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Xbox One初のKinect専用タイトル「Kinect スポーツ ライバルズ」に密着!
新Kinectのポテンシャルを活かした全身トラッキングで挑む新世代の体感アクション
(2013/9/22 01:12)
Xbox Oneは、Xbox 360でもリリースされたジェスチャー/音声認識デバイスであるKinectを標準装備しているところが大きな特徴となっている。このため、Xbox Oneでは自社タイトルをはじめ多くのゲームタイトルがKinectを使ったジェスチャー操作や、ボイス操作に対応しており、Xbox 360とKinectの組み合わせがもたらした革新的なインターフェイスを標準で楽しむことができるようになっている。
そうした中で、今後も引き続き注目されるのがKinect専用タイトルだ。今回の東京ゲームショウでは、Kinect専用タイトルの1つとして2014年の発売に向けて現在開発されている「Kinect スポーツライバルズ」がプレイアブル出展していたのでご紹介しよう。欧米ではもともとローンチタイトルのひとつとして開発が進められていたが、2014年に発売を延期している。日本での発売も2014年となっている。
「Kinect スポーツライバルズ」は、Kinect専用タイトルの代表作「Kinect スポーツ」シリーズ第三弾にして最新作となる。サブタイトルの「ライバルズ」が示すように、従来のシリーズのように単にKinectのインターフェイスを使ってスポーツを楽しむだけでなく、ライバルに勝つということが、ゲームにおける大きなテーマになっている。
従来のシリーズでは、Xbox LIVE用のアバターを使ってゲームを楽しむことができたが、「Kinect スポーツライバルズ」では、ゲームを始める前に全身をスキャニングし、顔はもちろんのこと、身長や体型まで、自分の完全な分身を用意した上で各スポーツに挑むことになる。
今回収録されるスポーツは、テニス、ボウリング、サッカー、ウェイクレース、シューティング、クライミングの6種類。試遊では、ウェイクレースとクライミングの2つの種目を試すことができた。
ちなみにXbox OneのKinectは、Xbox 360のKinectと比較してハードウェアがパワーアップし、その分だけ検知精度が格段に進化しており、それがゲーム性にも大きな影響をもたらしている。
ウェイクレースでは、手の開け閉めを検知してアクセル操作が行なえるなど、検知の精度および内容が細かくなっており、クライミングでは岩を掴む手の形を検知して、ちゃんと掴めるか、あるいは手が滑って落ちてしまうかを判定する。こうした細かい検知では、k従来の「Kinect スポーツ」シリーズでは行なってなかった部分であり、Xbox OneとKinectの組み合わせの魅力を存分に味わうことができる。
若干心配なのはKinectをプレイするのに必要なスペースの確保だが、これについてもXbox 360よりカメラの画角が広がっており、その分だけ短い距離での検知が可能となっているということで、前より遊びやすくなっていると言えそうだ。
なお、“ライバル”との戦いについては現時点では、ウルフクラン、バイパーネットワーク、イーグルレギオンの3つがあり、プレーヤーはいずれかに所属して仲間と団結してチームバトルを勝ち抜くというくらいしかわからない。トレーラーでは、クライミングでライバルの足を引っ張って突き落とすというシーンもあり、ラフプレイも含めたライバルチームとの戦いがゲームの魅力となるようだ。
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