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AIガンコン「G’AIM’E」がさらに進化。新技術搭載で超低遅延「ガンバレット」が遊べるように【TGS2026】

達成電器、開発中の試作ガンを出展

【G’AIM’E LITE】
【G’AIM’E PRO】
9月17日 発表

 達成電器は9月17日から開催される東京ゲームショウ 2026に出展するブース(ホール6 C03、パイオニアと共同)において、現在発売中のAI搭載銃コン「G’AIM’E」(ゲイム)の試遊台に加えて、新たに同社が開発した銃コンシステム「G’AIM’E LITE」と「G’AIM’E PRO」の2種類を参考展示している。今回はこれらを試遊した様子をお伝えしたい。

 なお、同社では11月頃より「G’AIM’E」の「ファミリーパック」や「エコノミーパック」などの廉価バージョンの発売も予定している。最終的な価格などについては現在調整中とのことだが、会場にはデザイン中のパッケージサンプルなども展示されており、今後の続報が待たれる。

達成電器のブースはパイオニアとの共同出展
軍キャンプのテントをイメージしており、各所にミリタリーグッズが並べられていた

超低遅延、ワイヤレス化の最新AIガンコンを参考出展

 AI搭載銃コントローラーセット「G’AIM’E」は、「タイムクライシス」や「ガンバレット」、「スティールガンナー」、「スティールガンナー2」の4本のガンシューティングゲームが自宅などでプレイできる銃型のコントローラーとシステムのセット。モニターの認識には銃口の奥に組み込まれたカメラを使用し、モニターの認識にAIを活用することで、セットアップや赤外線センサーの設置といった手間なく、繋ぐだけで簡単にガンシューティングゲームがプレイできるものとなっている。

 この初代「G’AIM’E」の銃型コントローラーは、現状でも精度はかなり高い一方で、遅延などが発生する場合があった。そこで同社では、遅延が発生しないような新たな仕組みを模索していた。今回の東京ゲームショウ 2026では、初代「G’AIM’E」の銃の形状はそのままに、内部の構造などを新たな技術に置き換えることで、遅延が発生しなくなり、扱いやすさや精度が向上した新たな銃コンシステムとして「G’AIM’E LITE」と「G’AIM’E PRO」を参考展示している。

現在発売中のAI搭載銃コントローラーセット「G’AIM’E」の試遊ブースが用意されている
初代「G’AIM’E」では、モニターを認識して動作する仕組みのため、モニター以外の四角い物を誤認識してしまう問題があったが、ファームウェアのアップデートにより、境界線の色を変更することで、こうした誤認識が回避できるようになったと説明している

 「G’AIM’E LITE」は、一般的なプレイステーションコントローラーなどと同じように、内部にジャイロセンサーを内蔵した銃型コントローラー。このジャイロセンサーを銃コントローラの動作向けにチューニングすることで、簡単に銃の操作が行なえる仕組みとなっているほか、ワイヤレスで動作するため、ケーブルなどの取り回しも気にせずに楽しめる作りとなっている。

 実際に「ガンバレット」をプレイしてみた感触としては、これが気持ちいいくらいサクサクと動作する。遅延などは一切感じることなく、画面上のエイムマーカーがキビキビと、それでいて正確に動作するので、とても気持ちよく、的確に銃を乱射することができた。あまりの完成度の高さに「これもう製品として完成しているじゃないですか!」と絶賛したいレベルだった。

 弱点があるとするなら、行動原理がジャイロセンサーのため、センサーのズレが発生すると銃口を向けた先と画面上のターゲットが合致しない場合が出てくること。しかしセンターのズレについては、本体に備えるリセットボタンを利用することで、センターの初期化が行なえるようになっている。

