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【特別企画】今こそ始めよう! 地球でもっともわかりやすい「チェンクロ3」講座
「チェンクロ」の魅力は第3部でさらに加速! 今から1~2部を始めても楽しいぞ
2016年12月16日 00:00
GAME Watch読者の皆さん、「チェンクロ3」楽しんでいるだろうか? 筆者は往復の電車で、あるいはトイレで、あるいは会社のデスクでと、「チェンクロ」サービス直後から3年以上にわたって未だ変わらぬ勢いで楽しませて貰っている。具体的に言うと、第3部で実装された5人の主人公のメインストーリーはすべてクリアし、お気に入りの主人公アマツをレベル80にして、ラファーガのスキル「ギガインパクト」を伝授させたりしながら、お気に入りキャラ達の親愛度を少しずつ上げているところである。
ただ、この「チェンクロ3」、ロングランを続ける人気アプリの宿命として、並のオンラインゲームを蹴散らすほどの圧倒的なボリュームと、TVCMをバンバン打っても不自然に思われないほどの大物の風格を備えてしまった上に、リローンチとして「チェンクロ3」という新タイトルを掲げてしまった結果、まるでゴジラのような謎の巨大生物化してしまい、ちょっとやそっとでは手が出せない存在感を備えてしまっていると思う。
そのことを痛感したのは「チェンクロ3」ローンチ直前だ。複数の友人から、「『チェンクロ』のサービスは終わってしまうの?」と尋ねられてしまったのだ。ローンチ前から「チェンクロ」のメイン画面で「チェンクロ3 移行の注意点」と黄色で目立つ形で大書され、新情報公開でも意図的に新タイトルを押し出すと同時に、100万人規模のド派手な事前登録も行ない、ハイクオリティなオープニング映像の公開、さらに主人公もすべて一新するとなれば、「これ別ゲーだよね?」と思ってしまう人がいるのも無理からぬところで、ドデカくやり過ぎたことの負の側面が出てしまっているのも否めない事実だと思う。
というわけで、過去2度に渡って、「チェンクロ」にハマり過ぎたり、1,000日も遊んでしまったり、様々な側面から「チェンクロ」の魅力について書きまくってきたチェンクロおじさん中村だが、今回こそはついに本気を出して真面目に「親愛度と伝授で極める『チェンクロ3』最強講座(仮)」をお届けする予定だったが、大幅に予定を変更して「チェンクロ3」とは何なのか、我々に何をもたらす存在なのかといった部分を整理して、新規/復帰ユーザー、そして「チェンクロ」ファンに向けてわかりやすく伝えると同時に、「チェンクロ3」の最大の魅力であり、最大の遊びどころである新システム「親愛度」、「伝授」の遊び方のコツについて紹介していきたいと思う。
「チェンクロ3」とは何か?
まず、「チェンクロ3」とは何か?
セガゲームスが放つチェインシナリオRPG「チェインクロニクル」の最新バージョン(Ver.3.0.1)である。これまでの「チェンクロ」は第2部までで大団円を迎え、第3部では、5年後の世界を舞台に、新しい5人のキャラクターを主人公に、まったく新たな物語が描かれる。MMORPGで言うところの拡張パッケージに相当する存在と理解すると分かりやすいかもしれない。
このため、アカウント情報はもちろんのこと、プレーヤーのランク、所持しているキャラクター、武器やスタミナの実などのアイテム、そして精霊石(仮想通貨)に至るまで、すべて引き継ぐことができ、これまでの資産はそのまま活かすことができる。さらに従来の1~2部もそのまま遊び続けることができるため、オススメはしないが、第3部をまるっきり無視して、これまで通り1~2部だけを遊ぶこともできる。
そして「チェンクロ3」でもっとも重要なのは、実は第3部が始まったことではなく、アプリ全体が改修されたことだ。これにより、「チェンクロ」で不便に感じられていたことの大部分が解消された。気づいた限りで箇条書きすると以下のようになる。
・起動時の読み込みが速くなった
・1~2部のホーム画面が刷新され遊びやすくなった
・グラフィックスが綺麗になった
・強化アルカナが同種ごとにまとめられてより多くのアルカナを持てるようになった
・ウィークリーミッションがなくなり、デイリーミッションに変わった
・曜日クエストが「イベントエリア」にまとめられて遊びやすくなった
・バトル時のUI表示の優先順位が代わり操作しやすくなった
・バトル時のキャラクターアニメーションがパワーアップした
・主人公をはじめ3部のキャラクターはドラマシーンで表情が変化するようになった
・パーティーコストを一律10引き上げ
・一部アイテムの効果を上方修正
・ランク上限の解放(200→250)
・新曲たっぷり
・新システム「バディ」の追加
・新システム「親愛度」の追加
・新システム「伝授」の追加
ほかにもここには書き切れないほどの無数の細かいアップデートが施されているが、その辺は実際にプレイして確認して貰うこととして、基本的にはクライアントの根幹部分に手を入れたことで、より便利に、より遊びやすくなったと理解しておけばいい。
なお、大型アップデートの結果として、多少戸惑う部分も出ている。たとえば、各種画面のUI改修に伴う位置変更がいくつかあり、選択したつもりがホーム画面に戻されたり、アルカナ選択時などのスクロールのシーンで、上下左右とも引っかかりがあって誤選択することが増えていたり、「チェンクロ」時代から続くよくわからないタイミングで発生する通信エラーがまだ残っていたりなど、まだ手放しで称賛できる状況ではないが、トータルで見れば断然遊びやすくなっている。
また、これらの変更に伴ってデバイス側の動作環境も変更されている。あまりにスペックが低かったり、新しいOSがインストールできないスマートフォンやタブレットは動作対象外になっている。動作環境に関する具体的な情報については公式サイトを参照いただきたい。
基本が理解できたところで次は具体的な紹介に移りたい。次は「『チェンクロ3』って人気みたいだけどやってみようかな?」という新規ユーザーや、「『チェンクロ』引退したんだけどデータ残っているなら再開してみようかな?」という復帰組に向けて、遊び方のコツをご紹介しよう。