バンダイナムコ、PSP「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」
オリジナルキャラクターと特殊能力&スキルを紹介


4月14日 発売予定

価格:7,329円(通常版)
   7,854円(数量限定BOX版)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、4月14日に発売を予定しているPSP用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」の新情報を公開した。今回紹介するのは、本作の主人公“クロウ・ブルースト”とクロウが乗るオリジナルロボット“ブラスタ”の情報。また、原作を忠実に再現した“特殊能力”と“特殊スキル”の情報も公開となったので、こちらの情報も併せて紹介していく。

 本作に登場するオリジナル主人公は1人で、彼の搭乗する主人公ロボットが1機となっている。主人公の名前、誕生日、血液型は変更することが可能。誕生日と血液型の設定により、覚える精神コマンドが変化する。なお、主人公の乗るオリジナルロボットの名前は変更することができない。

【プレストーリー】

互いに交わる事のないはずだった数多の並行世界。

しかし、大時空震動によって、それらを隔てる壁はもろくも破壊された。
そして、多くの世界は分裂・融合し、複数の「多元世界」が誕生した。

 舞台は、その中の1つに存在する地球。大時空震動発生から20年が経ち、
秩序の下に社会を形成していたが、未だ平穏は遠い彼方にあった。
覇権を巡っての大国同士の睨み合い、小国間の争い、政府軍と
レジスタンスの衝突、地球国家とスペースコロニーの対立、テロの横行……。

それらに加え、人類には共通の敵が存在していた。
別の次元から散発的に現れる謎の生命体・次元獣である。
災害として扱われる次元獣の被害は、年を経るごとに増加する傾向にあった。

不安と怒りの火種を多くの人間が抱えたまま、今日も世界は回る。
そして、その先には変革という名の戦いの嵐が待ち受けていた……。




■ オリジナル主人公機「ブラスタ」

メカデザイン:小野聖二
全長:18.3m
重量:62.6t

 アクシオン財団第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「DMバスター」の試作1号機。開発時はナンバー0(ゼロ)のコードネームで呼ばれていた。

 機体のベースはアクシオン製の機動兵器であるが、異次元からの未知の生物である次元獣に対抗するために破格ともいえるスペックを持たされている。特に機動性と索敵能力、戦場で得られたデータを分析する能力に長けており、あらゆる状況下において単独で強大な敵と戦う、あるいはそのデータを収集して生還する事を目的としている。アクシオン製の最新火器「AX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)」を装備し、状況に応じてカートリッジを換装して使用する。

 また、左腕に装備されたシールド「バンカー」は表面にフィールドを発生させて敵の攻撃を減退させる効果を持つ。採算度外視で開発された試作機であるため、現時点で量産の目処は立っていない。


■ オリジナル主人公「クロウ・ブルースト」

CV:うえだゆうじ
キャラクターデザイン:河野さち子(STUDIO G-1 NEO)

 軍の特殊部隊出身のパイロット。父親との衝突から家を飛び出し、軍に入隊した後、適正を認められて特殊部隊に配属されるものの、父親の病を契機に除隊する。

 しかし、その死に目には間に合わず、事業の失敗による借金を背負う事となる。ニヒルな無頼漢を気取るが、そのポーズが長続きしない二枚目半。様々な特技を持ち、生身での戦闘でも実力を発揮する。女嫌いを自称し、美人は信用しないと公言する。その原因は過去に由来するが、本人は語ろうとしない。


■ オリジナルキャラクター「トライア・スコート」

キャラクターデザイン:河野さち子(STUDIO G-1 NEO)

 アクシオン財団第13防衛研究所の責任者。ロボット工学とエネルギー工学の権威であり、対次元獣用機動兵器であるDMバスター・ナンバー0「ブラスタ」を開発した。自身の研究の完成が行動の第1目的であり、そのためには他の全てを犠牲にしてでも進んでいくタイプ。

 世間の常識に囚われない柔軟な思考の持ち主であるが、別の側面で見れば常識知らずの超マイペース人間。アクシオン財団総裁のカルロスとは大学時代の学友であり、犬猿の仲。トライアが若くして研究所を1つ任せられたのは、本人の実力もあるが、半分はカルロスの嫌がらせでもある。

