古い時代。世界はまだ分かたれず、霧に覆われ、灰色の岩と大樹と朽ちぬ古竜ばかりがあった。だが、いつか初めての火がおこり、明かりと闇と、熱と冷たさと、生と死と、あらゆる差異をもたらした。そして火に惹かれ、火のそばから、王のソウルを見出した者たちがいた。その1人が「グウェン王」

古い時代。世界はまだ分かたれず、霧に覆われ、灰色の岩と大樹と朽ちぬ古竜ばかりがあった。だが、いつか初めての火がおこり、明かりと闇と、熱と冷たさと、生と死と、あらゆる差異をもたらした。そして火に惹かれ、火のそばから、王のソウルを見出した者たちがいた。その1人が「グウェン王」