「スパロボOG」アニメ第2弾「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」

東京MX、AT-Xなど全国8局+ネットワーク配信で好評放映中!


放映中



 バンダイナムコゲームスの「スーパーロボット大戦」シリーズの中で、オリジナル作品として2002年に登場したゲームボーイアドバンス向けシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」(OG)。ここから「OG」の歴史は始まった。

2007年にはプレイステーション 2向けとして「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」として「OG」の世界が1つにまとめられたが、2006年から2007年にかけて放送されたTVアニメ「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」の続編として、2010年10月より、テレビアニメ「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」が放映中だ(放映TV局などは公式サイトを確認いただきたい)。



 「OG」シリーズゲーム発のアニメーション展開の第2弾である本作は、PS2「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」」のEPISODE2「THE INSPECTOR」をベースに、原作をSRプロデュースチームが担当。監督に大張正己氏、シリーズ構成・脚本は竹田裕一郎氏と八房龍之助氏が手掛け、メカデザイナーとして宮武一貴氏、カトキハジメ氏、明貴美加氏、斉藤和衛氏、ことぶきつかさ氏ら、キャラデザイナーとして江端里沙氏、浜崎賢一氏、大籠之仁氏らが参加。キャラクター総作画監督として椛島洋介氏、メカニック総作画監督として山根理宏氏らを迎え、監修はもちろんバンプレソフトの寺田貴信氏と、モノリスソフトの森住惣一郎氏が手掛けるスーパーロボット・アニメーションとなっている。

 本作の公式サイトでは、作品紹介からキャラクター、メカなどの紹介に加え、各話のプロローグ、そして寺田氏や武田氏によるネタバレを含む各話の解説が読める。


【ストーリー】

 新西暦と呼ばれる時代。

 地球連邦政府に対し反旗を翻したディバイン・クルセイダーズとの「DC戦争」、異星人エアロゲイターとの「L5戦役」が終結してから半年後……。

 大戦によって中枢部や要人を失った地球連邦政府は組織の再編を余儀なくされ、コロニー総合府大統領であったブライアン・ミッドクリッドが連邦政府大統領に就任した。そして、彼は連邦議会でL5戦役の情報を公開……後に「東京宣言」と呼ばれるこの発表で地球外知的生命体の存在が公式に認められ、彼らが地球人類にとって脅威となることが示唆された。

 さらにミッドクリッド大統領は地球圏の一致団結を訴え、連邦軍の組織改編と軍備増強計画「イージス計画」を発表した。そして、その計画の名の下に人型機動兵器の量産や新型機の開発、地球圏防衛網の強化などが進められた。

 だが、それらの陰でうごめく者達がいた。かつて、ビアン・ゾルダーク博士が率いた軍事結社「ディバイン・クルセイダーズ」、通称「DC」の残党。連邦政府や連邦軍内で軍事政権の樹立を目論む者達。

 しかし、人々はまだ気づいていなかった。真の敵は「極めて近く、限りなく遠い世界」、そして「静寂の世界」から到来していることを……。

※前作「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」までの略式年表や用語解説は公式サイトを確認いただきたい。





■ 登場メカ、キャラクター紹介

● アルトアイゼン

 本作の主役メカ。地球連邦軍の地球圏防衛計画の一環として、北米ラングレー基地で進められていたATX計画(対異星人戦闘用・強襲用人型機動兵器開発計画)……その中で3番目にロールアウトした試作機、それがアルトアイゼンである。

 「絶対的な火力をもって正面突破を可能とする」というコンセプトで開発されたパーソナルトルーパーで、PTX-003ゲシュペンストを母体に過激なまでの改造を加えられ、武装も近・中距離戦闘用の実弾兵器が中心となっている。近接・格闘戦においては比類なき実力を発揮するが、あまりにも時代に逆行した設計コンセプトから次期主力機の採用は見送られ、コードネームだった「アルトアイゼン(独語で古い鉄)」という不名誉な機体名で呼ばれるようになった。

● キョウスケ・ナンブ

 本編主人公。地球連邦軍の特殊PT部隊・ATXチームの隊長であり、階級は中尉。アルトアイゼンのパイロット。無口なため、沈着冷静に見えるが感情を表に出していないだけで、実際は静かに燃える熱血漢。同じチームに所属するエクセレン・ブロウニングとは恋人同士。本人は彼女のことを空気のように思っているため、素っ気なく扱うが、誰よりも彼女のことを気にかけている。博打好きで、いつも分の悪い方に賭けるため、エクセレンからは止められている。

