フロム・ソフトウェア、PS3「DARK SOULS」
新システム「篝火」システムと異形のモンスターを中心に紹介
株式会社フロム・ソフトウェアは、プレイステーション 3用アクションRPG「DARK SOULS(ダークソウル)」を2011年に発売する。価格は未定。PlayStation Network対応。
「DARK SOULS」は、2009年にプレイステーション 3用ソフトとして発売された「Demon's Souls(デモンズソウル」のスタッフが開発中の完全新作のアクションRPG。「デモンズソウル」同様、“ダンジョンを探索する緊張感”、“敵と遭遇したときの恐怖”、“新しい発見による喜び”から生まれる「達成感」を感じられる、硬派なゲーム作りとなっているようだ。
第2報となる今回は、今作から導入される「篝火」システムを中心に、異形のモンスターなどを紹介していく。
■ 「篝火」システム
今回から導入される「篝火」システム。篝火にあたることでHPが回復する。上手く利用することで、ダンジョンの奥深くを目指したい |
「篝火」は、ダンジョンのどこかにある休憩ポイントで、いま同じエリアを攻略している他のプレーヤーの存在を感じて一時的に休息を共有するポイントのこと。篝火にあたることでHPが回復するなど、利用することでマップの奥底まで探索することが可能になる攻略ベースとなる。篝火を見いだすことが探検をする上で大きなポイントとなりそうだ。
篝火の具体的な機能としては、前述の通り休憩することでHPを回復することができる。また、HPやMPを少し回復することができる“エスト”を篝火から補給することができる。補給したエストは「エスト瓶」と呼ばれる特殊な瓶で保管することになる。
「DARK SOULS」における体力回復の手段は、このエストによる回復が標準的な手段となる。エストは非常に貴重なもので、そういった意味でも篝火は重要な意味を持つと言える。
体力の回復手段が少ないと思われるかもしれないが、回復薬をたくさん持てないことは逆に、ゲームの後半でも緊張感を持ってプレイできるということでもある。リアルな冒険と言うことを考えれば無限に薬草を背負って旅を続けられるわけはないので、理に適っていると言える。
篝火にはさらに、復活ポイントとしての役割も持つ。死亡した場合は篝火からのスタートとなる。また、篝火は共有ポイントでもある。オンラインの他のプレーヤーとの距離が少し近づき、ぼんやりとした幻影よりも、少しはっきりとした形で篝火にあたっている姿を見ることができる。しかし、うっすらと見えるだけで、直接コミュニケーションをとtれるわけではない。さらに、こちらからうっすらと見えているからといって、向こうからも見えているとは限らない。むしろ、一方通行敵に見えている方が多いのだという。
篝火にはまだまだ、他にも機能が隠されていると言うことだが、今後徐々に明かされることに期待したい。
「DARK SOULS」には、プレーヤーと同じ境遇に陥った「呪われた不死人」と呼ばれるNPCがおり、こうしたNPCを召喚し、一緒に強敵に挑むことができるシチュエーションが用意されている。
【登場する様々なモンスター】 | |
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炎と溶岩をまとった巨人のような敵。手前に人がいるのが見て取れるが、とても挑めるサイズとは思えない。どのように戦えばよいのだろうか? | 肋骨の奥にある口腔と、硬い鱗、翼を持つ巨大な敵。プレーヤーと共に戦っているのは召喚した仲間 |
骸骨の群れがフードをかぶった盗賊風の男を襲っている…… | 月夜の森に現われた巨大な灰色狼がプレーヤーを見下ろしている |
【設定原画】 | ||
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ゾンビと化した巨大なドラゴン | 変わった鎧をまとった騎士 | 灰の聖女 |
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(2011年 3月 7日)