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ロジクール、ゲーミングデバイスブランド「Logicool G」をローンチ

新スローガン「SCIENCE WINS」を掲げ、新製品を含む全13製品を展開

4月18日開催

秋葉原UDXギャラリー

ブランド発表を行なったロジクール代表取締役社長 竹田芳浩氏

 ロジクールは4月17日、プレス説明会を開催し、新たなPC向けゲーミングデバイスブランド「Logicool G」を発表した。これは従来のゲーミングブランド「G-Series」をさらに発展させたもので、既成品を含めゲーミングデバイス13製品を順次展開していく。

 「Logicool G」シリーズのラインナップ13製品のうち、新製品となるのはゲーミングマウス「G700s」、「G500s」、「G400s」、およびゲーミングキーボード「G510s」、ゲーミングヘッドセット「G230」の5製品。製品名末尾の「s」は、シリーズのキーステートメントである「SCIENCE WINS」を示す。他の7製品は従来品のリパッケージモデルとなり、製品名の末尾に「r」(Refreshの頭文字)が付与された上で再発売される。

正確さ、信頼性、快適性を追求。eSportsタイトルとのタイアップにも注力

Logitech International S.A チームマーケティングオフィサー M.Ehtisham Robbani氏
各eSports系タイトルとのタイアップを展開する
「Logicool G」シリーズ公式サイト

 最初に登壇したLogitech Internationalでゲーミングデバイス部門を統括するチーフマーケティングオフィサーのM.Ehtisham Robbani氏は、新たなゲーミングデバイスシリーズのキーステートメントを「SCIENCE WINS」と紹介。コンシューマーエレクトロニクス市場において、唯一成長するPCゲーミングデバイス市場の現状を引きつつ、コアゲーマーのための正確さ、信頼性、快適性を科学的な見地から追求していくとの姿勢を明らかにした。

 また「Logicool G」シリーズの展開に合わせ、各eSports系ゲームタイトルとの連携を深めることも発表された。その皮切りとしてRIOT Gamesの「League of Legends」をフィーチャーしたローンチイベントを日本、オーストラリア、インドネシアで開催する。

 タイアップタイトルは上記のほか「Counter-Strike」、「EVE ONLINE」、「HAWKEN」、「WORLD OF TANKS」、「ROME II: Total War」などなど、FPS、RTS、MMORPGと幅広いジャンルにまたがってキャンペーンを実施していく模様だ。

 またロジクールでは「Logicool G」シリーズのローンチに合わせ、「Logicool G」シリーズ専門サイトをオープン。今後順次発売される新モデルの情報を、「SCIENCE WINS」をテーマとする動画を楽しみながらチェックすることができる。

【新ブランド展開の背景】
インディーズゲームの台頭による多様化、eSportsの定着、オンライン配信による利便性の向上などを背景にPCゲーミングデバイスの市場が世界的に成長している。中でも日本は世界平均を超える36%の成長
週に20時間近くゲームをプレイするコアゲーマー層は平均の世帯年収が高く、消費性向も高い。PCゲーム市場の成長を背景に、ロジクールではコアゲーマー層に訴えかけるゲーミングデバイスの開発・展開に注力する

全製品が3年保証。新コーティングと耐久性の向上で各製品をブラッシュアップ

ロジクール、クラスター マーケティングマネージャー 古澤明仁氏
「Logicool G」シリーズのフルラインナップ
「s」がつくマウス製品に共通する新コーティング仕様

 続いて登壇したロジクールのクラスター マーケティングマネージャー古澤明仁氏は、前身となる「G-Series」のローンチから7年余りにわたって継続されてきたゲームデバイス開発の蓄積に触れつつ、「Logicool G」シリーズにおける新製品ラインナップの特徴を紹介した。全製品の保証期間が3年間となることも合わせて発表された。

 ゲーミングマウスの新製品はワイヤレスレーザーマウス「G700s」、レーザーマウス「G500s」、オプティカルマウス「G400s」の3製品。いずれも同名の前モデルをベースとしたアップデート版だ。共通する改良点は、表面コーティングの見直しとボタン耐久性の向上となる。

 マウスをホールドする際に親指、手のひら、指先が触れる3点に異なるコーティング戦略を採用。親指が触れるサイド部にはサンドペーパー風のマテリアルでグリップ力を高める。手のひらが当たる部分には高い疎水性を持つコーティングを採用し、手汗による感触の変化を防止。指先があたるメインボタン部には指紋や汚れを押さえるコーティングが施されている。

 メインボタン部には新スイッチを採用し耐久力を向上。それぞれの全モデルでは最大800万回耐久クリックであったところを、新モデルでは最大2,000万回耐久クリックを実現する。

