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「カジュアルファンから格ゲーファンまで楽しめる」アークテイスト全開のマーベル格ゲー「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」試遊レポート
2026年5月1日 21:21
- 【MARVEL Tōkon: Fighting Souls】
- 8月7日 発売予定
- 価格:7,980円
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、8月7日発売予定のプレイステーション 5/PC用格闘ゲーム「MARVEL Tōkon: Fighting Souls(マーベル闘魂ファイティングソウル)」の試遊台を、5月1日から5月3日まで開催している格闘ゲームイベント「EVO Japan 2026」会場に出展している。
「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」は、マーベルヒーローやヴィランたちの中から4人のキャラクターを選択してオリジナルチームを結成して、4vs4でのバトルを行なう格闘ゲームで、開発担当は「ギルティギア」シリーズなどで知られるアークシステムワークス。本作のコンセプトとして誰もが遊べる格闘ゲームを掲げており、マーベルファンから格闘ゲームファンまで楽しめる設計を目指しているという。
登場するキャラクターはローンチのタイミングで全20キャラ。その後1年に4人の追加キャラクターがDLCで提供される予定だ。5月1日までの段階で12人までの参戦キャラクターが明らかになっているが、残る8人についてはまだ公開されておらず、「EVO Japan 2026」の3日目には新たなチームについて発表されるとのことなのでこちらも要チェックだ。
本稿では発売に先駆けて、アークシステムワークス プロデューサーの山中丈嗣氏とゲームディレクター兼リードバトルデザイナーの関根一利氏の両名から、本作の魅力やキャラクタービルドの流れといった開発の裏話などを紹介するメディア向けブリーフィングが行なわれたので、その内容について紹介したい。また、会場の試遊台を使用して実際にプレイしてみたので、その時の感想なども紹介する。
なお、取材時のルールにより、写真は肩越しのカットを中心に掲載している。
簡単操作でガンガン技が出せる! コマンド操作でダメージアップ
現在会場に置かれている試遊台では、対人またはCPU戦でのバトルがプレイ可能。キャラクターは公開済みの12キャラまで、ステージは4つのステージを選べた。
本作は4人のキャラクターを選択して戦うが、選択したキャラクターによってチーム名が自動で割り当てられるのは面白い。例えば、「スパイダーマン」、「ペニー・パーカー」、「ウルヴァリン」、「キャプテン・アメリカ」の4人で組んだチームは「SUGOI!SPIDER-VERSE」で、「アイアンマン」、「ドクター・ドゥーム」、「ミズ・マーベル」、「スターロード」の4人は「ENERGETIC FLIERS」となった。
また、公式チームも決まっており、例えばストーム、ウルヴァリン、マジック、デンジャーの4人組は「UNBREAKABLE X-MEN」だったり、スパイダーマンとミズ・マーベル、スターロード、ペニー・パーカーの4人なら「AMAZING GUARDIANS」となる。
基本操作はカーソルでの左右移動、上でジャンプ、下でしゃがみ、ガードが相手と逆方向である点は基本的な格闘ゲームと同様だ。ボタンについては、□/△/〇にはそれぞれ弱/中/強攻撃が割り当てられている。
Xボタンは仲間たちを呼び出して一緒に攻撃する「アッセンブル」、R1ボタンはキャラクター固有の1ボタン必殺技「ユニーク」、R2トリガーが「クイックスキル」操作となっている。特徴的なのはコマンド入力でも技が出るが、「クイックスキル」トリガーを使うことでコマンド入力なしでも技を繰り出すことができることだ。
そのほか、L2トリガーはタグ(交代)、L1ボタンはクイックダッシュとなっている。
