「東京ゲームショウ2009」開場レイアウト図。より詳しいレイアウト図は「東京ゲームショウ」の公式サイトを参照していただきたい

　社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）と日経BP社は、9月24日から27日まで開催する国内最大規模のゲームイベント「東京ゲームショウ2009（TGS2009）」の開場レイアウト図を公開した。

　「東京ゲームショウ2009」では、昨年と同じく幕張メッセの1ホールから8ホールまでを使用しているが、今年はエリア配置が若干変更されている。昨年、1ホールから6ホールまでだった各メーカーの一般展示が2ホールから6ホールまでと1ホール分縮小。イベントステージが1ホールに移動している。7ホールには飲食コーナーと物販コーナー、8ホールにはキッズコーナーとビジネスミーティングコーナーがそれぞれ配置されている。

　一般展示では、もっとも大規模なブーススペースを確保しているスクウェア・エニックス/タイトーをはじめ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ＫＯＮＡＭＩ、レベルファイブなどが名を連ねている。全体的に見ると、大規模と小規模ブースに2極化しており、中規模はアクワイアのみとなっている。これは不況と言われる現在の経済状況や、スクウェア・エニックスとタイトー、コーエーとテクモ、バンダイナムコゲームスとディースリー・パブリッシャーと子会社化や合併が相次いだことが影響しているのではないだろうか。

　そんな中、珍しいところでは2ホールに配置されたAlienwareブースが挙げられる。Alienwareはゲーマー向けハイスペックPCを製造・販売するメーカーで、2006年にデルに買収され、その傘下として同ブランドを継続して展開中。今年6月より日本への進出も開始している。

　また今年から新設される、携帯電話機やスマートフォン向けゲームなどのモバイルコンテンツや、PCオンラインゲーム、専用PC、周辺機器などを紹介する「アドバンスド モバイル＆PCコーナー」は、5ホールに配置されている。

　ちなみに、9月15日現在の出展予定社数は180企業・団体（うち海外は92）、出展総小間数は1,367小間。出展予定タイトルは、届け出のあった66の企業・団体から合計758タイトルで、昨年に比べ、携帯電話用タイトルが大幅に増えているという。

　イベントステージでは、「日本ゲーム大賞2009」の表彰式と「CESAチャリティーオークション」（27日15:50～17:00）のほか、26日13時10分よりディースリー・パブリッシャーの「DREAM C CLUB」スペシャルステージ「ドリーム☆ライブ2009」、27日14時10分よりセガの名越稔洋氏やレベルファイブの日野晃博氏、よゐこの有野晋哉氏らによる「クリエイターズトークショウ」が行なわれる。

　なお、今年の一般来場者の入場口は2ホール、キッズコーナー専用の入口は8ホールとなっている。また、今年も来場者を対象にした手荷物検査が実施される。