★ピックアップ アーケード★
今回は、いよいよ中盤へとさしかかった成長日記と、シュートを打つタイミングなどについて紹介していく。シュートのタイミングは、単純なことだが決定力に大きな差が生じる。選手ごとに異なる“シュートレンジ”を把握することが大切だ。
■ チーム「ゲームウォッチ」成長日記・第5回 今回は、29試合目から40試合目までの12試合をレポートする。同じフォーメーションばかり使うのも監督的に飽きてきたため、ついに3バックに変更することを決意。
この変更が、果たして吉と出るか凶と出るかが、今後のポイントになってくるだろう。連携も向上してきたが、そのぶんCPUチームやライバルチームのキラクローズも強くなってきているため侮れない。
【第29戦】レギュラーリーグ VS レッチェ(バランスC)
あくまでも筆者の体験に基づく見解だが、このスキルは選手のモチベーションを高く保つ効果があるように思われる。 しかも、その効果を発揮させるために試合に出す必要はなく、ベンチに置いておくだけでよい。ただし「トリッチェリ」と息の合わない選手がいるらしく、「ジュトゥー」などの選手はこのスキルの恩恵にあずかれないようだ。 試合は「ドニ」をセカンドストライカーに据えた布陣で望む。前半9分に「エリベルト」から「サラジェダ」にクロスが渡り、お決まりのパターンで先制点。
「サラジェダ」はワントラップシュートが抜群にうまい。後半5分には、交代した「ヴリーザス」がアーリークロスからシュートを決めて2点目をゲット。その後「サラジェダ」が3点目を決めて大勝。
【第30戦】キングスクラブカップ1回戦 VS オリンピック磐田(奪取重視B)
【第31戦】キングスクラブカップ準決勝 VS FCプロビンチャ(奪取重視C) 前の試合で、「極東の至宝」という称号をもらった我がチーム。とてもカード1枚目と思えないほど勝率が高い。そのせいか、フロントから10試合契約更新のオファーが届いた。練習でグラフを伸ばし、チームランクもバランス重視Bへアップ。快進撃は続く。
しかし、この試合は苦戦した。ゴール前でワントラップしている間に相手DFに詰められ、シュートまで持ち込めない。一進一退の攻防が続き、結局PK戦へ持ち込まれた。PKでは、「サラジェダ」、「エメルソン」がはずしてピンチになるが、「アントニオーリ」が奮闘して4-3で辛くも勝利した。
【第32戦】キングスクラブカップ決勝戦 VS キラクローズ(奪取重視B) ついに、キングスクラブカップの決勝戦まで勝ち残った。相手は宿命のライバル、キラクロースだ。 前半5分、「エリベルト」→「サラジェダ」の黄金コンビでいきなり先制。しかし18分、「ロナウド」の中央突破から「ナカタ」がパスを受け、ミドルシュートを決められて前半を1-1で折り返す。 後半は「コラーディ」に変えて「ヴリーザス」を送り込んだが、そのまま90分を終了しPK戦に突入。狙い通りの渋い展開に持ち込んだ。 PK戦は、キラクローズの「ロナウド」が外したほかは、その後お互いにすべてシュートを決めるという結果になった。勝負強さを発揮し、カップ戦でまたまたキラクローズを破ることができた。
【第33戦】チャンピオンズトロフィー1ndLEG VS レッドデビルスUtd(スピード重視A) キングクラブカップを制して意気上がる我がチームは、モチベーションも高く選手はやる気満々。獲得賞金総額も18億を超えた。そこで今度はチャンピオントロフィーに挑む。 そろそろ同じフォーメーションに飽きてきたという、監督の個人的な理由で3バックに変更。DFが補強されていないので無謀とは思ったが、中盤の人材を活かして新しいチャレンジをおこなった。
対戦相手はレッド・デビルスUtd。エースストライカーに「ロナウド」を抱える強豪だ。試合は前半16分、「グレシコ」のクロスを「ロナウド」にダイレクトシュートで決められる。相手のパワーとテクニックの前に、パスがなかなかつながらない。そのまま0-1で逃げ切られた。
【第34戦】チャンピオンズトロフィー2ndLEG VS レッドデビルスUtd(スピード重視A) 前試合が1点差負けなので、今度はもう勝つしかない。相手の攻撃力をかんがみて「ルイコスタ」をやや後ろに下げ、中盤の底を3枚にしたフォーメーションで挑む。 試合は0-0のまま後半に突入。後半15分に「エリベルト」のパスを受けた「ドニ」が中央突破し、ようやく先制点を獲得した。
