重鎧のような堅殻の陰に無数の毒針を隠し持つ女王蜂。ヤッセの狩り場およびケイザック古戦場のジャングルに潜んでおり、蜂族をはじめとした多くのヴァーミン類を従える。無尽蔵に湧き出る風の魔力が彼女自身を護っており、それは、足で軽く薙ぐだけでも巨大なかまいたちが発生するほど強力なもの。腹部に仕込んだ針を散開発射すれば、風に乗った針があらゆる存在を貫く。例え風針の乱射を耐え凌いだとしても、針に仕込まれた精神毒が身体を内部から蝕んでいく。その後は、にじり寄る虫の大群を前に、ただただ料理されるのを待つだけという恐怖が待っている。