アルトアイゼンキョウスケ・ナンブ(CV:森川智之)


● ヴァイスリッター

 地球連邦軍のATX計画(強襲用人型機動兵器開発計画)で開発されたパーソナルトルーパー。テスラ・ドライブ(重力質量・慣性質量分離能を有した高効率反動推進装置)を標準で装備した初めてのパーソナルトルーパーで、大気圏内での単体飛行を可能とする。
 また、機体各部にバーニア・スラスターを装備し、運動性が高い。さらに実弾とビームの撃ち分けが可能な長銃身のライフル「オクスタン・ランチャー」を持ち、優れた砲撃戦闘能力を発揮する。

● エクセレン・ブロウニング

 本編のヒロイン。ATXチーム所属、ヴァイスリッターのパイロット。本質は知的かつ冷静なのだが、自己アピールが激しく、ノリで喋るため周りからはそのように見られていない。恋人であるキョウスケにいつも素っ気なく扱われていることを不満に思っているが、誰よりも彼のことを愛している。

 パイロットとしての腕も優秀で、特に高機動戦闘や射撃戦を得意とする。かなりの大酒飲みで、酔っぱらっている他人を見て楽しむタイプ。階級は少尉。

ヴァイスリッターエクセレン・ブロウニング(CV:水谷優子)


● アンジュルグ

 ラミア・ラヴレスが搭乗する特殊人型機動兵器(スーパーロボット)。有機体に近いウィング、女性型の甲冑のようなデザインが特徴。物質化させたエネルギー体を槍状、弓矢状にして放つ攻撃を行なう。材質や動力源などについては謎が多い。また、ラミア以外の者がこの機体を操縦することはできない。

● ラミア・ラヴレス

 アンジュルグの専属パイロット。キョウスケ達と戦場で接触し、ATXチームの一員となる。高い戦闘能力や操縦技術を身につけており、性格は機械的なまでに沈着冷静。知的で大人しい美女だが、どこか人間離れした近寄り難い雰囲気を持つ。時折見せる鋭い洞察力や情報への固執など、何かを探っているような動きを見せる。敬語が苦手なのか、「です・ます」調で上手く喋ることができないという奇妙な癖がある。

アンジュルグラミア・ラヴレス(CV:清水香里)


● ソウルゲイン

 全ての攻撃を拳と肘のみで行なう特殊人型機動兵器(スーパーロボット)。パイロットの思考を直接機体に伝えるダイレクト・フィードバック・システムとパイロットの動きを機体に連動させるダイレクト・アクション・リンク・システムの併用によって高い追従性と運動性を発揮する。機体各部への動力伝達にABMDシステム(人工骨格筋肉駆動システム)を用いているため、動きそのものも柔軟。パイロットはアクセル・アルマー。キョウスケ及びアルトアイゼンのライバル機となる。

● アクセル・アルマー

 DC残党の特殊任務実行部隊・特殊処理班の隊長。優れた操縦技術、体術の持ち主。基本的にはクールだが、内には熱い感情を秘めている。キョウスケ・ナンブと何らかの因縁があるようだが、詳細は不明。ソウルゲインのパイロット。

ソウルゲインアクセル・アルマー(CV:神奈延年)


● サイバスター

 地球内部の異なる位相空間にある地底世界、ラ・ギアスに存在する神聖ラングラン王国で開発された人型汎用兵器。風の精霊サイフィスと契約し、その加護を受け、「風の魔装機神」の異名を持つ。

 メイン動力はフルカネルリ式永久機関。そのパワー効率を高めるため、操者(パイロット)のプラーナが必要とされる。プラーナとは「気」や「オーラ」と呼ばれるものと基本的に同じで、操者によって供給される。また、エーテル(質量を持たず、絶対座標に対して静止しているエネルギー)を魔術的媒体として推進に利用している。

