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日本語翻訳ほぼ完了済みの「World of Tanks: Xbox 360 Edition」
最新版を体験。操作感も良好で、後は配信を待つのみ
(2013/9/20 14:18)
ウォーゲーミングジャパンは、現在開催中の「東京ゲームショウ2013」において、「World of Tanks: Xbox 360 Edition」の試遊台を展開している。
「World of Tanks: Xbox 360 Edition」はベラルーシのゲームデベロッパーWargaming.netが開発したタンクバトルゲーム「World of Tanks」の「Xbox 360」バージョンだ。PC版は既に世界各国で正式サービス中で、9月5日には日本でも正式にサービスが開始された。
「World of Tanks: Xbox 360 Edition」は現在ロシア、ヨーロッパ、北米でβテスト中だが、日本ではまだ配信されていない。
英語版は既にプレイレポートをお届けしているが、今回は日本語ローカライズバージョンの出展ということで、改めてレポートをお送りする。
基本的なゲームシステムはPC版の「World of Tanks」と同様で、2チームに分かれ相手チームの戦車を全て破壊するか、相手チームの陣地を占領したチームが勝利となる。戦車は世界各国の実在した戦車から試作型の戦車まで多種多様な戦車が登場し、プレーヤーはその中から1つを選んで参戦する。
「World of Tanks」のPCバージョンはマウスとキーボードで操作を行なうが、「World of Tanks: Xbox 360 Edition」では当然コントローラーで操作する。
操作性が気になるところであるが、左スティックで戦車を前進、後退、旋回、右スティックで照準を調整する。LTボタンでズーム、RTボタンで主砲を発射するというのが基本的な操作だ。この操作は「Xbox 360」のFPS/TPSでもよく使われるので、直感的に操作できた。コンソールネイティブと感じる位洗練された操作感になっている。
またPC版と大きく異なるのが各種インターフェースだ。PCは比較的モニターに近い位置からキーボードとマウスを使って操作するが、コンソール機はリビングなどでテレビから離れた位置から操作することが多いので、離れたい位置からも見やすいように全体的に文字や各種情報を示すアイコンなどは大きめになっている。
ただし気をつけておきたいのは、選択できるのは「ドイツ軍」と「アメリカ軍」の戦車だけで、PC版で既に実装されている「イギリス軍」や「ソ連軍」などの戦車は実装されていない。これらは今後のアップデートで追加予定だという。更に「Xbox 360」版ならではの改良点としてエフェクトやサウンドの高クオリティ化がされているという。
英語版との最も大きな違いのローカライズに関してだが、ほぼ完了している様に感じた。戦闘画面の各種インターフェースや、メッセージ、車庫画面の戦車の詳細な説明まで全て日本語化されていて、プレイできた範囲では未翻訳部分は見つからなかった。
最も気になる日本でのリリース時期だが、マイクロソフトと協力してアジア地域にサーバーを置くなどの調整のためもう少し時間が欲しいとのことだ。ちなみに試遊バージョンは北米サーバーに接続されていたが、プレイした範囲ではラグなどは特に感じず、マッチングもそれ程待ち時間は発生しなかった。
ローカライズのクオリティも高く、すぐにでも日本で配信できるクオリティだと感じた。日本での配信はまだ時間がかかりそうだが、続報を首を長くして待ちたい。
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