体内でマグマを生成すると云われている恐竜。モリマー台地の奥地を棲家とし、周辺のリザード類を統括している。深紅の剛皮、堅牢で鋭い角、万物を砕く牙、灼熱の爪など、身体のあらゆる部分が凶器だと云っても過言ではない。さらに、獲物を「狩る」動作を行えば、超高熱の灼熱波が残留し空間が歪む。敵対する侵略者に対しては、容赦無く牙を剥く。どんなに強固な鎧や魔法で防護しようとも、紅蓮の炎の前では無力に等しい。圧倒的な力を誇示する大咆哮を浴び、歴戦の騎士でさえ絶望し膝をつくのだ。