬢を適切なテーブルに移動させることで売り上げが変わるほか、街で従業員やキャバ嬢たちを雇うシーンが紹介されていた
1988年当時の遊びだったテレクラも用意。電話相手の心をつかむことができれば、電話越しではなく直接会うことができるようにな

上位10人のセクシー美女たちは、ライバル会社の秘書やキャバ嬢など、ゲームの中でも比較的重要な役として登場する

セクシー美女たちと親密になると閲覧できるようになるイメージビデオ。実写さながらの映像を、ゲーム画面を通じて見られるのが面白い
1988年当時一般的だったテレホンカードが街のあちこちに落ちており、これを集める楽しみもあるとのこと

 また、横山氏からは本作では経験値的な要素がなくなり、すべてを要素は金の力が支配しているとの紹介もされている。金の力で新たなバトル技を覚えるなど、金を稼ぐことがゲームを進行上でこれまで以上に重要な要素となる。

 このように、これまでのシリーズとはまた一味違った内容になりそうな「龍が如く0 誓いの場所」。しかし、ステージを見ていて感じたことは、さまざまな驚きがありながらも、ストーリー的にもゲームの内容的にもこれまでのシリーズを超える内容になりそうだということ。今回紹介された内容のほかにも、さまざまなミニゲームやPS Vitaアプリとのクロスプレイなど、さまざまな要素が用意されているとのことなので、今後発表される情報にも要注目のタイトルといえるだろう。

(菅原哲二)