● マサキ・アンドー

 サイバスターの操者(パイロット)で、スポーツ万能の熱血漢。直情径行型で極度の方向音痴。感情の起伏が激しいため、プラーナを必要とする魔装機神の操者として選ばれた。黙っていれば二枚目なのだが、お調子者なので三枚目を演じることが多い。浪花節に弱く、集団で行動することが苦手。当初は身勝手な行動が目立ったが、戦いの中で成長し、魔装機神操者としての義務に目覚めていく。

サイバスターマサキ・アンドー(CV:緑川 光)


● ヴァルシオーネ

 ヴァルシオンシリーズ(プロジェクトUR)の2号機で、ビアンが娘のリューネのために開発した機体。機体各部への動力伝達にはABMDシステム(人工骨格筋肉駆動システム)が、操縦系統には搭乗者の動きをトレースするDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムが試験的に用いられ、同機は他の人型機動兵器と比べものにならないほど柔軟かつ人間的な動きを可能としている。

 広域攻撃兵器サイコブラスターやヴァルシオンの武装でもあったクロスマッシャー、ディバイン・アームを装備しているため、戦闘能力も非常に高い。

● リューネ・ゾルダーク

 ヴァルシオーネの専属パイロットで、DC総帥ビアン・ゾルダークの1人娘。超人的な運動神経、反射神経、動体視力の持ち主。美人ではあるが、お転婆のじゃじゃ馬娘。おだてやお世辞に弱い。DC戦争後、マサキと出会い、彼のことを気に入って行動を共にするようになる。

ヴァルシオーネリューネ・ゾルダーク(CV:日高奈留美)


● 量産型ゲシュペンストMk-II

 マオ・インダストリーが開発したパーソナルトルーパー、ゲシュペンストMk-IIの量産移行型。マニピュレーターの搭載による武装換装の簡便性、2足歩行やホバリングによる高い踏破性が特徴。また、TC-OSによって、パイロットは状況判断に徹し、最小限の操作をするだけで、機体自身がオートマティックに適切なモーションを選択し、パイロットが意図した行動を達成する。

 ただ、大気圏内の運用において、単独で飛行することができず、ジャンプや短時間の滑空といった限定的な空戦能力しか持ち合わせていない。性能は量産試作型のゲシュペンストMk-II(タイプR)とほぼ同じだが、センサー類が強化され、左腕にはプラズマカッターの代わりに格闘戦用武装のプラズマステーク(ジェット・マグナム)が装備されている。なお、緑色のカラーリングが施された機体は、連邦軍特殊戦技教導隊に所属するカイ・キタムラの搭乗機である。

● カイ・キタムラ

 地球連邦軍特殊戦技教導隊の隊長。最初期からパーソナルトルーパー搭乗してTC-OS(パーソナルトルーパー用の戦術的動作思考型OS)の開発にも関わっていたエースパイロット。叩き上げの軍人で、現場主義の男である。厳格な性格だが、融通が利かないというわけではなく、部下からも慕われている。

量産型ゲシュペンストMk-IIカイ・キタムラ(CV:西前忠久)


● 龍王機

 中国・山東地区にある遺跡・蚩尤塚(しゆうづか)から出現した龍型の超機人。「四神」という四方向を守護する聖獣の内、「青龍」に似た姿を持っている。なお、超機人は「百邪」と呼ばれる悪魔や妖怪と戦うために古代人が何らかの超技術を用いて作り出した半生体兵器だと言われている。自律型思考回路を持っており、単独でも行動ができる。空中戦と、稲妻や炎による遠距離攻撃を得意とする。



● 虎王機

 龍王機と共に蚩尤塚から出現した虎型の超機人。「四神」の聖獣の内、「白虎」に似た姿を持っている。龍王機に比べて気性が荒く、地上での高速格闘戦を得意とする。



● ビルトファルケン

 マオ・インダストリーが開発した試作型パーソナルトルーパー。ヴァイスリッターのコンセプトを受け継いだ砲撃戦用の機体で、高性能のテスラ・ドライブを搭載し、運動性はパーソナルトルーパーの中でもトップクラス。基本的には、同時期に開発された近接・格闘戦用のビルトビルガーと共に運用される。主武装は実弾とエネルギー弾を使い分けるオクスタン・ライフル。

