ジー・モード代表取締役社長の宮路武氏が急逝
後任はガイアホールディングスの郡山龍氏
株式会社ジー・モードは8月1日、代表取締役社長の宮路武氏が7月29日に急逝したため、同日、代表取締役を退任したことを発表した。
宮路氏は実兄の宮路洋一氏らとともに、1985年に株式会社ゲームアーツを設立。「グランディア」や「ガングリフォン」といった人気シリーズを手がけた後、2000年に独立。モバイルゲームの開発・提供を主とするジー・モードを設立すると、「テトリス」を始めとしたヒット作を飛ばし、日本有数のモバイルゲーム会社へと成長させた。
宮路氏の後任には、ガイアホールディングス株式会社で取締役会長を務める郡山龍氏が代表取締役として就任する。ガイアホールディングスは、株式会社アプリックスが4月に商号変更した会社で、ジー・モードはガイアホールディングスのグループ会社となっている。郡山氏は6月にジー・モードの取締役副社長に就任している。
また郡山氏は宮路氏とは30年近い親交があるという。ジー・モードは郡山氏を後任としたことについて、「近年では共に当社の経営を担ってきた郡山龍が当社代表取締役に就任し、故人の遺志を引き継いで宮路武の経営スタイルや経営方針を継承していく体制を構築することが最善であるとの判断に至りました」と発表している。
(2011年 8月 1日)