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プロジェクトEGG、PCエンジンの「天使の詩」が復活!
ケルト神話をモチーフとした主人公「ケアル」の冒険
2016年6月21日 14:03
D4エンタープライズはレトロPCゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」にて、Windows用RPG「天使の詩」を6月21日発売した。価格はキャンペーン価格の500円(税別)。キャンペーン終了後は900円(税別)となる。
本作は1991年にサンソフトより、PCエンジンSUPER CD-ROM2用タイトルとしてリリースされたRPG。プレーヤーは主人公「ケアル」となり冒険を繰り広げる。ゲーム画面はトップビューで表現され、敵との遭遇はランダムエンカウントとなっており、戦闘はターン性を採用している。またゲーム内の世界には時間の概念があり、昼や夜になるといった演出も用意されている。
本作の魅力の1つにケルト神話をモチーフとした独特の世界観や演出がある。ダンジョンの最深部で発生するボス戦では、通常のモンスターではなかったようなアニメーションが見られ、ボス専用BGMに切り替わる。
キャラクターデザインにはナムコの「ワルキューレの伝説」を手がけた冨士宏氏で、音楽は「ワイルドアームズ」のBGMを担当したなるけみちこ氏等が参加している。
【ストーリー】
昔むかし、まだ魔法という特殊な能力を持った人間が、普通の人間に混じってこの世の中を歩いていたことがありました。この時代では、魔法を使える人もそうでない人も、ともに作物を育て、家を建て、おたがいの力を合わせて平和な暮らしを営んでおりました。ところが、あるとき、魔法を使える者たちの中に、悪い考えを持つ者があらわれました。彼らは自分たちの不思議な能力を利用して、この世を全て自分たちのものにしようと企んだのです。
破壊の悪魔と化した反乱者たちを指揮する者たちの中に、サタンと名乗る男がおりました。サタンはだれにもかなわないほどの並外れた魔力を身につけており、すべての能力者の首領として勢力を広げていきました。この地上の王となるのは彼しかいない、と誰もが思い始めていました。そのときどこからか1人の男があらわれてサタンに戦いを挑んだのです。男はサタンの持つ軍隊をたったひとりで打ち負かし彼らを地底の奥深くに封印しました……。
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