★ピックアップ アーケード★
今回は、成長日記の第9回と、攻撃的MF、サイドアタッカーの選手紹介をしていこう。成長日記はチームの成熟度、攻撃力とも飛躍的に向上している。選手紹介は、白カードも含めて使える有望な選手をリストアップしていく。
■ チーム「ゲームウォッチ」成長日記・第8回
今回は66戦~77戦の12試合の結果をレポートする。練習グラフは、1枚目のカードとしてはマックスに近いくらい緑の部分が広がってきている。これからは練習が成功しても、全体の面積はさほど変わらないだろう。あまり一方向に伸びすぎても、逆側の能力が引っ張られて下がってしまうからだ。しかし、新加入の選手は、練習をしないとチーム経験がたまらない。練習メニューは、紅白戦を選ぶことが多くなってくるだろう。
【第66戦】フレンドリーマッチ VS ビッグアップル・スターズ(守備重視D) 現状のフォーメーションは「ビエリ」を左に、「ヒュブナー」を右に置いた2トップ。「ドニ」をトップ下に置き、右サイドの「セルジオ・コンセイソン」と「エリベルト」がクロスを上げていく。 最初の試合はビッグアップル・スターズとの親善試合。前半14分、「セルジオ・コンセイソン」→「ヴィエリ」のホットラインが開通。クロスを受けた「ヴィエリ」がDFをかわしてシュートを決める。
後半の開始直後には、相手キックオフのボールを奪った「ヴィエリ」が単独突破で2点目をゲットした。18分には「Lam.ザウリ」に得点を許したものの、危なげなく逃げ切って初戦を飾った。
【第67戦】フレンドリーマッチ VS アタランタ(バランス重視B)
一言コメント:前半4分、「セルジオ・コンセイソン」のクロスを「ヴィエリ」
が決める。前半23分には「ヴィエリ」のパスを「ヒュブナー」が決めて完勝。
一言コメント:前半11分、「ヒュブナー」のクロスを「ヴィエリ」がワントラップシュートで決める。後半は一度もプレーが途切れず選手交代ができなかったが、なんとか逃げ切る。
一言コメント:前半22分、「トッティ」にドリブルで中央を抜かれて決められた。ベストイレブンの4バックを崩せず、最後まで決定機をつかめず前試合の雪辱をくらった。
好調を維持したままエンタープライズカップに参戦。試合は前半12分、自陣左でボールを奪った「エリベルト」が長い距離をドリブル。最後は、ペナルティエリア内でDFをかわしゴールを決めた。
後半は「エリベルト」に変わって「セルジオ・コンセイソン」を投入。後半7分には「ヴィエリ」のシュートがバーにはじかれたところを「ドニ」が拾ってシュートを決めた。
【第72戦】エンタープライズカップ準決勝 VS レッチェ(バランス重視C)
一言コメント:後半22分にDF3人を引きつけた「ウグリネッチ」が好パスを出し、「チェバントン」がゴールして追いつかれる。しかし38分に「ヒュブナー」がシュートを決めて逃げ切った。
キラクローズとのカップ戦決勝を控え、休養してモチベーションあげておく。モチベーションを上げるとプレイの切れ味と精度が増し、スタミナの減り方が少なくなるようだ。
試合は一進一退の攻防が続く。しかし前半「エリベルト」の突破から「ヒュブナー」がシュートを決めた。この先取点が実に大きかった。後半は双方の守備陣が活躍し、お互いにチャンスを見いだせない展開。そのまま時間切れとなり、カップ戦制覇をもぎとった。
【第74戦】コンチネンタルカップ1R1LEG VS キラクローズ(パワー重視B)
一言コメント:前半7分、スローインからクロスを上げられて「シェフチェンコ」に決められる。そのまま逃げ切られた
試合前のマネージメントで、サポーターから「極東の帝王」の称号をもらった我がチーム。しかし、所詮はアジアレベルなのか、スターを集めたキラクローズには苦戦が続く。 開幕に狙った「ビエリ」の単独突破は失敗し、逆に前半23分に「ナカタ」の横パスから「ロナウド」に決められた。ワントラップでのシュートにDFが詰め切れていない。後半には「エリベルト」を投入して勝負を賭けるが、いきなり4分に「ロナウド」に単独突破され2点目を献上した。プレスをかけていたが、マークの受け渡しの瞬間に抜かれた感じだ。
