ゼニマックス、PS3/Xbox 360「TESV: Skyrim」新情報公開
伝説の生物「ドラゴン」と伝説の勇者「ドラゴンボーン」
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ゼニマックス・アジア株式会社は、12月8日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用RPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」(TESV: Skyrim)の新情報を公開した。
今回は、本作において最強にして最大、そして最悪の生物として畏怖される「ドラゴン」と、ドラゴンの魂をも操る伝説の勇者「ドラゴンボーン」に関する情報をお伝えしていく。また、新たな怪物として「トロル ~Troll~」や「氷の精霊 ~FROST ATRONACH~」も紹介する。
「TESV: Skyrim」は、11月11日(北米・欧州時間)に発売。12月8日発売予定の日本語版の開発においては、70名近い声優を起用し、6万ラインもの台本を読み上げ、4カ所のスタジオにて1カ月に渡る収録を決行し、海外同様の仕様での日本語フルローカライズを実現している。なお既報の通り、ヨドバシカメラマルチメディア Akibaにて開催される「海外GAME体験会」への出展も決定している。
■ ドラゴン
ドラゴンとは、「スカイリム」の地において長きにわたりその姿を目撃することがなかったため、多くの人々が伝説上の生き物だと信じてやまず、かつてドラゴンによって彼の地に見舞われた悲劇の記憶ももはや薄れかけていた。しかし、ある事件をきっかけに、ドラゴンが再び人々の前に降臨することになる。
紅蓮の炎を吐き、あらゆるものを焼き尽くす。その皮膚が堅牢なウロコに包まれ鋭い牙は岩をも噛み砕く。縦横無尽に空を飛び、耳を引き裂くような方向で見るものを萎縮させる恐怖の存在。しかし、単に野蛮なだけでなく知性もあり、人間を遥かに超える長寿であるとされている。
また、スカイリムの地には複数のドラゴンが生息しているという伝承がある。そして、必ずしも人間の敵であるとは限らないことも伝説として語り継がれてきた。「もしもドラゴンを倒すものが現われれば、その力を吸収することができる」。スカイリムの地ではそう信じられている。同時に、倒したドラゴンの遺骸からは、誰も見たことのないような貴重な素材が採集できるという言い伝えもある。
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■ ドラゴンボーン
伝説では、ドラゴンを制しその力を身に付けられる者こそが、選ばれし「ドラゴンボーン」となる。ドラゴンに挑み倒すことができても、誰もがドラゴンシャウトを自在に操れるわけではない。ドラゴンを倒し、さらにその魂を吸収できる能力を持っていなければ、ドラゴンボーンではないとも記されている。
真のドラゴンボーンは、シャウトを自らの力として取り込むことができる。ドラゴンを倒し、その魂を吸収できる者――ドラゴンボーン――は、シャウトを自在に操る最強の戦士でもあるのだ。
しかし、すべては伝承に過ぎない。果たしてドラゴンボーンとは何者なのか? その謎を解き明かすために、冒険者たちはドラゴンの伝説のすべてを解明しなければならない。
ドラゴンシャウトとは、ドラゴンが発する言葉であり人間には凄まじい咆哮にしか聞こえない。それは独自の言語であり、人知を超越したパワーが秘められているという。シャウトにはそれぞれ意味があり、ドラゴンの種類によって内容も異なる。
ドラゴンを倒す術はあるのか? 腕利きの傭兵ですら対峙すれば命の保証はない。まったく小さな存在でしかない人間が、ドラゴンに1撃を加えるには地上に舞い降りた瞬間を狙うしかないだろう。しかし、頑強な城壁をも破壊するドラゴンに正面から挑んでも勝てる保証はない。勇気と知恵、そして使える武器をすべて投入しなければ勝機はないと断言できる。
■ トロル ~Troll~
一見、猿人のように見えるが、スカイリムの世界では最も凶暴な生物の1種とされる。森に棲み、群れをなして行動し人間を発見すると餌とみなして襲いかかってくる。腕力が非常に強く、十分な装備であっても苦戦が予想される強敵である。森林エリアを探索する際には、トロルの群れには万全の注意が必要となる。
■ 氷の精霊 ~FROST ATRONACH~
全身を氷に覆われた異形の存在。だが、敵ではない。ある能力を身に付けた者だけが操ることのできる召喚獣のようだ。精霊としてスカイリムの地に存在しており、呪文によって姿を現わす。その人知を超えたパワーを利用すれば、強敵を圧倒できるだろう。
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(2011年 11月 11日)