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CRI、動画を劣化なしで1/2に圧縮する「CRI DietCoder」を提供開始
データ量を削減することで、高速な通信に繋げる
(2016/1/27 10:00)
CRI・ミドルウェアは、H.264やMP4等の動画フォーマットで圧縮済みの動画データを、画質が劣化することなく2分の1に圧縮する高圧縮ソフトウェアトランスコードシステム「CRI DietCoder」を開発し、提供を開始した。対応ファイル形式は、スマートフォン、タブレット、PC、TVなど、動画配信の対象となる主なデバイスをカバーしている。
一般的なトランスコーダーの役割は、再生デバイスに合わせて動画フォーマットを変換することだが、「CRI DietCoder」はフォーマット変換に加えて、画質を劣化させることなく圧縮し、高画質かつ軽量な動画データを実現する。
今回の技術を採用することで、動画データサイズを2分の1にでき、これは同時にデータ送信にかかる通信コストも2分の1に削減できることとなる。つまり、同じ通信コストで2倍の長さの動画を扱えることになる。例えば、動画配信サービスで、スマートフォンで視聴するユーザーを対象とした場合、スマートフォンの定額小容量プラン2GBで視聴できるのは9時間分の動画コンテンツとされているが、動画データサイズを2分の1にすることで、同じプランのユーザーに、2倍となる18時間分のコンテンツを提供でき、ユーザー満足度を上げることが可能。
主な提供先としては、映像・放送業界の動画コンテンツホルダーやポストプロダクション、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス提供企業、また監視カメラの映像などビッグデータとして大量の動画データを取り扱う企業が想定されている。
同社は、20年前にCDやDVDなどの光ディスクメディアを搭載した家庭用ゲーム機が誕生したときから、ソフトウェアによる動画圧縮・再生の技術を研究開発し、ミドルウェアとして提供していた。そこで培った圧縮技術と、蓄積してきた“動画のノイズ・画像劣化を見極めて分析するノウハウ”をシステム化し組み合わせることで、画質を劣化させず、かつ高圧縮が可能なトランスコードを実現することに成功した。動画サイズを2分の1に圧縮することで通信コストも2分の1になり、動画配信における通信コストの大幅な削減が可能になる。
トランスコード後の動画データは通常、画質検証が行なわれる。この検証作業は視認に頼ることが多く、多大な作業時間と負担がかかってしまう。「CRI DietCoder」はトランスコードと同時に画質を数値化することで、劣化有無の即時検出を可能にした。画質をグラフ化することで劣化箇所や劣化具合をすばやく発見でき、検証にかける時間を大幅に削減できる。































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