ボタンの操作には慣れと記憶が必要だが、本作の場合、最初のうちはとにかく弱/中/強攻撃をタイミングよく放ったり、「クイックスキル」を押したまま、またはカーソル操作との組み合わせで簡単に技が発動できる。例えば、今回はペニー・パーカーをプレイしていたが、前操作と「クイックスキル」を組み合わせるだけで、本来なら「前+下+斜め前」の昇龍拳コマンドを入れた時と同じ技が発動できるのだ。
感覚的には「ストリートファイター6」のモダン操作とクラシック操作が同時に使えているような感触だ。もちろんコマンドを入れると、ダメージが増加するといったボーナスも用意されているようなので、ガチの格闘ゲーマーはコマンドできっちり技を出すメリットもあるわけだ。
また、画面下部のスキルゲージを消費することで、「スーパースキル」、「アルティメットスキル」、「闘魂アッセンブル」といった強力な必殺技を撃つことができる。演出はアメコミライクなビジュアルが展開するなど、ド派手なものばかり。
1チーム4人編成の場合、使用キャラクターも4人となるために技が覚えきれないなどの問題がある。そこでアークシステムワークスが導き出した結論が体力共有システムだ。4人のキャラクターの誰に変えても体力はそのままなので、1人のキャラクターしか使えないプレーヤーなら1人のキャラクターで最後まで戦い抜くこともできるし、4人全員を相手との相性などに合わせてこまめに切り替えて戦うこともできるわけだ。
なお、本作のチームはスタート直後は2人しか選択できない。この辺りはヒーローものらしく、ゲーム途中から少しずつチームメンバーが増えていくほか、特定の技がヒットすることで、アークシステムならではのステージ遷移ギミックが用意されており、これが発動すると、チームメンバーが合流するといった仕組みも用意されている。
このようにプレイ感は非常に快適。必殺技についてはコマンドがわからなくてもカーソルとR2トリガーをうまく活用することで、いいタイミングで発動できるし、とりあえず弱/中/強ボタンと「クイックスキル」と「アッセンブル」、「ユニーク」の3つのボタンがどこにあるのかを意識さえすれば、後は見よう見まねで弱攻撃から適当に攻撃ボタンとクイックスキルを重ねるなどの操作だけで簡単にコンボが成立し、そのまま必殺技に繋げるような攻撃がスムーズに撃ち出せるのだ。
だんだんと慣れてきて、タイミングよく「闘魂アッセンブル」など強力な必殺技を狙った通りに出すのも、あまり時間がかからずに対応できるので、より純粋な格闘ゲームならではの駆け引きが手軽に楽しめるのもうれしい要素と言える。
マーベル公認のアース358、トウコン・ユニバースの物語
ここからはメディア向けブリーフィングでのトーク内容について紹介しよう。プレゼンはアークシステムワークス プロデューサーの山中丈嗣氏と同社ゲームディレクター兼リードバトルデザイナーの関根一利氏の両名により行なわれた。
山中氏は本作の4vs4のチーム戦について「1人でも遊べるチーム格闘ゲーム」をテーマに、特定の1キャラを使い続けるスタイルから複数キャラを使いこなすスタイルまで、自由な遊び方が可能と説明。続けて現在公開済みの12キャラクターについて紹介しつつ、キャラクターの選定基準について語った。
まずはシンプルに「こんなキャラクターいいよね」くらいの感じでSIEやマーベルと相談しながら話を進めるのだという。ただし、格闘ゲームである以上は近接や中距離といったバトルのバリエーションがあるかどうかのチェックに加え、「キャプテン・アメリカ」のような定番枠、さらには今回なら「デンジャー」のように、マーベルファンでも予想がつかなさそうなキャラクターをチョイスするという、サプライズ枠を意識して選定したと、キャラクター選定の経緯について解説してくれた。ちなみに山中氏はロボっ子キャラクターが好きとのことで、今回の選定において、「デンジャー」や「ペニー・パーカー」を選出したのが山中氏だと内情を暴露した。
本作には対戦モード以外にもチームごとのストーリーモードが実装されており、それぞれオリジナルのストーリーが楽しめるため、1人でも十分楽しめると、本作の1人プレイの魅力を改めて強調。また、公式チームについては、チームごとに集まるキャラクターの特徴が設けられているという。
