「Intel HADES CANYON NUC8I7HVK」レビュー

HADES CANYON NUC8I7HVK

想像以上にハイパワーなNUC「HADES CANYON」登場。IntelとAMDが手を組んで開発した最新マシン

ジャンル:
  • ゲーミングPC
発売元:
  • Intel
開発元:
  • Intel
プラットフォーム:
  • Windows PC
価格:
899ドル
発売日:
2017年1月6日

 IntelとAMDが手を結んだ。IntelのCPUにAMDの最新GPU Vegaを搭載した新CPUが誕生したのだ。この新しいCPUを採用したNUC、開発コードネーム「HADES CANYON」と呼ばれる製品をお借りすることができたので、実機を使ってレビューしていこう。

実はアナウンスされていた、サードパーティ製GPUの統合

 今回、お借りしたのは、IntelがノートPC向けの第8世代Coreプロセッサの新シリーズとして発表した、「第8世代Coreプロセッサ with Radeon RX Vega M Graphics」を搭載したNUC。NUCとは、Intelが2012年から発売している小型PCフォームファクターでNext Unit Computingを略したもの。CPUの名前にあるとおり、AMDのモバイル向けGPU、Radeon RX VegaがCPUに内蔵されている。「HADES CANYON」の名で開発されていたこのNUCは、現在のところ日本での発売日や価格についての情報がないが、今までのIntel Coreシリーズの内蔵GPUであるIntel HD Graphicsとは比較にならないほどの性能が備わっているという。

【第8世代Coreプロセッサ with Radeon RX Vega M Graphics】
本機に搭載されるRadeon RX Vega Mが搭載された第8世代Coreプロセッサの写真。CPUとGPU、HBM2メモリが1つにパッケージングされている

 実のところ、このAMDのGPUをIntelのCPUに搭載する計画は、2017年の初め頃から示唆されていた。2017年3月のゲーム開発者向けのカンファレンス「GDC」(Game Developers Conference)において、ゲーマー向けのディスクリートGPUを搭載した製品についてのプランがIntelより説明されていたのだ。開発コードネーム「Kaby Lake-G」と呼ばれていたこのCPUは、第8世代のCPU、Kaby Lakeとサードパーティ製のGPU、ビデオメモリに4GBのHMB2を統合するとされていた。

 そして、2018年1月に実際の第8世代Coreプロセッサ with Radeon RX Vega M Graphicsが発表されている。このときにラインナップとして紹介されたのは、Core i7-8809G、Core i7-8709G、Core i7-8706G、Core i7-8705G、Core i5-8305Gの5モデル。今回お借りしたHADES CANYONには、ハイエンドのCore i7-8809Gが採用されていた。Intelの情報を見ると、NUC8I7HVKとNUC8I7HNKの2機種が用意されており、Core i7-8809Gが搭載されているのは上位機種NUC8I7HVKだ。

□IntelのWebサイトのHADES CANYONの情報
https://ark.intel.com/ja/products/codename/126373/HADES-CANYON

 上記の写真を見る限りでは3つのシリコンチップが1つの基板の上に配置されており、それぞれダイが別々になっている。CPUとGPUはPCI Expressで接続されるが、HBM2メモリは従来シリコンインターポーザーというコストが高く付くシリコンチップを利用してダイ同士を接続していた。Intelは今回EMIB(Embedded Multi-Die Interconnect Bridge)と呼ばれる技術を利用することで、安価にGPUとHBM2メモリを接続することができるようになったという。この満を持して登場したAMD GPU搭載のCPU。そして、そのCPUを搭載したNUCについて、仕様から見てみよう。

スペック表で見る「HADES CANYON」

 まず、「HADES CANYON」の製品名だが、こちらは、ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング・キットとされている。このキットとは、ベアボーンPCのようなもので、購入時にはそのまま動作するわけではない。PCとして動作させるためにはメモリとストレージ、そしてインストールするOSが別途必要になる。また、キーボードやマウス、モニタなども自分で用意する必要があるためご注意いただきたい。では、主なスペックの一覧を見てみよう。

【HADES CANYON】

製品名INTEL NUC KIT NUC8I7HVKINTEL NUC KIT NUC8I7HNK
CPU(構成/動作クロック/Turbo Boost時/キャッシュ)Intel Core i7-8809G Processor with Radeon RX Vega M GH graphics(4コア8スレッド/3.1GHz/最大4.2GHz/8MB)Intel Core i7-8705G Processor with Radeon RX Vega M GL graphics(4コア8スレッド/3.1GHz/最大4.1GHz/8MB)
ディスクリートGPUAMD Radeon RX Vega M GH グラフィックスAMD Radeon RX Vega M GL グラフィックス
GPUIntel HD Graphics 630
メモリPC4-19200 DDR SO-DIMM(2スロット、最大32GB)
ストレージM.2 SSD(NVMe、PCI Express 3.0 x4)×2
映像出力前面:1(HDMI×1)、背面:5(Mini-DisplayPort×2、Thunderbolt×2、HDMI×2)
USB 3.1前面:2(Type-A×1、Type-C×1)
USB 3.0前面:1、背面:4
イーサネット1000BASE-T×2
無線IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth v4.2
その他インターフェイスSDXCメモリカードリーダー×1
サイズ(W×D×H)約220×140×42mm(突起部含む)
重量非公開
希望価格899ドル(約97,990円)739.99ドル(約80,660円)