しかし33分に右サイドを崩され、相手の「ドニ」に中央から決められてしまった。終了間際の得点が痛く、そのままドローに。2試合の総合で敗退することになった。
通算:20勝8敗6分け
【第35戦】フレンドリーマッチ VS ルジタニア・ナシオナル(スピード重視A)
通算:20勝8敗7分け 【第36戦】フレンドリーマッチ VS ローマ(奪取重視A)
しかし「エリベルト」と前後半交代で使っていけば問題はない。サイドアタッカーとしては最高クラスなので、チームに加入させることにした。 放出した「カストロマン」も、白カードとはいえクロスがうまい有能な選手。しかし、同時期に「セルジオ・コンセイソン」が加入したという不運に見舞われたこともあり、残念ながら一度も出場しないまま放出となった。
今回は一度獲得したナショナルスーパーカップに再出場。第27戦に続き、再びキラクローズと対決となった。キラクローズは前回からさらに試合を積み、42勝11敗と高勝率をキープし続けている。 試合は前半の14分、GK「ブッフォン」のゴールキックを受けた「シェフチェンコ」が中央を突破、そのままドリブルシュートで1点を献上した。次いで35分には「トンマージ」の横パスから「ロナウド」が中央をドリブル突破。 前半終了時で0-2とリードを許す。最初からこの2トップを警戒し、中央を固めるだけ固めていたのに突破された。GKの飛び出しも間一髪間に合わず。相手監督の編集者Kもキーパーの飛び出しに慣れてきて、早めにシュートを打つ姿勢ができているようだ。 後半47分、「サラジェダ」がゴール前でキーパーと1対1になるが、スタミナが空だったせいかへろへろのシュートで枠をはずす。結局、0-2の完敗だった。
【第40戦】レギュラーリーグ VS ホワイトジャイアンツ(スピード重視A)
■ 戦術考察編 その4~カウンター、シュートボタンを押すタイミングについて 今回は、戦術ボタンのなかで最後に残ったカウンター戦術と、シュートボタンを押すタイミングについて説明しよう。カウンター戦術は、メリットもあるが多用しすぎるとデメリットもある諸刃の戦術。シュートのタイミングは初心者が失敗しやすいポイントであり、得点力に大きく関係することから、よく読んで参考にしてほしい。
※注 …… 「戦術考察」の内容は、あくまでも筆者自身がプレイして感じたことに基づいて記述しているものです。状況やカードなどさまざまな要因により、記事どおりにすべてが機能するわけではないことを、あらかじめお断りしておきます。
《 カウンター攻撃について 》 前回までプレス、中央突破、サイド攻撃について詳細に紹介してきたが、このカウンター攻撃はシンプルに説明していく。 というのは、あくまでも個人的な見解ではあるが、何度試してみても「カウンター攻撃を活かせるシチュエーションをさほど見つけられなかった」からだ。 カウンター攻撃は、メリットとデメリットの両方が存在する。無理にカウンターを仕掛けずとも、中央突破とサイド攻撃で充分な攻撃力が生み出せる。これが現状での筆者の考え方である。カウンター攻撃は、状況に応じて使うといいだろう。 【ポイント1】パス交換の多いカウンター攻撃 カウンターの戦術ボタンを押すと、選手はできるだけ早くゴールを目指す動きをする。そして、ボールを出せそうなプレーヤーが前の方にいれば、あまりドリブルせずにパスをつないでいく傾向がある。
カウンターというとゴールに向けて縦にドリブルするイメージがあるかもしれないが、WCCFでは横パスも織り交ぜた早いパス交換が特徴といえる。
【ポイント2】カウンター戦術のデメリット カウンターの戦術ボタンが点灯していると、強引にでも味方にパスをつなごうとする傾向が見える。特にゴール近くになると、ゴールとディフェンダーとの間のスペースにパスを送り込んでくる。 しかし、このパスの成功率が、カウンターを使わない場合に比べてかなり低い。ほとんどの場合、かなり精度の低いパスを出してしまうのだ。チームが未成熟な場合、そのマイナス面が特に顕著にあらわれてしまう。
