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今回は成長日記の第7回と、選手紹介のフォワード(FW)編をお届けする。今回の成長日記では、待望のレアカードFWをゲット! 得点力の大幅アップが期待できる。選手紹介は、筆者の主観に基づいて、期待に応えてくれるFWとその活かし方について説明しよう。
■ チーム「ゲームウォッチ」成長日記・第7回
今回は54戦~65戦、合計12試合の結果をレポートしよう。54戦目にしてヴィエリを獲得し、攻撃力が大幅にアップ! しかし、CPUチーム以上にライバルのキラクローズの成長が目立つ。どうもチームの連携と同時に、使う編集者Kの腕が上がってきているようだ。カップ戦では、これまで以上にライバル対決が大きなポイントになりそうだ。
【第54戦】フレンドリーマッチ VS バライドス・デ・ヴィーゴ(奪取重視C)
しかし「ヴィエリ」はチームの雰囲気になじめない様子。監督の説得もむなしく、いきなり絶不調からのスタートとなった。 放出されたのは「サラジェダ」。レギュラーカードながら、ここまでチームのほとんどの得点をたたき出してくれた彼には「お疲れさま」の一言を送ってあげたい。
試合は、チーム経験の乏しい「ヴィエリ」がさほど機能せず、一進一退の攻防となる。前半46分、右にドリブルで流れた「ヴィエリ」がクロスを上げ、それを受けた「ヒュブナー」が先制点を上げる。そのまま逃げ切って1-0で勝利となった。
一言コメント:前半46分に「ヴィエリ」が中央突破し、初得点を決める
今回はエンタープライズカップに出場。グレードの低いカップ戦だけに、優勝を狙っていきたいところだ。試合は前半5分、左の「ドニ」から「セルジオ・コンセイソン」にパスがわたり、最後は中央から「ヴィエリ」がシュートを決める。
23分にはこぼれ球を「セルジオ・コンセイソン」が拾い、パスを受けた「ヒュブナー」が2点目をゲット。後半も勢いは止まらない。18分に「ヒュブナー」、32分に「ヴィエリ」が中央突破で決めた。浦和コスモスの3バックは、中央に穴があるようだ。
【第57戦】エンタープライズカップ準決勝 VS トリノ(パワー重視C)
一言コメント:「ルカレッリ」にフリーキックを決められたが、相手のゴールキックを奪った「ヒュブナー」が同点シュートを決める
予想通り、決勝の相手はキラクローズ。エンタープライズカップの出場CPUチーム程度では、あのスター軍団を止める術はなかったようだ。 試合は前半22分、中央でフリーになりかかった「ロナウド」にキーパーが飛び出す。しかしその直後、クリアボールを「ナカタ」にダイレクトヘッドで決められた。ありがちな失点パターンだが、失点は結果論なのでキーパーは責められない。
後半15分には「シェフチェンコ」→「ナカタ」→「ロナウド」と横にダイレクトパスがつながり、最後は「シェフチェンコ」にミドルシュートを決められた。DFが詰める間もないダイレクトプレーの連続。正直言って、止めようのない失点だった。
【第59戦】レギュラーリーグ VS ホワイトジャイアント(スピード重視A)
一言コメント:後半47分「ヴィエリ」のゴールが決まったかと思ったが、笛が吹かれて「ヴィエリ」のファウルを取られた。再三のチャンスを逃すが、後半12分に「ヴィエリ」が決勝点を決める
一言コメント:前半28分に「ヴィエリ」が得点するものの、後半7分に「デルヴェッキオ」のシュートを「トッティ」がワンタッチでコースを変え、同点に追いつかれる。
コンチネンタルカップの2試合目となったこの試合、新たなグレードへステップアップするためにも落とせない試合だ。幸先よく、前半7分、26分に「ヴィエリ」が中央突破し、2点を先行する。
しかし後半17分に「バティストゥータ」のシュートのこぼれ球を「デルヴェッキオ」に決められて追い上げられる。だが、後半33分に「ヴィエリ」が3点目を たたき込み試合を終わらせた。「ヴィエリ」はハットトリックを達成。
【第63戦】コンチネンタルカップ決勝戦 VS キラクローズ(守備重視B) カップ戦に出場すると必ずどこかで出会うキラクローズ。このところ、ライバルチームの連携が上がってきてこちらの勝率が下がってきた。なんとかして打開したいところだ。 しかし前半5分、「シェフチェンコ」の特攻によってDF「ダンナ」が負傷。「トリッチェリ」に交代しようとするが、プレイが切れる前に「シェフチェンコ」にクロスを合わせられて前半22分に失点する。 そこで、後半は絶好調の「ドニ」を投入して勝負を賭ける。「ドニ」は期待に応え、後半7分に鋭いフェイントで2人のDFを翻弄し、強烈なシュートをたたき込んだ。