新たに開発されたワイヤレスの銃コントローラーシステム「G’AIM’E LITE」
一般的なゲームコントローラーなどに内蔵するジャイロセンサーを活用したシンプルな仕組みとなっている
ワイヤレスのため、ケーブルなどがなくスッキリとしていて取り回しやすく、操作性も良好だ
筆者も挑戦してみたが、銃コントローラーの取り回しに不慣れな人でもかなり快適に銃がぶっ放せてかなり爽快!東京ゲームショウのストレス解消にブースを訪れるのもよそさうだ

 「G’AIM’E PRO」は、従来のトラッキングシステムを改良し、チューニングしたシステムで、素早い動きにも追随できるようになったコアゲーマー向けの銃コントロールシステムだ。実際に操作してみたところ、既存の「G’AIM’E」よりも確実に細かい操作が可能になっている。遅延なども感じられず、より正確でスムーズなガンアクションが可能になっていた。一方で手の動きによる照準のブレなどがそのまま反映されてしまうため、しっかりと銃を構えて、なるべく手がブレないように慎重に扱う必要があるなど、よりリアリティが増している印象だ。

 これら2種類の新型コントローラーについては、いずれも技術デモの一環であり、そのまま製品化されるものではない。今回の東京ゲームショウでの来場者からのフィードバックなどを経て、製品化などを視野に調整を進めていきたい考えだ。

 今回の技術デモについては、いずれもPCでの動作となっているが、同社ではこれらの製品化の際には、PCだけでなく据置型ゲーム機の周辺機器としての発売を目標としているそう。筆者個人としては、初代ファミコンで使われていた任天堂の「光線銃」シリーズ対応ソフトなどが動けば最高だと感じた。

従来のシステムをチューニングして遅延をなくし、トラッキングの精度を向上させた「G’AIM’E PRO」
技術説明も展示されている。オープンソースプロジェクトの「OpenFIRE」の一部が使用されているとの注釈があったので、製品化の際にはこのあたりをクリアにする必要がありそうだ
精度が高いため、ちょっとの手ブレなどでも敏感に銃口が動いてしまうため、かなりしっかりと銃をホールドしないと高精度なエイムが活かせない

開発中の新たなパッケージ商品も登場

 また、会場では開発中の新たなパッケージ商品「ファミリーパック」と「エコノミーパック」がお披露目された。付属品などを省略し、デバイス構成をゲームプレイ時の最小構成にすることでさらに価格を下げたものとなっており、「ファミリーパック」では銃型コントローラー2台とシステム1台、「エントリーパック」では、銃型コントローラー1台とシステム1台になっており、「タイムクライシス」などで使用するペダル型コントローラーは別売としている。

 余談だが「ガンバレット」は初代PS用ソフトとして、「タイムクライシス」は2026年5月にPS5に移植されているが、「スティールガンナー」シリーズが家庭用のテレビで遊べる移植版については「G’AIM’E」のみとなっている。

会場には、「ファミリーパック」の開発中パッケージも展示されていた。システム本体と銃コントローラー2台がセットになった物となっている
「エコノミーパック」はさらにシンプルで銃をさらに1台のみにしたものとなっている。価格については現在調整中とのことだ

 達成電器のブースの隣にはパイオニアが共同でブース出展しており、こちらでは、2024年発売の7.1chスピーカーセット「TQ-PG300」の視聴デモや、8月に発表したばかりの最新ポータブルスピーカー「SOUND TECTOR」も展示されている。こちらも合わせてチェックいただくといいだろう。

達成電器とパイオニアとは毎年共同でブース出展しており、パイオニアブースでは、同社のポータブルスピーカーなどが展示されていた
ブース内のメインは、狭い部屋でも使える7.1chスピーカーシステム「TQ-PG300」のデモ展示だ。東京ゲームショウのにぎやかな会場であっても、はっきりとしゃべっている音声が聴こえるくらいド迫力の音声が楽しめるのでおススメのデモ視聴となっている
8月に発表したばかりのSwitch2対応ポータブルスピーカー「SOUND TECTOR」も展示。下部にスピーカーユニットを配するデザインがカッコいい