★ピックアップ アーケード★
今回は、成長日記の第9回と、攻撃的MF、サイドアタッカーの選手紹介をしていこう。成長日記はチームの成熟度、攻撃力とも飛躍的に向上している。選手紹介は、白カードも含めて使える有望な選手をリストアップしていく。
■ チーム「ゲームウォッチ」成長日記・第9回 今回は成長日記の第9回と、守備的MFの選手を紹介していこう。成長日記には、新たな刺客(キラクローズ以外のプレーヤーチーム)が次々と登場。対人戦でチーム「ゲームウォッチ」に挑んできた。
また、ゲーム自体が新バージョンに変更されているため、画面写真にも注目してほしい。守備的MFの紹介では、白カードも含めさまざまな選択肢を紹介している。オリジナルチーム作りの参考になれば幸いだ。
【第78戦】レギュラーリーグ VS ビッグアップル・スターズ(守備重視D)
しかし、どちらも重量級FWで、スピードで振りきるタイプではない。そのぶん、周りの選手のサポートが重要になってくる。 試合はビッグ・アップル・スターズとの練習試合。無理を承知で「クレスポ」を先発にしてみた。 前半11分、「エメルソン」のコーナーキックを「ヴィエリ」が豪快にオーバーヘッドで決めた。
後半5分には「セルジオ・コンセイソン」のクロスを再び「ヴィエリ」が決めて2点目。23分には「ドニ」が3点目をたたきこみ、3-0で圧勝した。
【第79戦】タイトルホルダーズカップ VS ペルージャ(ハードプレスC) 今回挑戦するのは、賞金制限なしのカップ戦としては最高位の「タイトルホルダーズカップ」だ。 試合は前半18分、「クレスポ」のシュートのこぼれ球を「ヴィエリ」がゴール。しかし後半、「ラウルセン」のファウルからPK。「アントニオーリ」がこれをはじくが、直後のコーナーキックで今度は「ドニ」がファウル。2回目となったPKを元ブラジル代表「ゼ・マリア」に決められる(後半21分)。
そのままPK戦となるが、3-1で勝利となった。
【第80戦】タイトルホルダーズカップ準決勝 VS カリビアン・パイレーツ(スピード重視B)
一言コメント:前半8分に「クレスポ」が初得点。さらに前半23分、後半23分に「ヴィエリ」が中央からシュートを決める。さらに43分に「クレスポ」がダメ押しの4点目をあげて圧勝した。
タイトルホルダー決勝は、キラクローズが途中でまさかの敗退。CPUチームとの決勝となった。「アントニオーリ」のファインセーブで相手の最初の攻撃を防ぎ、そこから速攻を仕掛ける。サイドを「エリベルト」が突破し、前半14分には「クレスポ」のダイレクトシュートが炸裂した。そのまま逃げ切ってタイトルを獲得した。
【第82戦】フレンドリーマッチ VS FC杉並(プレスカウンターD) ここからゲームが新バージョンに変更。新しいバージョンでは、大会専用のイベントモードが加わったのが大きな変更点。そのほか、画面右にあるカード配置を示すレーダーに、モチベーションがわかるアイコンが追加された。これでいつでもモチベーションがわかるようになったのがうれしい。 試合はカードを作りたて1試合目のチーム、FC杉並(仮称)との対人戦。すべて白カードで構成されており、DFに「ジュトゥー」がいるくらいで特に目立った選手はいない。しかし4-4-2の手堅い布陣であり、堅守を崩せるかどうかがポイントになる。 戦力的には圧倒しているはずなのだが、試合は一進一退の攻防が続く。前半44分、スローインからのクロスを「クレスポ」がダイレクトで決めて先制。
しかし「マルキオンニ」のサイド突破から、後半途中出場の「ヌーノ・ゴメス」に同点シュートを決められた。終了間際の後半48分「クレスポ」が意地の勝ち越しヘッド。苦戦の末、なんとか2-1で勝利となった。
【第83戦】キングスクラブカップ1回戦 VS ペルージャ(ハードプレスC)
一言コメント:前半28分「ヴィエリ」のシュートがバーを直撃。その跳ね返りを「ルイ・コスタ」がダイレクトで決めた。
一言コメント:前半11分に「ヴィエリ」のクロスから「クレスポ」が先制ゴール。後半17分には「ヴィエリ」がバックヘッドで流したボールを再び「クレスポ」が決めた。