【ロジクール G700s 充電式 ゲーミングマウス】
充電式ワイヤレスレーザーマウス。13のプログラマブルボタンを装備し、センサー解像度は200dpi〜8,200dpiの間で切り替え可能

【ロジクール G500s レーザー ゲーミングマウス】
名機「G500」のアップデート版。ボタン数は10。引き続きウェイト調整機能を搭載する。センサー解像度は「G700r」と同じく200〜8,200dpi。
「G400s」は新設計のオプティカルセンサーを装備。

 オプティカルゲーミングマウスの「G400s」では独自のセンサー技術を採用する。ロジクール独自という「デルタゼロセンサーテクノロジー」では、レンズ形状とLED照射の角度に工夫を加えた上で、新開発の解析アルゴリズムで高速操作時の正確性を一段と向上させるという。

 その他、各ボタンのプログラマブル対応、オンボードメモリ搭載、ポーリングレート1000回/秒、低摩擦ゲーミングフィートの採用など、前モデルから守られているゲーミンググレードの共通仕様は本シリーズでも引き継ぐ。

 これら3モデルのゲーミングマウス製品の発売日は4月26日。ロジクールオンラインストアの直販価格は「G700s」が9,980円、「G500s」が6,980円、「G400s」が5,480円となる。

【ロジクール G400s オプティカル ゲーミングマウス】
オプティカルセンサーにつきものの追従誤差を新設計のセンサー技術で解決。このセンサー技術はロジクール製品のみに使用されるという

 ゲーミングキーボード「G510s」は、前モデル「G500」をベースとするアップデート版。3モードのマクロ切り替えが可能な18個のゲームキー、メンブレンスイッチ、5キーロールオーバー、アンチゴースト機能、USBオーディオ機能、LEDバックライトなどの基本仕様を受け継ぐ。その上で、パームレスト部に疎水性に優れたコーティング、キートップには指紋や汚れが付着しにくいコーティングが施されている。「G510s」は5月17日にロジクールオンラインストア直販価格14,800円で発売予定。

【ロジクール G510s ゲーミングキーボード】
オプティカルセンサーにつきものの追従誤差を新設計のセンサー技術で解決。このセンサー技術はロジクール製品のみに使用されるという

 ゲーミングヘッドセットの新製品となる「G230」は、従来のフラッグシップモデルであったUSBゲーミングヘッドセット「G35」とは異なり、アナログ・3.5mmステレオミニプラグを採用。最大の特徴はイヤーカップ。スポーツ仕様の素材を採用し快適な装着感を実現したうえ、取り外しての水洗いも可能だという。「G230」は5月17日にロジクールオンラインストア直販価格6,980円で発売予定。

【ロジクール G230 ステレオ ゲーミング ヘッドセット】
ノイズキャンセリングマイク搭載のアナログヘッドセット。40mm経サウンドドライバーを採用し高音質も確保するという。イヤーカップは取り外して水洗いできる

 その他、製品仕様は変わらないながら、型番に「r」を付与したリパッケージ6製品が順次発売される。4月19日に「ロジクール オプティカル ゲーミングマウス G300」および「ロジクール F710 ワイヤレス ゲームパッド」、「ロジクール F310 ゲームパッド」。4月26日に「ロジクール MMO ゲーミングマウス G600」。5月17日に「ロジクール G35 サラウンド ヘッドセット」。「ロジクール G13 アドバンス ゲームボード」が近日予定、となっている。

 メカニカルスイッチのゲーミングキーボード「ロジクール ゲーミング キーボード G710p」およびエントリーモデルのゲーミングキーボード「ロジクール ゲーミング キーボード G105」は「G-Series」ブランドで2月8日に発売済みだが、これらも今後は「Logicool G」シリーズ製品として取り扱われる模様だ。

【その他の「Logicool G」シリーズ(リパッケージ&既成品)】
「ロジクール オプティカル ゲーミングマウス G300」
「ロジクール F710 ワイヤレス ゲームパッド」
「ロジクール F310 ゲームパッド」
「ロジクール MMO ゲーミングマウス G600」
「ロジクール G35 サラウンド ヘッドセット」
「ロジクール G13 アドバンス ゲームボード」
「ロジクール ゲーミング キーボード G710p」
「ロジクール ゲーミング キーボード G105」
【プロゲーマーによるプレイデモ】
プロゲーマーStanSmithさん
第3回ファミ通ゲーマーエンジェル 青木志貴さん
会場には2名のゲーマーが登場し、「Logicool G」シリーズ製品を使ったゲームプレイを披露。StanSmithさんは「G400s」の高性能オプティカルセンサーを「使い始めでもAIMしやすい」と高く評価。 青木志貴さんは「G710s」の多ボタンを生かしてMMORPGのスキル発動を自動化し、快適にプレイする様子を紹介した。

(佐藤カフジ)