● ゼオラ・シュバイツァー

 アラドと同じく、スクールの出身で彼とコンビを組んでいる。スクール時代のコードはブロンゾ27。真面目な優等生タイプで気が強く、短気。思いこみが激しく、怒ると怖い。
 しかし、本当は思いやりのある女の子で、落ちこぼれのアラドのことをいつも心配している。また、パイロットとしての技量も優秀である。

ビルトファルケンゼオラ・シュバイツァー(CV:かかずゆみ)


● ビルトラプター

 マオ・インダストリーが開発した初の可変型パーソナルトルーパー。 陸戦型で対空戦闘能力の低いゲシュペンストMk-IIやシュッツバルトの問題点を補うべく開発された機体で、単体での大気圏内飛行能力を得るべく、飛行形態(フライヤー・モード)への変形機構が組み込まれた。

 背部に大型バーニア・スラスターを装備しているため、パーソナルトルーパー形態においてもホバリング能力やジャンプ能力、滞空能力に優れている。この機体の開発データはR-1にも活かされ、同機のプロトタイプとも言える。

● ラトゥーニ・スゥボータ

 地球連邦軍特殊戦技教導隊所属のパイロット。かつて連邦軍内に存在していた人型機動兵器のパイロット特殊養成機関「スクール」の出身者で、パーソナルトルーパーの操縦や戦闘、データ解析で優れた能力を発揮する。

 スクールでの過酷な実験や訓練が原因で心を閉ざし、対人恐怖症になっていたが、リュウセイ達との出会いにより人間らしさを取り戻した。性格は大人しく、口数も少ない。

ビルトラプターラトゥーニ・スゥボータ(CV:平井理子)


● アルブレード

 マオ・インダストリーが開発したR-1の簡易量産試作機。R-1にあった飛行形態への変形機構やT-LINKシステムなどがオミットされているが、基本性能は高い。この機体は3機あるプロトタイプの内の1機で、近接・格闘戦用の機体としてチューンされている。

●リュウセイ・ダテ

 Rシリーズと呼ばれるパーソナルトルーパーを運用するSRXチームのメンバーで、接近戦用の可変機R‐1に搭乗する。また、R-1、R-2パワード、R-3パワードが合体して構成されるスーパーロボット、SRXのメインパイロットでもある。熱血直情型で無鉄砲、スーパーロボットなどのメカが好き。子供っぽい所もあるが、チーム内屈指の精神力の持ち主。「念動力」という特殊な思念の力を持つ。

アルブレードリュウセイ・ダテ(CV:三木眞一郎)


● ガーリオン

ガーリオンN型

 かつてディバイン・クルセイダーズ(DC)やコロニー統合軍がDC戦争中に使用し、現在では地球連邦軍でも運用される量産型アーマードモジュール。人型機動兵器との戦闘を前提として設計された機体であり、耐弾性の向上と相まって局地戦にも対応した高汎用・高性能機である。

 また、テスラ・ドライブを標準で装備し、大気圏内での単体飛行を可能とする。リオンシリーズの中では初めて四肢を持ち、パーソナルトルーパーと同様に様々な武器の使用が可能となった。なお、ユウキはN型、カーラは指揮管制能をオミットしたE型に搭乗している。

● ユウキ・ジェグナン

 DC残党に所属するパイロット。沈着冷静で、常に紳士的な態度を心がけている。卑劣な行動を嫌い、弱きを助けることを厭わない。そのため、上官のアーチボルトとはそりが合わない。紅茶好きで、淹れ方や飲み方にはこだわりを持っている。L5戦役中、サンディエゴを襲撃したエアロゲイターの機動部隊と交戦し、民間人であったカーラを救出した。

● リルカーラ・ボーグナイン

 DC残党に所属する女性。男勝りで情熱的な性格。通称はカーラ。生まれ故郷であるサンディエゴで、芸能界入りを夢見てダンスや歌の練習に励んでいた彼女だったが、エアロゲイターの襲撃によって家族を失ってしまう。その時、ユウキに助けられ、家族の仇を討つためにDC残党へ加わる。

ユウキ・ジェグナン(CV:真殿光昭)リルカーラ・ボーグナイン(CV:松本梨香)


● スレードゲルミル

 DC残党で運用される特殊人型機動兵器(スーパーロボット)。ドリルを装着したブーストナックルや斬艦刀など、テスラ・ライヒ研究所で開発されたグルンガスト参式に似た武装を持ち、格闘戦において高い能力を発揮する。



