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大人が装着できる変身ベルト、「仮面ライダーカブト」が登場
塗装にこだわり本物の質感を再現、「CLOCK UP」の音声も収録!
(2014/3/25 00:00)
バンダイは、通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、「仮面ライターカブト」に登場した変身ベルトを再現した「COMPLETE SELECTION MODIFICATION KABUTOZECTER(コンプリート セレクション モディフィケーション カブトゼクター)」を9月に発売する。価格は12,960円で、胴回り100cmまで対応。予約受付期間は6月9日まで。手数料、送料が別途かかる。
「仮面ライダーカブト」は2006年に放映された特撮番組で、「天の道を往き、総てを司る男」と名乗る謎めいた男・天道総司が仮面ライダーカブトとなり、人間に擬態する宇宙生命体・ワームに立ち向かう。仮面ライダーカブトはカブト虫をモチーフとしたライダーで、上半身を装甲で覆った「マスクドフォーム」から、超高速で行動できる“CLOCK UP”を使える「ライダーフォーム」になることができる。
「COMPLETE SELECTION MODIFICATION KABUTOZECTER」は仮面ライダーカブトに変身できる変身ベルトと、カブト虫型のゼクターホーンを再現している。仮面ライダーカブトの変身ベルトは「変身ベルト DXカブトゼクター」として番組放映時、発売されており、変身ギミックや、角の部分を可動させることで必殺技の「ライダーキック」のギミックなども再現していた。
今回発売されるベルトはこのベルトをベースに、スーパー戦隊シリーズをはじめとし、数々の特撮作品の美術造形の製作を担当し、「仮面ライダーカブト」のすべての造形を担当していた「レインボー造型企画」が監修・協力しており、様々なポイントをディテールアップ、劇中のベルトそのままのようなクオリティを実現した。
ゼクターホーンは光沢のあるシックな“カブトレッド”と呼ばれる独特の赤い色で塗装されており、バックルの細部には陰影を強調したスミ入れ塗装を追加で行なうことで、重厚感を増している。「変身ベルト DXカブトゼクター」ではプラスチックのパーツだった部分にダイキャスト素材を使用し、劇中のベルトさながらの“重さ”と質感も再現している。
最大の注目点は、以前の商品では入っていなかったマスクドモードの最大の特徴である「CLOCK UP(クロックアップ)」、「発動音」、「CLOCK OVER(クロックオーバー)」の音声を内蔵していることだ。作動スイッチのあったサイドバックルも新規に造形されている。当時の商品にはなかったギミックであり、ファンには1番嬉しい点ではないだろうか。
これまでもバンダイは「COMPLETE SELECTION MODIFICATION」として、「仮面ライダーW」から「ダブルドライバー」、「アクセルドライバー」、「ファングメモリ」、「ロストドライバー」が商品化されている。従来の商品を“モディファイ”することで本物のベルトのような質感を持ちながら、価格も抑えることに成功している。今後も様々なベルトが商品化されて欲しい。
(c)石森プロ・東映