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【E3 2013】簡単な操作で熱いドッグファイトが楽しめる「World of Warplanes」プレイレポート
7月2日からオープンβテストが行なわれることが明らかに
(2013/6/14 15:12)
Wargaming.netのブースでは、現在クローズドβテスト中のWindows用空戦オンラインゲーム「World of Warplanes」の試遊台が用意されていた。
このタイトルについてプレイしてきたので、新情報とともにレポートをお届けしたい。
カジュアルゲーマーからコアゲーマーまで。幅広いプレーヤーが満足できるゲームを目指す
「World of Warplane」はWargaming.netが開発中のフライトアクションゲーム。現在は北米など一部地域にてクローズドβテストを行なっている。
同社が既に正式サービス中の「World of Tanks」によく似たゲームで、プレーヤーは1機の軍用飛行機に乗り込み、相手チームのプレーヤーを倒すか、地上目標などを一定上破壊することが目的のオンラインゲームだ。
アメリカ、日本、ソ連、ドイツの4カ国から戦闘機、重戦闘機、艦上戦闘機、地上攻撃機の4タイプの軍用飛行機が登場する。マップは今のところ10種類で、開発者によると軍用飛行機、マップ共に今後も追加されていく予定とのことだ。
開発者によると本作は特に操作性に力を入れて開発を進めたのだという。というのも、本作は初心者からコアユーザーまで幅広く楽しめるようなゲームを目指しているからだ。
飛行機をテーマにしたゲームは数多くあり、かなりシビアな操作を求められるシミュレーター系のゲームと、簡単な操作でアクロバティックな飛行が可能なカジュアルなゲームまで幅広く存在する。しかし前者はカジュアルゲーマーには難しすぎるし、後者ではコアゲーマーには物足りない。本作ではそのどちらのプレーヤーにも楽しんでもらえる様な幅広さを出すために調整を重ねているのだという。
カジュアル寄りだが刺激的な操作感。味方との協力プレイが楽しい
体験プレイではキーボード操作と、フライトスティック操作が選択できたのだが、フライトスティックは高価な部類の周辺機器なので、普及率を考え今回は敢えてキーボードでのプレイを体験してみた。
基本的な移動操作はWASDキーとマウスを組み合わせて行なう。フライトシミュレーター系のゲームの場合かなりシビアな微調整が必要な場合があるが、本作はどちらかというとカジュアル寄りで、何も操作しなくてもまっすぐと安定して飛行していく。そのため醍醐味であるドッグファイト部分などに意識を集中することが出来た。
とはいっても減速した状態で急激に高度を高く取ろうとすると失速してしまったり、スピードを出しすぎて旋回しきれないという状況は起きるので、コアなユーザーにも刺激的だろう。
戦闘部分はやはりオンラインゲームなので協力したり、されたりするのが楽しい。目の前の敵に夢中になっている隙に2機の敵戦闘機に背後をつかれた事があったのだが、マップを見たのか別のプレーヤーが助けに来てくれた。結果的に筆者は撃墜されてしまったのだが、このように連携して作戦に当たれるのは面白い。
また機体の種類も現時点でも数10種類程度あり、機体をコレクションしていくのも面白そうだ。
そして嬉しい発表もあった。本作が北米、ヨーロッパ地域で7月2日よりオープンβテストに移行することが明らかにされたのだ。日本は正式な対象国ではないが、「World of Tanks」と同じであれば、日本からでも北米サーバーに接続して英語版をプレイすることができるはずだ。
ぜひお気に入りの機体を見つけてプレイしてみて欲しい。カジュアルながらも緊張感が感じられる熱い戦闘が繰り広げられるはずだ。