※IntelのWebサイトでの表記に準拠。日本円表記は為替レートを109円として計算

 今回お借りした試用機は、動作させてCPUを確認したところ前述したとおりIntel Core i7-8809G Processor with Radeon RX Vega M GH graphics(以下、Processor以降を省略)が搭載されていた。このため、試用機は上位機種の「NUC8I7HVK」と判断できる。「NUC8I7HVK」では、Core i7-8809G、下位機種のNUC8I7HNKにはi7-8705Gが搭載されている。どちらのCPUもCore i7であるため4つのCPUコアを搭載しており、Hyper-Threadingにより8スレッドで動作する。通常時の動作クロックは両方とも3.1GHzで、Turbo Boostによる最大動作周波数はCore i7-8809Gで4.2GHz、Core i7-8705Gで4.1GHzとなっている。当初、モバイル向けといわれていたものの、ベースクロックは意外と高めに設定されているようだ。

【第8世代Coreプロセッサー with Radeon RX Vega M GraphicsのGPUスペック】

プロセッサーナンバーi7-8809G/i7-8709Gi7-8706G/i7-8705G/i5-8305G
グラフィックスバージョンRadeon RX Vega M GH GraphicsRadeon RX Vega M GL Graphics
コンピュートユニット(CU)数2420
ストリームプロセッサ(SP)数1,5361,280
ベースGPUクロック1,063MHz931MHz
ブーストGPUクロック1,190MHz1,011MHz
メモリ帯域204.8GB/s179.2GB/s
最大SPパフォーマンス3.7TFLOPS2.6TFLOPS
キャッシュ4GB HBM2

 肝心のCPUに内蔵されたAMDのGPUの仕様は上の表のようになっている。「NUC8I7HVK」のCore i7-8809GにはRadeon RX Vega M GHが、「NUC8I7HNK」のCore i7-8705GにはRadeon RX Vega M GLが搭載されている。それぞれの違いはコンピュートユニット(ストリームプロセッサをひとまとめにしたクラスタ)やストリームプロセッサ(実際に3D処理などの計算を行なうCPUで言うところのコアのようなもの)の数のほか、クロックも違っており、GHのほうが性能的にも高性能なことが数字から見て取れる。また、GDCで言われていたようにビデオメモリにはハイエンドビデオカードなどに採用されている4GBのHBM2が搭載されており、広帯域でGPUと接続されている。

【CPU-ZでみたCPU】
【GPU-ZでみたGPU】
試用機に搭載されていたIntel Core i7-8809Gの情報。Code Nameの部分がKaby Lake-Gとなっている。Core Speedは3,890。48MHzとなっているが、Multiplierは最大42となっており、最大クロックが4,200MHzであることがわかる
Core i7-8809GにパッケージングされたAMDのRadeon RX Vega M GH。ビデオメモリにはハイエンドビデオカードなどで採用される、バス幅1,024bitのHBM2が採用されていることがわかる

 メモリはNUCキットのため付属していないが、DDR4のSO-DIMMのスロットが2つ用意されており、最大で32GBだ。ストレージも自分で用意する必要があるが、PCI Express 3.0 x4のNVMeに対応しており、M.2 SSDを2基搭載することができ一般的な80mmと42mmの製品が利用できる。

【内部へのアクセス】
メモリやM.2 SSDを搭載するためには本体の上部をあける必要がある。付属の六角レンチでネジを外してから天板を開けたら、金属プレートのネジ止めを精密ドライバーであければメモリやM.2 SSDのスロットにアクセスできる
【メモリとM.2のスロット】
本体内部のSO-DIMMメモリスロットとM.2スロット。片方のM.2スロットの下にはもう1つM.2スロットが用意されているが、無線モジュールで使用済みとなっている。真ん中の金属製のプレートは、CPUを固定するための器具だと思われ、基板の反対側にCPUが搭載されていることがわかる

