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【特別企画】Logicool Gシリーズ新5製品を総点検

堅実な操作ができるレーザーマウス「G500s」はRTS向けの最適スペック

堅実な操作ができるレーザーマウス「G500s」はRTS向けの最適スペック

「G500s レーザー ゲーミング マウス」。4月26日発売。6,980円。
ウェイトカートリッジ機能を搭載。最大22.5gの追加ウェイトを搭載可能
側面のくぼみは浅く、なだらかだ
デュアルモードスクロールホイール。高速回転ができる

 3製品の中ではミドルクラスに位置する「G500s」は、「G400s」に形は似ているが、使い道においては似て非なるものだ。

 根本的な違いはまず、親指が当たるサムグリップ部分が「G400s」に比べて窪みがなくツルリとしており、つまみ持ちでは心もとなさが感じられる点。それから、前モデル「G500」から引き続き搭載されるウェイトカートリッジ “なし” でも、マウス重量170g(ケーブル込み)とかなり重めである点。そしてデュアルモードスクロールホイール搭載で、高速回転はしやすいけれども、逆に1ノッチづつの確実な操作はしづらい点だ。

 その代わりと言っては何だが、サイドに3ボタン、メインボタン横に2ボタンと、アクセスしやすい位置に5つのスペシャルボタンが装備されている点が「G500s」の特徴だ。かなり重めの重量のおかげで高速な切り返しはしんどいが、マウスを走らせ、“止め”る際に安定感のある操作ができる。

 例えば、1ドットだけ右に、といった細かい操作を、しかしそう急ぐわけでもなくする際には、「G400s」よりも「G500s」のほうが断然やりやすい。

 基本的にかぶせ持ちを前提とした形状も相まって、本製品は、画面内でカーソルを動かして特定のポイントを指す操作に適している。具体的には見下ろし型のRTS系ゲームに最適だ。

 例えば「League of Legends」のようなストラテジーゲームなら、5つのボタンも活かせる。いくつかのショートカットにサイドボタンを割り当てれば、キーボードはメインスキルボタンに集中できて便利だ。他のゲームでも様々な使い道が考えられるだろう。

【G500s レーザー ゲーミング マウス】
Logicool Gシリーズに共通して、「Logicool ゲームソフトウェア」でDPIやボタン機能の設定が可能。「G500s」では3つのサイドボタン、2つのサムボタンがマクロ用途で使い出がある

(佐藤カフジ)