現在、どんなチームになるのかが発表されていない4キャラクターについても、それぞれのキャラクターの属性を考えれば、どんなチームメイトが加わるかが推測できるとして、発表前の楽しみ方を伝授してくれた。例えば、「キャプテン・アメリカ」は正にアメコミを代表する王道ヒーローのため、同じような王道ヒーローのキャラクターが追加になるのでは、「ドクター・ドゥーム」はヴィランなので、ほかのヴィランが加わるのでは?といった具合だ。
両氏が初心者にオススメするキャラクターは、やはり「キャプテン・アメリカ」や「アイアンマン」などの主役キャラクターたちを推す。また、スピードキャラがプレイしたいなら「ウルヴァリン」や、「スパイダーマン」を挙げ、格闘ゲームに慣れているベテランプレーヤーなら「マジック」がオススメだという。
質疑応答では、公式チームの狙いと、公式以外のカスタム編成でチーム名が生成されるギミックなどについて聞かれると関根氏は、公式チームについて「ストーリーモード」での群像劇を描くために設定されているとした。そしてチーム名が自動で生成されるギミックについては、リーダーの特性やメンバーに応じて最適なワードを組み合わせる、自動チーム名ジェネレーション機能のようなものが用意されており、ナレーターがその名前を読み上げてくれるという。その後「自動」と表現したが、これらのワードについては全て開発サイドで考えている点を改めて強調した。
特定のキャラクターの組み合わせでチームを編成した際に、特殊な演出やエピソードがあるかを聞かれると、山中氏は、ネタバレになるため、詳細は明かせないとしながらも「楽しみに探してほしい」と含みのある表現でごまかした。
最後に、筆者が個人的に気に入ってしまったメカっ子キャラクターの「ペニー・パーカー」のデザインが原作やアニメなどと比べた時にやや大人びたビジュアルになっている点について意図を聞いてみたところ、オリジナルでは中学生という設定だが、ゲームのデザインは高校生くらいに見えるようなビジュアルを意図したという。理由としては2点あり、1つは格闘ゲームという特性上、メカに乗っているとはいえ、あまり幼い少女が殴り合うという描写は、日本ではあまり問題にならないが、海外市場などで懸念される可能性を考慮した「大人の事情」だとした。
もう1つは、本作がマーベルから「アース358」という独自の「トウコン・ユニバース」として公式認定された世界であり、マーベル側からも「もっとアークシステムらしい独自のデザインをしてほしい」と強く要望されたため、本作ならではの「ペニー・パーカー」としてデザインしたという。
ここで改めてほかのキャラクターをチェックしてみたが、言われてみれば、本作の「アイアンマン」はガンダムのような特徴的な角(アンテナ?)を備えているし、キャプテン・アメリカは、その目がとても熱血ヒーローのような熱い眼差しをしている。どのマーベルヒーローたちも、従来のマーベルヒーローと一目でわかるビジュアルながら、アークシステムらしい独自のアレンジが施されており、ほかのマーベル作品のどれとも異なる、格闘ゲーム「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」のキャラクターとして仕上がっているのが改めて確認できた。
最後に山中氏と関根氏は、改めて発売日が8月7日である点を強調し、ブリーフィングは終了となった。
「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」は、カジュアルに格闘ゲームを楽しむ層にはピッタリの魅力的な格闘ゲームに仕上がっているように感じた。もちろんコマンド入力も使えるなど、ハードな格ゲーマーにも楽しんでもらい、リリース後にも盛り上がることを期待したい。
発売の8月まではまだ3カ月以上あるが、個人的にペニー・パーカーが気に入った筆者としては、製品発売の際には是非、ペニーメインで遊んでみたいものだ。
(C) 2026 MARVEL
(C)2026 Sony Interactive Entertainment Inc.
Developed by ARC SYSTEM WORKS CO., LTD
























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