しかし21分に、コーナーキックからダイレクトヘッドを「ナカタ」に決められ、1-2で敗戦となった。
【第64戦】チャンピオンズトロフィー2R1LEG VS リバーサイドFC(奪取重視C)
一言コメント:後半37分、「ドニ」の力強い突進から同点シュート。1-1で引き分けたが、アウエーで得点がとれなかったため敗退
■ 選手紹介その1 ~フォワード(FW)編~ FWは選手の個人能力がもっとも問われるポジションである。シュート力、決定力は選手によって大きな差があり、勝敗を決定づける大きな要因になっている。そのため、勝ちにこだわるとなれば、どうしても使う選手が絞られてしまう。レアカード(ベストストライカー)に強力なFWがそろっているため、レギュラーカードで使えるFWは非常に少ない。 なかでも「クレスポ」、「シェフチェンコ」、「ロナウド(レアカード)」、「ヴィエリ」といった4人の能力は突出している。まず最初に、この“FW四天王”について説明していこう。
※注 …… 「選手紹介」の内容は、あくまでも筆者自身がプレイして感じたことに基づいて記述しているものです。状況やカードなどさまざまな要因により、記事どおりにすべてが機能するわけではないことを、あらかじめお断りしておきます。
《 FW四天王 ~絶対的なストライカー 》 【エルナン・クレスポ】
もっとも脅威なのが、正確で力強いミドルシュートだ。ペナルティエリアのわずか外側のゾーンがシュートレンジなので、DFに詰められる前にゴールを狙える。スタミナが前後半を通して持つのもいい。
ダイレクトシュートが得意なので、クロスに合わせて使っていくのが基本。少し上がり目の位置に置いて、ダイレクトかワントラップでのシュートを狙おう。
【アンドリー・シェフチェンコ】
中央突破できずにサイドに流れても、相手陣内の深くからクロスを上げてくれるはずだ。その足の速さを活かしてボールを奪う能力も高い。 単独突破を活かすために、やや下がり目に配置してドリブルで持ち込ませるとよい。しかし、クロスをダイレクトで合わせるのも決して苦手ではない。
唯一の欠点は、動きすぎて後半にばててくること。PK戦になったらはずしやすいので要注意だ。
【ロナウド】
「ロナウド」も快足FWのひとりだが、「シェフチェンコ」を直線的とするならば「ロナウド」は曲線的。高いテクニックでボ-ルをキープしながら、スペースを探して自ら抜け出す能力に長けている。 「ロナウド」も「シェフチェンコ」同様、やや下がり目に配置して、自分で持ち込ませるといいだろう。もちろん「シェフチェンコ」同様、ダイレクトシュートやミドルシュートもうまい。
スタミナがなくなるとやや精度が落ちるが、攻撃面では万能に近いストライカーだ。
【クリスチャン・ヴィエリ】
競り合いに強く、ダイレクトやワントラップのシュートが得意。エリア内ではフェイントを混ぜてシュートを打つ器用さも持っている。 基本的には奥に置いて、ダイレクトやワントラップでのシュートを狙わせる。だが、パワーを活かしたドリブル突破も強力なので、中盤を制圧したい場合は下げ目に配置してもよい。キープ力があるので、MF表示が出るまで下げ、トップ下に置いても機能する。
欠点はややスタミナに難があること。とはいえ、使い方次第では前後半持たせることも十分可能。
《 四天王に続くスペシャルカードのストライカー 》 まだベストストライカーのカードを手に入れていない人や、他人と同じメンツじゃつまらないという人は、スペシャルカードで強力なFWを探してみよう。 四天王に続くのは、ベストストライカーの一角である「ガブリエル・バティストゥータ」と、昨季得点王の「ダヴィド・トレゼゲ」だ。 「バティストゥータ」のシュートの破壊力は最高クラス。しかし、正確性とスタミナにやや問題がある。できれば交代要員で使いたいところだ。エリア内での強烈なヘッド を活かすため、やや深めに配置していこう。パワーはあるがスピードとテクニックがあまり高くないため、ドリブル突破は得意ではない。「トレゼゲ」はトータルバランスのよいFWで、シュート力はなかなかのものだ。 さて、ここからはOFF値16~18のFWになるが、ここの選出が難しいところ。