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タミヤ、プラモデル「アメリカ155mm自走砲 M40 ビッグショット」発売決定
155mmの大型カノン砲を搭載、実車取材に基づき忠実かつ精密に再現
2016年11月17日 11:36
タミヤは、1/35 ミリタリーミニチュアシリーズより、プラモデル「アメリカ155mm自走砲 M40 ビッグショット」を12月10日ごろ発売する。価格は6,912円(税込)。
自走砲 M40(以下:M40)は第2次世界大戦中に米軍が開発した最終発展型。M4シャーマンのコンポーネントを流用して開発されたオープントップに、「ロング・トム」の愛称を持つ155mm大口径カノン砲を搭載している。榴弾を用いた最大射程は23.5km、460馬力の空冷星型エンジンを搭載し、最大速度38km/hを実現した。大戦末期に生産・採用が行なわれたため、生産台数は418輌のみであった。
プラモデルは、1/35スケール・全長305mm・全幅91mmのサイズでM40を再現。主砲の上下動はポリキャップを用いた平衡機などで実車同様に制御でき、左右旋回も可能となっている。
圧倒的な迫力を誇るカノン砲も精密に再現されており、ねじ込み式の砲尾はネジ部分も造形、開閉を選んで組み立てが可能となっている。さらに、射撃の反動で車体が動くのを防ぐ駐鋤(スペード)が車体後部に備え付けられており、実車同様に可動する。履帯はリアルかつ手軽なベルト式を採用。
本製品には射撃準備中の乗員人形8体と、砲弾、砲弾運搬用ラック、装薬収納ケース等のアクセサリーパーツ、朝鮮戦争時のデカール2種が付属する。
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