キングスクラブの決勝となったこの試合、対戦チームはベストイレブン級の選手をそろえたFCトリスタン(仮称)。取材で行なっているこの試合だが、最近はなぜか腕自慢のプライベートチームが次々と乱入してくる。 FCトリスタンは「ロナウド」と「レコバ」を前線に、「トッティ」を下がり目に配置した3トップ気味の布陣。「カンナヴァロ」、「ネスタ」、「テュラム」の3バックと、「トゥドール」、「トンマージ」のダブルボランチのDF陣が堅い。 試合は前半5分、ドリブルしてきた「ロナウド」をDFふたりで囲む。しかし「ザンキ」があっさり振りきられ、中央を抜かれて先制される。後半16分には、「シェフチェンコ」のサイド突破からロナウドにシュートを打たれて失点。
さらに終了間際、相手の強烈なシュートを「アントニオーリ」がはじく。サイドにこぼれた球をDFが追いかけたが、後ろから走ってきた「シェフチェンコ」が追い抜いてクロスを上げる。それを「メンディエタ」に決められてダメ押しの3点目を取られた。
【第86戦】チャンピオンズトロフィー1R1LEG VS ASメディタレーニアン(奪取重視S)
どうもこのところ「ザンキ」のミスから失点することが多い。「レザイー」はDEFとPOWが1ずつ高いので、連携がよくなれば以前よりもミスが減ることだろう。DFの連携ミスは命取りなので、当分の間は「トリッチェリ」をスタメンで使うことにする。 ここで参加したチャンピオントロフィーの最初の相手は、CPUチームでも屈指の守りの堅さを誇るASメディタレーニアン。「マルディーニ」、「カンナヴァロ」、「ネスタ」の3バックにキーパーは「ブッフォン」という構成。ひとりくらい分けてもらいたいところだ。 試合は前半26分、「セルジオ・コンセイソン」の縦パスを受けた「ヴィエリ」が、ディフェンダー2人のプレスをはねのけてシュートを決める。
後半17分には再び「ヴィエリ」に2点目を奪われた。プレスボタンを押すのを忘れていて、ディフェンダーが棒立ちになったところをノーマークで打たれてしまった。肝心なところで監督のミスが出た。
【第87戦】チャンピオンズトロフィー1R2LEG VS ASメディタレーニアン(奪取重視S)
一言コメント:前半25分、コーナーキックから「トンマージ」に決められて先制点を奪われる。42分に「クレスポ」が1点取ったが、後半25分「ヴィエリ」に決勝点を奪われた。相手の3バックが堅く、チャンスは少なかった。
一言コメント:このところ負け続きだったので、連敗脱出メニューを消化する。試合は格下相手に苦戦。「クレスポ」と「ヴィエリ」で2点取るが、後半25分に「ガンツ」に決められて追いつかれる。PKでかろうじて勝利。
一言コメント:前半13分、「ドニ」がヘディングで浮かせた球を「ヴィエリ」が高い打点のヘディングでたたき込む。後半27分には、コーナーキックを相手キーパーがパンチング。それを「ドニ」が拾って押し込んだ。
「ガットゥーゾ」は白カードとはいえ「トンマージ」、「ダヴィッツ」クラスと比べても遜色のない当たりの強さを見せる。このところ失点続きのディフェンス陣を底上げするために、早くチームに馴染んでほしいところだ。 さて、サポーターから「極東の英雄」という称号を贈られた我がチームだが、前回の「極東の帝王」からは明らかに格落ち。このところ、強豪チームに負けが続き、勝率にかなり響いている。 エンタープライズカップ決勝の相手は、いつもどおりキラクローズ。すでに賞金は100億を越えており、余裕の決勝進出となる。試合は前半23分、取り返しかけたボールを再び「トンマージ」に奪われ「シェフチェンコ」が先制点を決める。
さらに37分、DF陣に囲まれた「メンディエタ」が絶妙なパスを「ロナウド」に出す。ダイレクトで打たれて2点目を献上。後半6分、「エリベルト」→「クレスポ」とつないで1点返すが、そのまま時間切れで逃げ切られた。
■ 選手紹介その3 ~守備的ミッドフィルダー編~ 今回は守備的MFについて紹介していこう。守備的MFは中盤でのディフェンスや、ルーズボールを拾って攻撃につなぐ役割が求められる。 基本能力として重要なのは“パワー(POW)”で、数値が14以上ないと相手FWの突進に倒されてしまう。攻守のかなめで運動量が多いため、1試合通して使うにはスタミナが15以上必要になる。ボールを中盤で奪うには、ディフェンスも12以上ほしいところだ。
また、守備的MFはスピードがあればあるほどルーズボールを拾いやすくなる。いっぽうで、テクニックがあるとパス回しがスムーズになるため、テクニックも無視できない。このようにオフェンス以外、すべてに高い能力が求められるのが守備的MFなのだ。