※トライアにキャラクターボイス(CV)はありません。


【戦闘シーン】
ロングバレルを装着したAX-55EAGLEで次元獣を狙い撃つブラスタ

装備している「AX-55EAGLE」で攻撃を仕掛けた後、バンカー(シールド)から発射したワイヤーが敵に絡みつき、動きを封じる。そしてその周囲を回転しながらAX-55EAGLEを撃ち続ける
ワイヤーを外しても攻撃は続く敵との距離を縮めて……最後はバンカーで切り裂く!




■ 特殊能力&特殊スキル紹介

 特殊能力は原作の設定を再現したもので、各機体ごとに能力は大きく異なる。特殊スキルはパイロットが持つ能力。特殊スキルはうまく活用することで戦闘を有利に展開することができる。

【グレンラガンの特殊能力】

■ グレンラガン合体、分離

 シモンが搭乗する小型ガンメン「ラガン」と、カミナが搭乗するガンメン「グレン」が合体することによって、「グレンラガン」になることができる。合体後はラガンとグレンに分離することも可能。


■ 操縦者交代

 グレンラガンに合体した状態で、個別コマンド「操縦者交代」を使用すると、メインパイロットとサブパイロットの交代を行なうことができる。カミナは特殊スキル「戦意高揚」を最初から持っているため、気力が上がり易く、グレンラガンの要気力武器をシモンより先に使える場合があるということを覚えておくといいだろう。


■ 螺旋力発動

 グレンラガンに合体した状態で、メインパイロットの気力が130以上になると、特殊能力「HP回復(小)」が発動する。さらに、メインパイロットの気力と螺旋力(特殊スキル)のレベルによって、機体の最終与ダメージに補正が入る。


【六神合体ゴッドマーズの特殊能力】

■ ガイヤーの特殊能力「六神合体」

 明神タケルはガイヤーで出撃することになる。タケルの気力が130以上になると個別コマンド「六神合体」が使用可能となり、ゴッドマーズに合体することができる。


【獣装機攻 ダンクーガ ノヴァの特殊能力】

■ ノヴァイーグルの特殊能力「超獣合神」

 飛鷹 葵はノヴァイーグルで出撃することになる。葵の気力が130以上になると、個別コマンド「超獣合神」が使用可能となり、ダンクーガノヴァに超獣合神することができる。なお、ノヴァイーグル以外のヴァリアブルビーストマシンであるノヴァエレファント、ノヴァライガー、ノヴァライノスは単独の機体として使用することができない(ただし、ダンクーガノヴァに合神するとそれぞれの操縦者はサブパイロット扱いとなり、精神コマンドは使用することができる)。

 また、合神から5ターンが経過すると、ダンクーガノヴァは機関暴走を迎え、合神は自動的に解除されてしまう。その後、同じマップ上では再合神はできない。


【コードギアス 反逆のルルーシュの特殊スキル】

■ ゼロの特殊スキル「戦術指揮」

 ゼロは「戦術指揮」という特殊スキルを持っている。これは個別コマンド「戦術指揮」が使用可能となり、「攻撃指揮」、「防御指揮」、「特攻指揮」の効果に応じて、特定の範囲内にいる味方ユニットの能力が1ターンの間だけ変化するというもの。ただし、この「戦術指揮」を使用したターンは、ゼロは行動することができなくなるので注意してほしい。



(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)サンライズ
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS Character Design (C)2006-2008 CLAMP
(C)XEBEC・フライングドッグ/創通
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)東映
(C)光プロダクション
(C)藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会
(C)PRODUCTION REED 1980
(C)PRODUCTION REED 1985
(C)1983 ビックウエスト・TMS
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2004 大張正己・赤松和光・GONZO/グラヴィオンツヴァイ製作委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
(C)2009 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
(C)2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋
(C)2009 BONES/Project EUREKA MOVIE

(2011年 3月 4日)

[Reported by 志賀康紀]