YNK JAPAN、WIN「AILA Online」先行プレイレポート
ダンジョン「アンテラの塔」、PvP「カオスバトル」を体験


3月 βテスト開始予定

4月以降 正式サービス開始予定


 YNK JAPAN株式会社は2月17日、インターネットカフェ 自遊空間 BIGBOX高田馬場店にて、Windows用MMORPG「AILA Online(アイラオンライン)」のプレス向け体験会を実施した。

 「AILA Online」は、職業やクラスの概念がなく、装備武器を切り替えることで戦闘スタイルが変化するという自由度の高いMMORPG。すでに韓国ではサービスが開始されており、日本では3月にβテストを実施し、4月以降に正式サービスが開始される予定だ。日本版ではローカライズに力が入れられており、無差別PKの廃止や、操作方法の変更などが予定されている。

 本稿では、今回体験したインスタントダンジョン「アンテラの塔」における戦闘と、3チームによるPvP「カオスバトル」についてお伝えする。




■ インスタンスダンジョン「アンテラの塔」

インスタンスダンジョン「アンテラの塔」

 「アンテラの塔」は、レベル20付近の敵が出現するインスタントダンジョン。最大6人のパーティーで挑めるが、今回は4人のパーティーで挑戦した。体験プレイでは操作方法や戦闘の仕組みを知ることが目的だったため、すぐに倒されないように、事前に用意されていた非常に強力なキャラクターを使用した。

 まず操作方法は、基本的にチャットを除けばマウスだけで操作できる仕組みだ。目標地点をクリックすると、その場所に移動する。また敵をクリックしてターゲットし、再度クリックすると攻撃する。多くのMMORPGで主流となっている操作方法だ。

 キーボードでも操作可能で、W、A、S、Dキーでキャラクターを前後左右に動かせる。TABキーで敵を選択し、ショートカットキーで攻撃できるので、キーボードだけでも操作できる。ただ範囲攻撃を使う場合は、目標地点の選択にマウスが必要となる。


次の部屋への扉を開くスイッチ。上に赤い矢印が表示されている

 今回体験した「アンテラの塔」は、複数の部屋とそれをつなぐ通路で構成されており、その道中で襲ってくる敵を倒して進めていく1本道のダンジョンとなっている。ただ敵を倒して進んでいくのではなく、部屋の中にはスイッチがあり、これを操作して他の部屋に通じる扉を開ける。スイッチの操作には5秒程の時間が必要で、操作中にある程度のダメージを受けると行動がキャンセルされてしまう。部屋内の敵を全て倒すか、ダメージを受けないようにして、スイッチを操作する。

 敵は、プレーヤーが部屋に入った瞬間に襲いかかってくるわけではなく、ある程度近づくと襲いかかってくる。大半の敵が3体ほどのグループになって行動しており、1体に攻撃するとそのグループ全体で襲いかかってくる。

 戦闘では、装備している武器によって攻撃方法が変わる。例えば、銃は遠距離からの射撃が可能で、杖の場合は遠距離からの攻撃魔法やステータスを上昇させる補助系の魔法が使える。近接系は、敵単体に大ダメージを与えるハンマーや、敵を気絶させるスキルを持った剣など、いくつかの種類がある。武器の切り替えは戦闘中でも可能で、戦況に応じて戦闘スタイルを変えられるところに本作の魅力がある。

 武器によって使えるスキルも違い、杖なら目標地点に数秒間ダメージを与え続ける範囲攻撃魔法、銃なら移動速度を上げる補助系といった特徴的なスキルがある。使いたいスキルに応じて武器種を変更するのも重要だ。

 「アンテラの塔」の最終目標は、最深部のボスモンスターを倒すこと。討伐すると特別なアイテムを入手できるという。今回体験したボスモンスターはレベル23の「ギガンテア」だった。使用したキャラクターのレベルが高かったのでこのモンスターの強さは体感できなかったが、適正レベルのパーティーには歯ごたえのあるモンスターになっているそうだ。


「アンテラの塔は」、複数の部屋とその間を繋ぐ通路によって構成されているライフルを使って遠距離から敵を狙撃武器を杖に持ち変えれば魔法でも攻撃できる
基本的に3体で1グループとなっている敵を攻撃していく「アンテラの塔」のボスモンスター「ギガンテア」。使用キャラクターが強力だったため、ものの数秒で倒してしまったが、実際のプレイでは特別なアイテムが手に入る強力なモンスターだ



■ 通常の狩場が戦場と化すPvP「カオスバトル」

「カオスバトル」中は敵対チームのプレーヤーだけでなく、モンスターが襲ってくることも
今回「カオスバトル」を体験したエリア「ポルテ」のマップ

 次に体験した「カオスバトル」は、3つのチームに分かれたプレーヤーによる対人戦だ。これは意図的に開催できるものではなく、街の外で狩りをしている際に、エリア内の特定の敵を倒した際に溜まる「カオスゲージ」が100%になると自動的に発生する。