 NUCとしては非常にインターフェイスが多彩で、本体の前面と背面をフルに利用した作り。とくに映像出力が多く、これはCPUに以前から用意されているHD GraphicsとRadeon RX Vegaの2つのGPUが入っているからだと思われる。前面にもHDMI端子があるため、VR機器の利用も考えられているのだろう。 通信機能も有線の1000BASE-Tが2つ用意されているほか、無線のIEEE802.11acやBluetoothにも対応と非常に充実している。サイズは実測値だが、横幅が22cm、奥行きが14cm、厚みが42mmとコンパクトで、テレビの裏側のVESAマウントに固定することもできる。

【本体上部のスカルマーク】
本体上部には、電源が入っているときに光るスカルマークが意匠として施されている。このスカルマークはIntelが以前販売していたマザーボードなどで見られたものだ
【前面】
左から、電源ボタン、赤外線受光部、SDメモリーカードスロット、USB 3.1、USB 3.0、HDMI、USB 3.1(Type-C)、ヘッドホン/マイクの端子が用意されている
【背面】
左から音声出力(S/P DIF光学出力兼用)、ACアダプタ用端子、Thunderbolt 3が2ポート、Mini DisplayPortが2ポート、1000BASE-Tが2ポート、USE 3.0が4ポート、HDMIが用意されている
【VESAマウント用プレート】
テレビの背面に備えられているVESAマウントに取り付けるためのプレート

 価格に関しては、まだ公開されていないが、希望カスタマー価格が「NUC8I7HVK」で899ドル、「NUC8I7HNK」が739.99ドルとなっているが、北米では2018年5月に発売された。米国での価格はそれぞれ、899ドルと739.99ドルとなっているため、そのまま日本円で換算すると約98,000円と約80,700円だ。日本で発売される場合にはもう少し高くなるかもしれないが、ある程度参考になるだろう。

□INTEL NUC KIT NUC8I7HNK
https://www.intel.com/content/www/us/en/products/boards-kits/nuc/kits/nuc8i7hnk.html

□INTEL NUC KIT NUC8I7HVK
https://www.intel.com/content/www/us/en/products/boards-kits/nuc/kits/nuc8i7hvk.html

ベンチマークで気になる実力をチェック

 それではせっかく実機があるのだからベンチマークソフトなどを使って「NUC8I7HVK」の実力をチェックしていくことにしよう。先ほど書いたように本機はベアボーンPCなので、メモリとストレージ、OSを別途用意する必要がある。試用機は最初からメモリとM.2 SSDが搭載されており、OSも英語版であるがWindows 10がすでにインストールされていた。

 今回のベンチマークテストは、その状態の本機にソフトウェアをインストールして行なっている。メモリはKingstonの8GBモジュールが2枚、SSDにはシステム用として118GBのIntelのOptane SSD 800P、データ用として512GBのIntelのSSD 545Sが搭載されていた。Optane SSD 800PはPCI Express 3.0 x2接続で、SSD 545SはSerial ATA接続であることを前提にこれ以降をご覧いただきたい。また、ベンチマークは解像度の指定ができる場合、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度でフルスクリーンにして行なっている。

PCMark 10

 PCMark 10はPC全体のバランスを含めた実力を見るためのベンチマークだ。搭載しているメモリの量やストレージに影響が出るため、純粋に本機の実力をチェックすることはできないのだが、ポテンシャルを知る上では意味のあるベンチマークと言える。テストはデジタルコンテンツを扱うような日常のPC作業をシミュレートして行なっており、実際の作業がどの程度行なえるかの指標を計測することができる。

 結果としては5,400近い数値が出ており、小型ベアボーンとしてはかなりの高得点だ。ベンチマークの詳細はリンク先で確認できるので、PCMark 10を使い慣れている読者であれば、そちらを見てもらえば細かい部分までベンチマークの結果をチェックすることができるだろう。

PCMark 10
測定数値5,381

詳細な数値はこちら。

3DMark

 PCMark 10と同じくFuturemarkの定番ベンチマークソフトが3DMarkだ。3DMarkはゲームなどの3D性能に特化したベンチマークを行なうようになっており、Time SpyはDirectX 12を使った高度な3D処理を行なっている。Fire Strikeは1世代前のDirectX 11を使用したテストだが、長らく3DMarkを利用しているようであれば、結果が参考になると思われるためこちらも計測した。

 結果はTime Spyが3,098、Fire Strikeが8,556と、こちらも小型PCとしてはかなり優秀な値。この数値は設定をある程度いじれば、現行の3Dゲームのほとんどを問題なくプレイできる程度のものだ。GPU内蔵のCPUとしては破格の性能で、かなり高性能であることがうかがえる。

3DMark(Time Spy)3DMark(Fire Strike)
測定数値3,0988556

「Time Spy」詳細な数値はこちら

「Fire Strike」詳細な数値はこちら

VRMark

 VRMarkもFuturemarkのベンチマークソフトで、こちらも3D系のテストを行なうことができるのだが、昨今普及が進んでいるVRデバイス用のテストをVRデバイスなしで行なえるというもの。

