株式会社スクウェア・エニックスは、3月31日発売予定のニンテンドーDS用ロールプレイング「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー２　プロフェッショナル」（DQM-J2　プロフェッショナル）の新情報を公開した。

　公開された新情報は、モンスターの新たな特技/特性をはじめ、バトルの状況を大きく左右する新要素「系統テンションバーン」やルールの1部が追加/変更された「Wi-Fi対戦」について。さらに、登場モンスターやふ化させることで貴重なモンスターを仲間にできる「モンスターのタマゴ」の情報も明らかになった。

■ モンスターの新たな特技/特性

　「DQM-J2　プロフェッショナル」では、モンスターだけでなく新たな特技や特性も追加。新特技、新特性として、特に「対戦」を盛り上げる為のスキルが数多く追加されているところに注目して欲しい。

[特技 てんいむほう斬]
複数の系統に対して大ダメージを与える

[特技 つるぎのまい]
ランダムに3回～7回連続で攻撃する強力な物理攻撃

[特技 みちづれのワルツ]
「みちづれのワルツ」という名称の通り、同じサイズのモンスターを指定すると数ラウンド後にそのモンスターを道連れにして息絶える		使用者と対象者には、息絶えるまでのラウンド数が表示される

[特技 ギガ・マホトラ]
「巨大モンスタつぶし」は、巨大なサイズのモンスターに対抗するための特技や特性を備えたスキル。「会心封じ」、「アタックカンタ」などを覚えられるほか、スキルを極めれば「ギガキラー」も習得できる。特技の「ギガ・マホトラ」はマホトラの上位版で、敵1体のMPを4回連続で奪える

[特技 におう斬り]	[特性 メタルキラー]
「メタルつぶし」は、鉄壁の守備力を誇るメタル系モンスターに対して有効なスキル。「魔神斬り」や「黒い霧」に加え、ダメージを軽減する特性「メタルボディ」を無効化する究極の特性「メタルキラー」を習得できる。新特技「におう斬り」は、「みがわり」などの特技を無効化して敵全体に必ずダメージを与えることができる

[特技 ゼロのしょうげき]
「しっぷう・ゼロ封じ」は、プレーヤー同士の対戦で有効な「しっぷうづき」や「ラウンドゼロ」など特技を封じるためのスキル。前作でも習得できた「リバース」や「作戦封じ」のほか、Sサイズモンスターへのダメージが増加する特性「スタンダードキラー」を覚えることができる。「ゼロのしょうげき」は、相手の行動を予測して使用する新特技。「ラウンドゼロ」や「黒い霧」といった空間全体に効果のある特技を相手が使用した場合に限り、そのモンスターに死の効果を与えられる。しかし、予測が外れると技を仕掛けたモンスターが息絶えてしまう

[特性 ねがえり]	[特性 いきなりテンション]
ねむり状態の時だけ発動する特性で、敵全体にダメージを与えることができる。通常はねむり状態だと行動不能だが、この特性を持っていると「ねがえり」をうてる	バトル開始時に、一定の確率でテンションが1段階上昇する。テンションが上昇すると攻撃力が上がるため、序盤からバトルを有利に展開することができる

■ 新要素「系統テンションバーン」

「系統テンションバーン」が発動することにより戦局が一変!?

　「系統テンションバーン」は、各モンスターが「系統ごとに決まった条件」を満たしたときに、低い確率だが自分のテンションが一段階上がるバトルシステム。例えば、スライム系モンスターの場合、「ルカニ」や「ダウン」などの弱体化攻撃を受けると「スライムバーン」が発動する。

　また、ゾンビ系モンスターの場合は敵か味方のいずれかが1体倒れたときに「ゾンビバーン」が発動、物質系モンスターの場合は味方から強化系の補助を受けた時に「マテリアルバーン」が発動するなど、条件はモンスターの系統ごとにまったく異なる。

[スライムバーン]
敵から弱体化系呪文「ルカナン」などを受けると発動する

[ゾンビバーン]
敵・味方のうちの1体が息絶えると発動する「ゾンビバーン」

[マテリアルバーン]
味方から強化系呪文「バイキルト」などをかけられると発動

■ さらに充実したWi-Fi対戦

　今作では、オリジナル版で盛り上がったリアルタイムでのWi-Fi対戦もパワーアップ。前作からのルールの1部が追加/変更されている。

【対決画面も進化】
今作のWi-Fi対戦では、バトル開始前にパーティーの総合的な強さを表わす「パーティランク」が星の数で表示される。 　もし、相手の星の数が自分よりも多かったら手強い証拠。心してバトルに挑め！

● 「ともだちと対戦」でのルール設定

　前作では、「入れかえ」のルールとして「フリー」と「きんし」の2種類が用意されていた。「DQM-J2　プロフェッショナル」ではさらに、1回のバトルにつき1人1回だけパーティーメンバーを入れ替えられる「1回のみ」というルールが追加されている。

　また、「種族」についても、前作の「すべてOK」と「どうけいとうきんし」に加え、同系統はOKだが同種族モンスターの2体以上の参加を禁止する「どうけいとうOK」が新たに採用されている。「どうけいとうきんし」よりも、モンスターを組み合わせるバリエーションは豊かになる。

● 「みしらぬ人と対戦」でのルール設定

　「みしらぬ人と対戦」は、入れかえが「1回のみ」、種族が「どうけいとうOK」という新ルールで統一される。また、今作より新たに追加される「RANK」という項目で、バトルに参加するモンスターのランクを指定できるようになる。

　ランクは、「F～D」、「C～A」、「S・SS」、「むさべつ」の4つのうちいずれか1つを選択できる。バトルに参加可能なモンスターのランクを指定することで、相手と同じ水準のモンスター同士で熱い対戦を楽しめる。

　また今作のWi-Fi対戦では、対戦中に通信が途切れてしまっても相手がAIに切り替わりバトルが続行される。

■ 「DQ」シリーズの強力なモンスターが続々参戦！

　今作には、過去の「ドラゴンクエスト」（DQ）作品に登場したモンスターから初登場のモンスターまで、強力なモンスターたちが登場する。

【邪神レオソード】	【キラーマジンガ】
???系。オリジナル版では仲間にすることができなかったモンスター。今作では仲間にできる	物質系。「DQ」シリーズのファン待望のモンスターがついに参戦決定。古代の武器を手に暴れまわる

【スライダークロボ】	【ガーディス】
スライム系。前作にも登場したナゾのモンスター「死神スライダーク」の仲間!? 両腕から魔力を放出する	???系。Wii用ソフト「DQMB　ビクトリー」に登場した新たな大魔王が早くも今作に参戦！

■ モンスターのタマゴを育成

　さらに今作には、世界のどこかで手に入るという「モンスターのタマゴ」をふ化させることで、様々な種族のモンスターが誕生。誕生したモンスターを仲間にできるという新システムが搭載される。

　しかも、タマゴから生まれたモンスターの中には、まだ誰も見たことのないレアモンスターや通常の手段では仲間にするのが非常に難しい強力なモンスターも数多く存在するという。

祭壇のような場所でモンスターのタマゴを発見	どんなモンスターが仲間になるかは生まれてみるまでわからない

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