タミヤ、プラモデル「グラマン F-14A トムキャット」の発売を決定

　タミヤは、プラモデル「1/48 傑作機シリーズ No.114 グラマン F-14A トムキャット」を11月12日発売する。価格は8,424円(税込)。全長は約39.8cm。

　戦闘機「F-14 トムキャット」は、1970年から2006年の期間に活躍したアメリカ海軍の防空用艦上戦闘機。主翼の後退角を自動制御できる“可変翼”を採用し、高速性能と優れた運動性能を両立。また、強力なレーダー火器管制システム（AN/AWG-9）と射程150kmのフェニックスミサイルを組み合わせ、比類ない迎撃能力を実現していた。

　プラモデルは、トムキャットの中でも初期生産型の「F-14A」が1/48スケールで登場。タミヤ独自の綿密な実機取材に基づいて、流麗で量感あふれるスタイルを忠実かつ精密に再現している。

　特徴的な可変翼は、両翼が連動して可動。主翼の動きに合わせて胴体との隙間を埋めるエアバッグとシーリングパネルは差し換え式として、完成後も主翼前進状態・後退状態を楽しめる。

【1/48 傑作機シリーズ No.114 グラマン F-14A トムキャット】

可変翼は両翼が連動して可動

キャノピーはスライド金型によりバブル型の断面を再現

コクピット内部は射出座席やメーターパネルも精密に再現

機首右側面の給油プローブは展開状態と収納状態のパーツを用意

主翼は機体の組み立て後に、芯となる桁パーツに差し込む方式

主翼は20度の前進位置から68度の後退位置、駐機状態で使用する75度まで無段階で可動

フェニックスやスパロー、サイドワインダーの空対空ミサイル各4発に加え増槽2本もセット

エンジンノズルは巡航時の絞った状態、アフターバーナー使用時の全開状態の2種類