※注 …… 「選手紹介」の内容は、あくまでも筆者自身がプレイして感じたことに基づいて記述しているものです。状況やカードなどさまざまな要因により、記事どおりにすべてが機能するわけではないことを、あらかじめお断りしておきます。
《 プレスを重視した守備的MF 》 相手にプレスをかけ、ボールを拾うためにはスピードとパワーを兼ね備えている必要がある。ここを重視すると、まず能力が頭ひとつ抜けているのが「エドガー・ダヴィッツ」だ。パワーとスピードが突出しており、縦横無尽に動き回ってルーズボールをかっさらってくれる。 「ダヴィッツ」と同じくベストイレブンに選出された「ダミアーノ・トンマージ」も能力が高い。パワーは低いが、MFとしては最高クラスのディフェンスを誇り、スピードもある。ボールを拾ってつなぐのがうまく、地味だが縁の下の力持ち的な存在になっている。 スタミナが売りの「マティアス・アルメイダ」は、ディフェンス・パワーともに優れており、パス回しも正確だ。しかしスピードがないのが大きな欠点。特にサイド突破を止めるのは難しく、スリーボランチで中央に使うなど、使い方を工夫してみよう。 そのほか、確実にプレスをかけてくれるのは「ルイジ・ディ・ビアッジョ」、「イヴァン・ガットゥーゾ」、「シモーネ・ペロッタ」といったパワー型のMFだ。それぞれ「的確なプレッシング」、「中盤の剣闘士」、「ハードプレッシング」というプレスのスキルを持っているため、中盤で相手選手にガンガン当たりにいってくれる。
特に「ガットゥーゾ」の力強さは半端ではなく、テクニックの低さもさほど気にならない。白カードとしては屈指の守備的MFといえるだろう。
《 つなぎを重視した守備的MF(ボランチ) 》 パワーも重要だが、つなぐボールがきれいに味方に渡らないと攻めにはつながらない。それを考えた場合は、テクニック値が高くパス回しのスキルを持っている選手を選びたい。 この場合は「エメルソン」、「アレッシオ・タッキナルディ」、「アントニオ・コンテ」などが候補に挙げられる。この中でタッキナルディはPOWが15あり、簡単に倒されることなくパスをつないでくれる。エメルソンとコンテはパワー不足だが、ボランチ(舵取り)としてのパス能力は高い。
また、ベストイレブンの「ガイスカ・メンディエタ」をボランチとして使ってもよい。サイドハーフとして使うよりも切れ味は鈍るが、確実に役立つことだろう。
《 DFからのコンバート組の守備的MF 》 パワーと奪取力を重視した場合は、MFよりもDFからのコンバートが有力になる。その典型的な例が「イゴール・トゥドール」である。 「トゥドール」はパワーが最高値の20で、中盤で相手を潰しまくってボールを奪ってくれる。テクニックとスピード値もDFとしてはバランスがとれており、DFよりもむしろ守備的MFに適しているといえるだろう。DFとして使うと、パワーがありすぎるのでペナルティエリア内でのファウルが怖い。 同様に、DFからのコンバートで活躍するのが「パオロ・マルディーニ」だ。守備範囲が広く、前線近くまで攻め上がる若々しいプレーを見せてくれる。 そのほか、スピードを重視して「リリアン・テュラム」や「イヴァン・コルドバ」などをコンバートしても充分期待に応えてくれるだろう。
DFはもともとパワーとディフェンス値が高いので、スピードとスタミナに秀でた選手を探してコンバートしていくとよい。相当な数のDFがコンバート可能だと思われるので、自分なりにお気に入りの選手を探してみよう。
■ 第10回総括 今回の成長日記では、ついにキラクローズ以外の強豪チームが乱入してきた。次回以降も強敵の登場が予想される。今後は新加入の選手がどこまで馴染むかがポイントになりそうだ。
守備的MFについては、「ダビッツ」という例外を除けば、実戦ではMFよりもDFからのコンバートが有力といえる。パワーを全面に押しだしてプレスをかけると、守りはさらに堅くなるはずだ。次回の選手紹介は、最後に残ったDFとGKについて取り上げていこう。
(C) Hitmaker/SEGA, 2002
□ヒットメーカーのホームページ (2002年12月6日)
[Reported by 石井ぜんじ]
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