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【WF2015 夏】映画の表情そのままの「S.H.Figuartsブルース・リー」に注目

美少女キャラクター満載のバンダイブースに、“早乙女らんま”参戦!

7月26日開催

会場:幕張メッセ

入場料:2,000円(税込)

 「ワンダーフェスティバル 2015夏」のバンダイブースのメインは間違いなく「S.H.Figuartsブルース・リー」だ。ブルース・リーの顔を大きく描いたパネルには彼の年表なども描かれ、ブルース・リーの娘がフィギュアを手にして感想を語るムービーも流れていた。

映画で見せた鬼気迫る表情をフィギュアできちんと再現している
アニメ「らんま 1/2」のキャラクターをフィギュア化
タッチ&トライコーナーも用意されていた

 「S.H.Figuartsブルース・リー」の発売は2016年1月予定。価格は5,940円(税込)。可動はもちろんのこと、本商品のウリは“顔”にある。叫ぶ顔、決めの顔……本作には複数の表情が用意されている。彼の映画で印象に残る、鬼気迫る感じのあの表情をきちんと再現しているのである。この再現具合は感嘆の一言だ。

 かつてバンダイを含め玩具メーカーは“顔の表現”が苦手なイメージがあった。玩具とキャラクターの顔が似ていない、と感じた商品は多いと思う。しかしこのアクションフィギュアは違う。このフィギュアに込められた技術や、本作のより細かな情報は今後インタビューを行なう予定だ。

 他にもブースには多数の新製品が展示されていた。「セーラームーン」、「プリキュア」、「ラブライブ!」などがあり、とても華やかな雰囲気だったが、注目を集めていたのがコミック/アニメ「らんま 1/2」のキャラクターだ。女性の「早乙女らんま」は今冬発売予定だという。かわいらしい雰囲気が良く出ており、アクションポーズも似合うキャラクターであり、これからの展開も楽しみだ。イベントでは男性の「早乙女乱馬」、パンダになる父親の「早乙女玄馬」、女性キャラクターの「シャンプー」が参考出展されていた。

 この他力が入っていたのが「アベンジャーズ」関連の出展だ。プレミアムバンダイで受注受付中の高額アイテム「超合金×S.H.Figuarts アイアンマン マーク 44 ハルクバスター」は多くの人が写真を撮っていた。現在、劇場では「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が公開中だが、バンダイではこれにあわせ、「アイアンマン」、「ハルク」、「ソー」、「キャプテンアメリカ」などのアクションフィギュアを続々と発売している。スケールも統一されているため、並べたときと手もカッコイイ。イベントでは敵役の「ウルトロン」も参考出展されていた。

 「アベンジャーズ」関連のフィギュアでは、ソーとハルク以外は顔を出したものが発売されていない。ヒーローは劇中でマスクを外すシーンも多い。ブルース・リーのフィギュアを見るとこちらも期待してしまう。劇中そのままの「ブラックウィドウ」と、「ホークアイ」も出て欲しい。

【バンダイブース】
表情、ポーズ共に高い完成度を見せる「S.H.Figuartsブルース・リー」。これからのバンダイの1つの方向性を示してくれるフィギュアとなるかもしれない
シャンプーやパンダ姿の父親も
「セーラームーン」や「ラブライブ!」などアニメそのままの雰囲気で立体化
「アベンジャーズ」シリーズ。ハルクバスターの迫力は実物を前にすると強く伝わってくる
「艦これ」関連は新アイテムの発表はなかったが、人気が非常に高かった。艤装のアレンジが独特で面白い

(勝田哲也)