各FWに特徴があり、数値だけでは測れないからだ。 筆者がスペシャルカードのFWをすべて使ってみたところ、現状で得点という結果を出したFWは「ダリオ・ヒュブナー」、「ビンツェンツォ・モンテッラ」、「フランチェスコ・トッティ」である。 「ダリオ・ヒュブナー」は「クレスポ」のような万能型のFW。シュートの精度はやや劣るが、平均すると決定力は高い。競り合いにもそこそこ強く、ペナルティエリア内ではどこからでも強いシュートを打ってくれる。実際のOFF数値は17だが、使ってみた感じでは19くらいあってもおかしくない印象を受ける。 「ビンツェンツォ・モンテッラ」はスタミナとパワーがなく、試合の半分しか出場させられないFW。しかしシュート力はピカイチで、四天王も真っ青の強烈なシュートを決めてくれる。DFのマークをはずす動きも巧み。あえて四天王を使いたくない人には、ぜひとも仲間に加えることを検討してほしい人材だ。
「フランチェスコ・トッティ」は、FWというよりはむしろMF向きの人材。トップ下でのパス回しやチェイシングに長けている。シュートは正確で、カーブをかけたミドルシュートとダイレクトシュートが得意。PKもめったにはずさない。四天王の下に置きシャドーストライカーとして使うのが一般的だが、単独でFWとして使っても充分活躍する。
《 特殊な技能を持つFW 》 FWは、基本的に“点を取る”のが仕事。しかし、クロスをあげたり、トップ下で活躍する選手もいる。 クロスを上げるウイングとして使えるのが「アルヴァロ・レコバ」と「クラウディオ・ロペス」だ。どちらもスピードがあり、テクニックに長けている。突破力があり、一般的なMFよりも強力なシュートが打てるのが強み。
トップ下を任せられるのは、パワーがありチェイシング能力に長けたFW。チェイシング能力はDEF値の高さで判断できる。ローマ勢の「フランチェスコ・トッティ」、「マルコ・デルヴェッキオ」あたりが有力といえる。
《 レギュラーカード(白カード)のFW 》 白カードで黒カードのFWに匹敵する選手は非常に少ない。しかし白カードの中から、使えるFWを探して発見するのはなかなか楽しい。白カードに万能なFWは存在しないので、まずはシュートの決定力のみを重視して選んでいくといい。パワーやスタミナは、この際無視していこう。パワーがあってもシュートがへろへろでは意味がない(「カロン」がそれに当てはまる)が、これは実際に使ってみないとわからないところだ。 黒カードFWに遜色ないのが「エィドリアン・ムトゥ」である。白FWの中でも、その能力は突出している。ペナルティエリア内での決定力がとても高く、スピードとテクニックでDFを抜くことができる。ウイングとして使えば、上げるクロスも正確だ。ただし、パワーに乏しいのはいたしかたないところ。 「ムトゥ」に似たタイプが「ハヴィエル・チェヴァントン」。「ムトゥ」ほど決定力はないが、テクニックとスピードで相手DFをかく乱してくれる。 シュートの決定力という点では、「マルセロ・サラジェタ」がお薦め。平均すると「カロン」よりもパラメーターが低いため注目されにくいが、トラップの精度とシュートの決定力は、白FWのなかでもトップクラス。エリア内でのシュートはまずはずさない。ただし、パワーがないので相手DFに寄せられると簡単にボールを奪われてしまう。ワンタッチ、ツータッチでシュートを打たせるようにしよう。
パワーを活かすなら「ルカテッリ」がいい。競り合いながらシュートが打てる数少ない白FWだ。フリーの体勢で枠をはずすことがあるのは困り者だが、力強いシュートを打ってくれる。
■ 第8回総括 今回の成長日記では「ヴィエリ」が加入したものの、ライバルチームとの対戦成績は水をあけられてしまった。今後は重量級FWをうまく使うため、戦術の見直しが必要かもしれない。
選手紹介については個人的な主観で紹介しているため、ほかにも使える選手がいるはずだ。筆者は結果を出せなかったが「デルピエロ」、「バッジョ」、「カッサーノ」、「ヌーノ・ゴメス」らは、使いこなせればなかなか面白そうである。来週は、攻撃的MFとサイドアタッカーについて紹介していく予定だ。
(C) Hitmaker/SEGA, 2002
□ヒットメーカーのホームページ (2002年11月1日)
[Reported by 石井ぜんじ]
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