 通常の狩場が戦場に変わるシステムで、決められたレベル帯のプレーヤーしか参加できない。また強制参加ではなく、発生時にウインドウが開くので、参加を申請する必要がある。参加人数に制限はない。

 「カオスバトル」に参加すると、「真理の探究者」、「秩序の守護者」、「赤い翼の傭兵団」の3チームの中からいずれかにランダムに振り分けられる。そのため、今まで同じパーティーで狩りをしていたプレーヤーとも戦わなければならない場合がある。

 「カオスバトル」では倒されてもペナルティはなく、終了後にプレーヤーの貢献度に応じて経験値やお金が貰えるほか、ステータスが上昇するバフが得られるなどのメリットがある。スポーツのような感覚で楽しめる対人戦だ。

 「カオスバトル」の制限時間は約30分間で、その間に他のチームのプレーヤーを倒すとポイントが加算される。さらにエリア内にはライフストーンというオブジェクトが複数設置されており、このライフストーンを占領していると、「カオスバトル」終了時にチームにボーナスポイントが加算される。この2つのポイントの合計で勝利チームが決定し、報奨が与えられる。さらにチーム内でも個人の獲得ポイント数によって報奨が変化する。


3チームによる戦闘のため、一騎打ち中に漁夫の利を狙われることも

 実際に「カオスバトル」を体験してみたところ、開始と同時にプレーヤーキャラクターの服装が青に変わった。この色で所属チームを判別するのだが、周囲のプレーヤーを見てみたところ、赤と緑のキャラクターになっていた。つまり、周囲には敵しかいないということだ。

 PvPが始まるまでの準備時間はなく、色分けが済んだ時点で色違いのプレーヤーとは敵対関係になるようで、いきなり攻撃された。とっさに遠くへと逃げたが、実際のサービス時には人が多くなり、そう簡単には逃げられないと思われる。事前に集合して作戦を練るのではなく、突如乱戦が始まるチーム戦というのも面白いシステムだ。

 戦闘では、武器の切り替えが重要で面白いところだ。例えば敵が近接武器だった場合は、こちらは遠距離から距離をとって一方的に攻撃ができる。しかし、敵が遠距離用の武器に切り替えれば条件は同じになる。そういう時は、例えばスキルで相手を動けないようにして、一気に近づいて近接武器で大ダメージを与えるという作戦が考えられる。しかし、敵も近接武器に切り替えれば条件はまた同じになってしまう。それならまた遠距離に切り替えて……という流れでプレーヤーの先読みと瞬時の判断力が要求される戦闘となりそうだ。

 「カオスバトル」には、基本的に同レベル帯のプレーヤーしか参加できないので、個々のプレーヤーの差が小さく、戦う際にはチームメンバーが多く集まっているほうが優位に立てる。しかし最初はチームメンバーがどこにいるのかわからないため、仲間を探すところから始まる。仲間を探している間に戦闘に巻き込まれてしまうと危険だ。一騎打ちをしたとしても攻撃力に欠け、戦闘が長引き、勝敗がつかない可能性がある。またその間に別のチームから攻撃を受けるかもしれない。まずはチームメンバーと合流するまで気が抜けない。この過程が楽しめるのも「カオスバトル」の面白いところだ。

 仲間と合流した後は、ライフストーンの占領に向かう。ライフストーンを占領するには、ライフストーンを選択し、開いたウインドウから占領開始用のボタンを押す。その後ある程度の時間が経過すると占領完了となる。ただライフストーンの占領回数や占領時間でポイントが加算されるわけではなく、終了時の占領数でポイントが加算されるので、後半に狙いたいターゲットになる。前半は、チームメンバーを迅速に集め、敵対チームのプレーヤーを倒してポイントを稼ぐ。中盤から後半にかけてはライフストーンを占領するためにチーム一丸となって行動する。この戦闘の変化も「カオスバトル」の特徴となっている。

 今回のプレス向け体験会では、本作の基本的な要素をプレイしたが、ほかにもアイテムなどの生産によって経験値が増加するシステムや、ギルド同士でのPvPなどもある。また日本独自要素としては、キャラクターボイスに井上和彦さんや長谷優里奈さんなど総勢10名の声優が起用されている。公式サイトで試聴できるのでチェックしてみるといいだろう。


基本的にライフストーンの周囲で戦闘が繰り広がられる。まずは周囲のプレーヤーを倒すライフストーンを選択して開いたウインドウをクリックして占領を開始占領が完了するとライフストーンが自チームと同じ色に変わる
今回は小規模な戦闘となったが、サービス時には3チームが入り乱れた大規模な戦争が繰り広げられるはずだ「カオスバトル」終了時には、チームと個人の順位によって報酬が与えられる


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(2010年 2月 18日)

[Reported by 日高文典]