 このベンチマークソフトでは、5,000を超えれば十分にVR機器を扱う性能を持っていると考えられるが、結果は5,291となっており、VR機器を扱う上でも十分な実力があることがわかる。

VRMark
測定数値5,291

詳細な数値はこちら。

CINEBENCH R15

 CINEBENCHは映画でも利用されている3Dレンダリングエンジンを利用したCPUの性能を計測するためのベンチマークソフト。マルチコアとシングルコアの2つの性能を計測した。マルチコアの性能を測るCPUの結果は851と、1世代前のハイエンドCPUとほぼ同等の値。シングルコアでも180とモバイル向けのCPUとしては優秀な結果だ。

テスト項目測定結果
CPU851
CPU(シングルコア)180

CrystalDiskMark 6.0.0

 CrystalDiskMarkはストレージの性能を測るベンチマークソフト。本機の場合自分で選択したM.2 SDDが搭載できるため、指標になるかと言われれば難しいが、ストレージの選択はPCMarkなどに影響を与える部分もあるため、あえて試用機に搭載されていたストレージで計測を行なった。

 結果としてはSSDのスペックどおりという感じだが、本来インターフェイスがPCI Express 3.0 x4に対応しているため、CドライブのOptane SSD 800PのPCI Express 3.0 x2やSerial ATA接続のSSD 545Sではなく、もっと高速なSSDを利用することができることも記載しておく。

CrystalDiskMark(左:M.2 SSD(システム)、右:M.2 SSD(データ))

「『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』ベンチマーク」

 3月にPC用として発売された「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークソフト。ソフトを購入する前に自分のPCでどの程度ゲームが動くのかを確認できるようにベンチマークソフトが提供されている。このゲームはかなり高負荷の処理が発生するため、本来であればGPU内蔵のCPU搭載機では動作させることが難しい。

 しかし、プリセットを利用した結果としては高品質でのテストこそ重いという評価になっているものの、標準品質や軽量品質では“普通”や“やや快適”との評価になっており、設定さえ少し軽くしておけばゲームをプレイするのに支障のない程度の実力を備えていることがわかる。

高品質標準品質軽量品質
ベンチ結果2,257(重い)4187(普通)5558(やや快適)

「『ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター』ベンチマーク」

 「FFXV」と同様スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のベンチマークソフト。こちらも購入前に動作確認などを行なうことを目的に利用できるようになっている。

 結果としては、プリセット「最高品質」でも非常に快適と最高の評価が付いており、7,000を超えれば非常に快適となる本ベンチマークは余裕の最高評価になっている。

最高品質高品質(デスクトップPC)高品質(ノートPC)
ベンチ結果8,055(非常に快適)8,055(非常に快適)11,669(非常に快適)

「バトルフィールド 4」

 「バトルフィールド」は国際的にも人気のFPSタイトル。Frapsと言う1秒間に何回画面の描画が行なえるかと言うフレームレート(単位:fps)を計測することでベンチマークを行なった。テストではキャンペーンのTASHGARを開始し、主人公たちが車で移動しているシーンの1分間の平均フレームレートを計測している。このゲームでもPCの処理能力に応じたプリセットを利用できるようになっており、最高、高、中の3つのプリセットでフレームレートを測ってみた。

 結果は“最高設定”で52.15、“高”や“中”では余裕で60fpsを超えている。アクション性の高いゲームでは、平均60fpsを超えていれば快適と言われるが、最高設定では惜しくも60fpsに届かなかったものの、設定を少し低めにした場合には快適にプレイできる水準が十分に保たれている。

最高
ベンチ結果52.15fps82.833fps115.833fps

小型のNUCだが十分にゲーミングPCとして利用できる実力

 本機はIntelの小型NUCだが、GPU内蔵のCPUでも十分にゲーミングPCとして利用できる実力があることが、ベンチマークの結果から見て取れる。筆者としても、正直これだけの性能を備えているとは思っていないほど3D性能の高いGPUを搭載したCPUと言ってよいだろう。NUCという形態をとるため、価格は同等の性能のデスクトップPCよりも高く付いてしまう。その上メモリやストレージ、OSなどをそろえたらさらにコストはかさむだろう。

 しかし、強力なCPU内蔵GPUを採用した本機の小型でスリムな筐体は、それ相応の価値を備えていると言ってよい。リビングなどに置いたりディスプレイのVESAマウントが利用できたりするのに、最新ゲームをプレイできるほどのパワーを持った本機は、Intelの今後を含め、小型PCの未来に期待を持たせてくれるのに十分な実力を見せてくれた。小さくてジャマにならないゲーミングPCを探しているのなら十分に検討してよい実力を持っている本機を検討してもよいだろう。