21分には自陣深くのスローインから「トッティ」→「ロナウド」とつながれて失点。ハットトリックを決められた。すべての失点は、左センターバックの「ザンキ」がらみ。彼のディフェンスの甘さが大敗につながった。
【第76戦】フレンドリーマッチ VS 日立パンプキンズ(スピード重視C) ランクCの相手と思って油断したら、最後まで手に汗握る好試合となってしまった。 まず前半38分に、相手ゴールキックを強奪した「ドニ」が「ヴィエリ」にパス。そのままドリブル突破をしかけていく。DF2人に囲まれても強引にシュートを決め、先制点を奪った。 しかしその後は、決め手をつかめないまま時間が過ぎていく。逃げ切るかと思った後半46分、「ドニ」がペナルティエリアの左隅でファウルを取られPKとなる。
「どう見てもエリア外だろうが!」と怒る監督だが、判定は覆らない。しかし「アントニオーリ」がPKを止め、なんとか1-0で勝利した。
【第77戦】レギュラーリーグ VS レッド・デビルスUtd(スピード重視A)
一言コメント:「ヴィエリ」と「ヒュブナー」の2トップが大活躍。前半19分には「ヒュブナー」のパスから「ヴィエリ」が、後半16分には「ヴィエリ」のクロスを「ヒュブナー」が決めた。
■ 選手紹介その1 ~攻撃的ミッドフィルダー編~ 今回は、攻撃的MFとサイドアタッカーについて紹介していこう。攻撃的MFには司令塔タイプとサイドハーフのタイプがあり、微妙に役割が違う。
いっぽう、サイドアタッカーは突破力を重視して選んでみた。MFだけでなく、FW、DFでも適性のある選手を紹介しているので、是非とも参考にしてほしい。
※注 …… 「選手紹介」の内容は、あくまでも筆者自身がプレイして感じたことに基づいて記述しているものです。状況やカードなどさまざまな要因により、記事どおりにすべてが機能するわけではないことを、あらかじめお断りしておきます。
《 司令塔にふさわしい選手 》 まず最初に“司令塔”という考え方について簡単に説明していこう。司令塔は、ボールを受けてFWやサイドにスムーズにボールを供給する役割を担う。しかし、戦術によっては、司令塔を必要としない陣形も普遍的に存在する。 司令塔を置く典型的な布陣が、中央に単独司令塔を置き、両サイドにふたりのサイドアタッカーを配する4-4-2、3-5-2の布陣。また、3トップにして4-2-1-3なども考えられる。また、WCCFでは片側のサイドアタックに特化した布陣も有効なので、その場合は逆サイドのMFが司令塔に近い役割を果たすことになる。 司令塔にはキープ力と同時に、リズムよくパスを供給するテクニックが必要になる。ボールを奪われないためにはPOWとTECが14以上ほしいところだ。また、ドリブルで切り込んでいくタイプのスキルがあるFW、MFに、司令塔役はあまり向かない。FWでは「レコバ」などがそうで、彼はサイド寄りで使ったほうが機能する。 それを考えると、司令塔には「ナカタ・ヒデトシ(POW16・TEC18)」や「フランチェスコ・トッティ(POW16・TEC18)」が有力となる。世界を代表する司令塔「ルイ・コスタ」はTEC19とテクニックは充分なのだが、パワーが14なので当たり負けにやや不安がある。
それ以外の人材では「アレッシオ・タッキナルディ」、「エメルソン」などが司令塔もできるタイプ。「タッキナルディ」はOFF値の低さにも関わらず、得点力もそこそこある。「エメルソン」はパワーこそ低いものの、テクニックとスピードでカバーできる。
《 司令塔ではないが、攻撃的MF(サイドハーフ)として強力な選手 》 司令塔を置かない布陣には、攻撃的MFふたりをサイドにやや張り出させた4-4-2などがある。この場合、攻撃的MFは中央まで動いてボールを奪い、サイドに流れてクロスを上げたり、切り込んでシュートを狙っていったりする。このタイプが「パヴェル・ネドヴェド」と「ガイスカ・メンディエタ」だ。この2人はすべての数値が平均的に高く、サイドを制圧して攻撃の起点となる。
似たタイプに「クリスティアーノ・ドニ」がいる。「ドニ」はスピードはさほどないがパワーと突進力があるので、「ネドヴェド」より少し中に絞って配置するといいだろう。彼ら3人はFW顔負けのシュート力があり、ペナルティライン付近からのミドルシュートが得意。チャンスがあれば逃さず狙っていこう。