もしカウンターの戦術ボタンを常に点灯(他の戦術と同時押しを含む)させてプレイしている人がいたら、何試合かカウンターを全く使わず戦ってみてほしい。チームによっては、カウンターをやめたとたんに勝率がアップするかもしれない。
【ポイント3】カウンター戦術の使いどころ
カウンター攻撃がもっとも生きるのは、相手のディフェンスラインが極端に上がってきたとき。このときは最終ラインとGKとの間に大きなスペースができるため、ここをカウンターと中央突破戦術で狙っていく。また、相手チームのコーナーキックの後などでも有効だ。
《 シュートのタイミングについての考察 》
ここでは、シュートを打つタイミングについて説明しよう。あまりにも基本的なことかもしれないが、これがうまくできないと勝率に大きく響く。実際、今でもゲームセンターでは、はじめたばかりの人がシュートミスで勝ち試合を落としているのをずいぶんと見かける。そこでもう一度、ここで基礎をおさらいしてみようというわけだ。
【ポイント1】シュートボタンのタイムラグ
シュートボタンは、押した瞬時にシュートを打ってくれるというわけではない。微妙なタイムラグがあり、わずかに遅れてシュート動作に入る。ドリブルでボールを前に蹴りだしているときは、シュートまでのタイミングがさらに遅れる。心持ち早めのタイミングで押すといいだろう。
【ポイント2】遠くから打ってもゴールは決められない 実際のサッカーでは、シュートを打てば何が起こるかわからないため、積極的に打つことが勝利につながる道となる。 しかしWCCFでは、ロングシュートを連発しても戦況は悪くなるばかりだ。キーパーに難なくキャッチされ、無駄に相手に攻撃のターンを奪われることになる。むしろ、シュートレンジに入る前に相手にボールをクリアされたほうが、こぼれ球をひろってチャンスをつかめる可能性が高い。
ボールをドリブルで持ち込んだとき、どこまでゴールに近づけば決められるのか。その距離感をしっかりつかみ、シュートレンジに入るまでは打たない勇気を持とう。最低でも、キーパーにはじいてもらわないとチャンスは生み出せない。
【ポイント3】FWの能力によるシュートレンジの違い シュートレンジの目安になるのが“ペナルティライン”だ。FW表示の選手なら、ペナルティエリアの中に入ればだいたいどの選手でもゴールが狙える。シュートの苦手なMFの場合は、さらに少しだけゴールに近づく必要がある。このわずかな差が、決定力に大きく響く。 ベストストライカー級の有名FWは、ペナルティエリアの外から積極的に打ってみよう。特に「クレスポ」のミドルシュートは精度、威力ともに抜群で、エリア外から高確率で狙うことができる。 「パティストゥータ」は精度こそ若干落ちるが、威力は「クレスポ」よりも上。遠くから無理に打ってはじかせ、コ-ナーキックを獲得するという手もある。 また、能力の高いMFはエリア外からのミドルシュートが得意だ。「トッティ」、「ネドベド」、「メンディエタ」、「ドニ」といったところは、実に強力なミドルシュートの持ち主。絶好調だと、カーブをかけたトンでもないシュートを決めてくる。よって、絶好調の時はペナルティラインの寸前からどんどん打って構わない。
OFF値が18以下のFWは、選手のタイプによってシュートレンジがかなり違う。例えば「ディヴァイオ(パルマ→現ユベントス)」は、ダイレクトシュートは得意だがロングシュートは苦手。しかし、「ミロシェビッチ(パルマ→現サラゴサ)」は右45度の角度なら、エリア外からも強烈なシュートを放つ。このように選手ごとに異なる性質を把握できれば、名監督への道は近いだろう。
■ 第6回総括 今回の成長日記でも、相変わらずのカードの引きの悪さが続いている。筆者の経験では、24クレジットくらいプレイすれば、使える黒FWのひとりやふたりは出てくるものなのだが……。
これまでは「サラジェダ」でもなんとかなったが、今後は厳しい戦いが続く予感がする。次回の戦術は、キーパーの飛び出しや、スローイン時のカード移動などについて紹介していく予定だ。
(C) Hitmaker/SEGA, 2002
□ヒットメーカーのホームページ (2002年11月1日)
[Reported by 石井ぜんじ]
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved. |
|