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「LEGO ワールド」他、期待のタイトルを提示した「ワーナーラインナップ発表会2017」
今年はレゴがクル! 大学生コンテストも開催
2017年3月14日 18:53
ワーナーは3月14日、秋葉原UDXシアターにて「ワーナーラインナップ発表会2017」を開催した。発表会では2017年のワーナーのラインナップ、そして戦略を、メディアと流通業者向けに説明が行なわれた。
ワーナーは今年、3本のタイトルを柱とする。1つめが4月6日に発売されるPS4向けサンドボックスアクション「LEGO ワールド」。「マインクラフト」を思わせる自由にものが作れるサンドボックスゲームで、今回はゲストを呼んでゲーム要素を詳しく紹介した。こちらは後できちんと伝えたい。
2つ目が「レゴシティ アンダーカバー」。Wii Uで発売された同名タイトルをグラフィックスをパワーアップし、さらにオフラインでのマルチプレイ要素を盛り込んだオープンワールドゲームとなる。プレイステーション 4とSwich向けに6月29日発売予定。
そして3本目がPS4/Xbox One/Windows「シャドウ・オブ・ウォー」。指輪物語を原作としたアクション「シャドウ・オブ・モルドール」の続編で、現在はゲームをイメージしたトレーラーが公開されている。2017年夏発売予定。
ワーナーが今期に大きく期待をかけているのは「レゴ」のムーブメントだという。大きなイベントとして名古屋に「レゴ」をテーマにした遊園地「LEGOLAND JAPAN」が4月1日にオープンする。さらに同じく4月1日よりワーナー配給で、映画「レゴ バットマン ザ・ムービー」が公開される。今秋には「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」も公開予定だ。「ニンジャゴー」はアニメも人気が高く、ワーナーは「レゴ」の盛り上がりを大きく期待しているとのことだ。
ワーナーのシニアバイスプレジデントを務める小田充氏は、ワーナーはレゴに加えバットマンやスーパーマンの「DC コミック」そして「ハリー・ポッター」が今後の大きな注目ポイントだという。欧米では5月にDCヒーロー達が激突する「Injustice 2」が発売予定である。E3で「ハリー・ポッター」関連の動きがあるのだろうか、今後の情報に期待したい。
すべてがレゴブロックでできた世界で、自由に遊べ! 「LEGO ワールド」
今回、大きくピックアップされたのが「LEGO ワールド」。その名の通り、LEGOで自由にフィールドを作ることができる。今回は元モーニング娘。であり女優の高橋愛さんと日本で唯一のレゴ認定マスター、三井淳平さんがゲストとして登壇、TT Gamesで本作のプロデューサーを務めるロズ・ドイル氏が本作の概要を説明した。
「LEGO ワールド」は、様々なクエストを提示されるワールドで冒険を繰り返しながら世界を作る基本を学んでいく。クエストをクリアすることで「ゴールドブロック」をゲットしていき、「マスタービルダー」を目指すのがゲームの大きな目的だ。プレーヤーが訪れるフィールドは自動生成であり、訪れるたびに世界が異なる。その中でクエストに挑戦していくのだ。
プレーヤーは最初に「発見ツール」を手にする。これは光線を当てた対象と同じモノが作れるようになるツールで、最初に提示された「にわとり4体、ブタ3体」を準備しなくてはならない。まず発見ツールでにわとりやブタをスキャンすることで作り上げることが可能になるのだが、リソースとしてレゴブロックが必要で、建物などを攻撃し、破片となったブロックを集める必要がある。にわとりやブタは床に置くだけでなく、空高く打ち出すことも可能だ。
フィールドを探索し宝箱からより多くのブロックを得るなど探索要素もあり、時には配置されていた野生動物に襲われ戦うこともある。探索とクエストクリアを通じて作れるモノを増やしていくのが「LEGO ワールド」の大きな楽しみとなっていく。
今回は特別にデバッグツールを使用。何でも、いくらでも作れるようにした状態でのプレイも見ることができた。地形ツールで周囲のモノをまとめて消して更地を作ることもでき、さらに大きな家など複雑にブロックが組み合わさった建物を、メニューから選ぶだけで建て、武器やツールで一部分だけ壊したり、手を加える事ができるのも確認できた。
色を塗り替えるだけでなく、フィールドのタイルを変えることで溶岩地帯にすることも可能。溶岩の上を動物が歩くとあっという間に体力を奪われてしまう。水のパーツを組み合わせれば海となり底まで潜ることも可能。建物の1部をコピーして建て増しをするなど様々な要素が紹介された。NPCや動物、さらには乗り物なども呼び出すことができ、世界を自由に組み替え、冒険することが可能だ。
ドイル氏は最後に、「このゲームは私たち自身楽しんで作りました。『LEGO ワールド』は本当に何でもできるゲームです。日本でのリリースもとても楽しみです」と日本のユーザーに向かって語りかけた。