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【WF2016 冬】海洋堂、ケンシロウの巨大フィギュアに、「鳥獣戯画」の立体化!
「なぜこれを……でも欲しい!」とつぶやいてしまうフィギュア目白押し
(2016/2/8 09:58)
「ワンダーフェスティバル」を主催する海洋堂は他とか違う商品アプローチを行ない続けているメーカーである。しかも新商品の紹介を正面で大きく行なわず、隅の方に設置をしているのが面白い。物販とステージを中心にして、ワンフェスが“展示即売会”であるのを強調しているようにも思えた。
海洋堂の商品に共通しているのが“ディテールへのこだわり”である。「水曜どうでしょう」のスーパーカブ、恐竜やアフリカ象のフィギュア、ミニチュアの阿修羅像、深海生物のフィギュア……どれもが本物をそのまま縮小化したような精密さを持っている。個人の作品でなく、これを商品としてクオリティを保っているのがスゴイ。このクオリティこそが、博物館地方のグッズに採用される実績に繋がっているのだろう。
個人的に楽しかったのが「ガメラ」関連の充実ぶりだ。「平成ガメラ」と呼ばれる「ガメラ 大怪獣空中決戦」、「ガメラ2 レギオン襲来」、「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」の3部作のガメラと敵怪獣をリアルに再現したシリーズをフィギュアと、リボルテックで展開していく。昭和版のガメラも立体化していく予定だ。
この他目を引いたのは、「北斗の拳」関連商品。80cmほどの「メガソフビアドバンス」で、ケンシロウとジャギを発売予定。筋肉の表現から服の表現、顔の表情なども細かく作り込まれている。さらにはケンシロウの胸像まであって楽しかった。
また、「鳥獣戯画」の“ウサギと蛙のすもう”を立体化し、フィギュア化しているところに注目が集まっていた。「どうしてこんなモノを……」、「でもすげえ」、「欲しい」というつぶやきはこのフィギュアに限らず海洋堂ブースのあちこちで聞けたつぶやきである。本当に面白いメーカーだ。