● アンノウン(植物型)

 蚩尤塚に現われた謎の敵。生体兵器とも言える存在で、全身が植物か、血管のようなもので構成されている。長距離射程のビーム砲らしき武器を備えている。



● ブルックリン・ラックフィールド

ブルックリン・ラックフィールド(CV:杉田智和)

 ATXチーム所属のパイロット。通称はブリット。義理人情に厚い真面目な青年。特殊な思念の力「念動力」の素質を持ち、T-LINKシステム(念動力感知増幅装置)を搭載した機体に搭乗する。いつも無茶をしがちなキョウスケやエクセレンに振り回され気味。クスハとは恋人同士だが、付き合い始めたばかりで仲はそれほど進展していない。



● クスハ・ミズハ

クスハ・ミズハ(CV:高橋美佳子)

 元々は普通の高校生だったが、「念動力」の力を発揮したことがきっかけで連邦軍へ入り、T‐LINKシステム搭載機のパイロットとなる。ブリットと共にATXチームに所属しているが、現在は特殊人型機動兵器の開発・研究所であるテスラ・ライヒ研究所に出向している。心優しく、大人しい性格の女の子で、芯はしっかりしており、いざという時の行動力は他人を驚かせるほど。健康グッズのマニアで、効能は高いが超絶的に不味い健康ドリンクを作ることがある(犠牲者多数)。



● ライディース・F・ブランシュタイン

ライディース・F・ブランシュタイン(CV:置鮎龍太郎)

 SRXチーム所属のパイロット。砲撃戦用の重パーソナルトルーパー、R-2パワードに搭乗する。軍人の名門家系であるブランシュタイン家の出身。沈着冷静でパイロットとしても非常に優秀だが、少々皮肉屋だが、義に厚い熱血漢の一面も見せる。なお、左手は過去の事故で失い、義手になっている。通称はライ。



● アヤ・コバヤシ

アヤ・コバヤシ(CV:冬馬由美)

 SRXチームのリーダーで、R-3パワードのパイロット。特殊な思念の力「念動力」を持ち、軍に入る前は日本特殊脳医学研究所で被験体として父親の研究に協力していた。その後、SRX計画(SRX及びRシリーズの開発計画)の発足と同時に軍属となり、T-LINKシステム(念動力感知増幅装置)の開発に携わる。責任感が強い性格で面倒見が良い。表向きは勝ち気なように見えるが、本当は心優しい女性。



● ヴィレッタ・バディム

ヴィレッタ・バディム(CV;田中敦子)

 元々はマオ・インダストリーのスタッフであり、パーソナルトルーパーのテストパイロットを務めていた女性。L5戦役後、特別措置によりSRXチームの指揮官として就任した。リュウセイ、ライ、アヤからは「隊長」と呼ばれている。理知的かつ冷静な性格で、潜入工作のエキスパートでもある。また、自身もパーソナルトルーパーに搭乗し、リュウセイ達と共に戦うこともある。



● リー・リンジュン

リー・リンジュン(CV:岡野浩介)

 地球連邦軍のスペースノア級万能戦闘母艦壱番艦シロガネの新任艦長。頭脳明晰、冷徹な性格で、理論構築と遺漏なきその実践こそが完全な勝利と信じている。



● アラド・バランガ

アラド・バランガ(CV:鶏内一也)

 DC残党に所属する兵士、かつてDCの副総裁アードラー・コッホらが主催していたパイロット特殊養成機関「スクール」の出身。スクール時代はブロンゾ28というコードで呼ばれており、ゼオラとコンビを組んでいる。前向きで明るい性格、見た目のノリも軽いが、根は真面目。スクール解散後もDCで訓練を受けていたが、いつも落ちこぼれだった。



● アーチボルド・グリムズ

アーチボルド・グリムズ(CV:山崎たくみ)

 DC残党の一隊を率いる指揮官。物腰が柔らかく、知的に見えるが、性格は冷酷で残忍。元々はテロリストだったが、政治的な主義主張を持っているわけではなく、報酬目当てでテロ活動を行なっていた。L5戦役後、ある人物の依頼と推薦を受けてDC残党に参加している。




(C)SRWOG PROJECT

(2010年 11月 2日)

[Reported by 佐伯憲司]