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【WF2017冬】バンダイホビー事業部がワンフェスに初出展
「フィギュアライズ」シリーズの「初音ミク」や「ドラゴンボール」に注目が集まる
2017年2月20日 18:52
「ワンダーフェスティバル2017冬」の企業ブースに、バンダイのホビー事業部が初めてブースを出展した。
今回の出展は、現在展開中のプラモデルフィギュア「フィギュアライズ」シリーズを主体とした内容で、ガンプラ関係は一切出展されていないという、同事業部のブースとしては若干異色の展開となった。関係者に話を聞いてみると、ガンプラの展示会は自社でも展開していて、見せる機会はたくさんあるので、今回は切り口を変えて、ワンフェス来場者の興味に合わせて、現在売り出し中のフィギュアライズシリーズを展示したとのことである。
フィギュアライズシリーズは、バストアップの固定モデル「フィギュアライズバスト」、アクションフィギュアとして完成する「フィギュアライズスタンダード」、デフォルメフィギュアの「ぷちゅあらいず」、「ドラゴンボール」のメカを展開している「フィギュアライズメカニクス」などがあり、これらの新製品が会場に展示された。
瞳などを多色成形し、組むだけで表情豊かなバストアップフィギュアが完成するフィギュアライズバスト注目の新製品としてラインナップされたのが「初音ミク」だ。現在監修中の試作品としての出展だったが、歌姫らしいポージングやトレードマークのツインテールも見事に再現されている。一部懸念されていた表情も、過去の製品と比べかなりよくなっている印象で、今後の展開も楽しみとなるところだ。
2頭身のデフォルメフィギュアを作れる「ぷちゅあらいず」は、展開中の「ラブライブ!サンシャイン!!」に続いて、「ガールズ&パンツァー」のフィギュア化が決定。その最初のラインナップとなる大洗女子メンバーのキットには、制服とパンツァージャケットが付属し、きせかえが可能となる。展示データを見る限りは、こちらはキャラクターごとに単品の発売となるようだ。
「フィギュアライズメカニクス」は、「ドラゴンボール」に登場するメカをキット化しているシリーズ。原作者の鳥山明氏独自のセンスが光るメカの立体化は、これまであまり例がなく、ファンを喜ばせている。その最新作は「トランクスのタイムマシン」だ。「セル編」でトランクスが未来から載ってきたタイムマシンで、そのおまけとして「セルの抜け殻」が付属する予定だ。
また同シリーズの流れとして「メカコレクション ドラゴンボール」シリーズの展開も決定した。低価格でコレクションしやすい手のひらサイズのプラモデルとして、「メカコレ」の愛称で「宇宙戦艦ヤマト」や「マクロスΔ」、「ウルトラマンシリーズ」などで展開中のシリーズで、「ドラゴンボール」の劇中やイラストなどに登場したメカをプラモデル化するというものだ。
漫画の単行本を意識した巻数で5月から展開される予定となっている。なおパッケージに関しては現在検討中で、従来のメカコレと同じボックスになるかは未定とのことだった。