《 白カードでトップ下をまかせられるMF 》 白カードでは、テクニックとパワーを兼ね備えた選手は少ない。しかし、テクニックだけなら、黒カードと遜色ない選手は何人も存在する。 バランスがとれているのがラツィオの「デヤン・スタンコビッチ」。パワー、テクニックともに高く、黒カードになっていないのが不思議なほどの逸材だ。白カードの中では、トップ下を安心してまかせられる貴重な存在。白カードでチームを作るときには、FW扱いでも活躍する。
「ステファン・ダルマ」もテクニックが高く、トップ下に適している。POW14だが、卓越したボディバランスのスキルを持っていて、簡単にボールを奪われることはない。
《 サイドアタッカー 》 サイドアタッカーを専門職として考えると、なによりも大事なのはスピードだ。早くサイドを突破できれば、そこから絶好のシュートチャンスが生まれる。 また、テクニックや「精確なクロスボール」のスキルも重要。精度の高いクロスボールを供給したいものだ。スタミナ面では最低でも14、できれば17くらいほしいところ。スタミナが13以下の場合、交代制で使っていくといい。このポジションは突破力が重要なので、パワーを考慮しなくてよい唯一のポジションでもある。
ここでは主にMFを紹介していくが、DF表示の選手を高めに配し、ウイングとして使っても問題はない。また、右サイド専門の選手を左サイドで使っても、さほど問題は起こらない。チーム事情に合わせて、コンバートを考えてみよう。
【左サイド】 左サイドを専門にするサイドアタッカーは少ない。サイドハーフとして紹介した「ネドヴェド」以外では、FWの「レコバ」を左ウイングにするのが一般的。
その他では「クリスティアン・マンフレディーニ」とDFの「ヴァンサン・カンデラ」が候補に挙げられる。しかし、突破力を重視するなら、前半または後半限定でSP18の「セルジーニョ」を使ってもいいだろう。
【右サイド】 右サイドは、左と違って人材が豊富だ。DF表示ではあるが「カフー」、「ハヴィエル・サネッティ」はスタミナとスピードがあり、サイドアタッカーとして非常に高い適性を持っている。クロスの精度は「カフー」が上だが、ディフェンス面では「サネッティ」のほうが計算できる。「カフー」はシュート力がないのがややマイナス。 そのほか、1試合通して使えるサイドアタッカーに「ジャンルカ・ザンブロッタ」がいる。ユーティリティプレイヤーの「クラレンス・セードルフ」をサイドに配しても、充分期待に応えてくれるはずだ。 スタミナよりもスピードを重視する場合は「エリベルト」や「セルジオ・コンセイソン」がいい。「エリベルト」は白カードだが、SP18で高速ドリブルのスキルを持っているために突破力が非常に高い。レアカードまで含めても、サイドアタッカーとしてベストを争える人材といえる。
「セルジオ・コンセイソン」はスピード以上にテクニックが高く、「精確なクロスボール」のスキルが大きい。スピードよりテクニックを重視するなら、TEC18の「マルティン・ヨルゲンセン」を使うのもいいだろう。3人ともMFとしてはシュート力があるので、エリア内に入ったら積極的にシュートを狙っていきたい。
■ 第9回総括 成長日記ではチームの連携が深まり、もはや敵はキラクローズのみという状況。試合数が少なくなってきたので、いままでの連携を重視するか、選手を新加入させて強化を図るか微妙なところだ。
選手紹介の攻撃的MFでは、パワーを重視して選んだので落とした人材は数多い。勝負という観点からはパワーが非常に重要だが、テクニックを重視すればす速く芸術的なパス回しを見せてくれる。ここは目指すチーム作りに応じて選んでいこう。来週は守備的MFについて紹介していく予定だ。
(C) Hitmaker/SEGA, 2002
□ヒットメーカーのホームページ (2002年11月1日)
[Reported by 石井ぜんじ]
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