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CRI・ミドルウェア、“触覚”とVRの融合を目指す!

イマージョンと技術提携、ゲーム体験は“触覚(ハプティック)”へと突入する

4月28日発表

ゲーム体験は3つ目の感覚機能に突入する

 CRI・ミドルウェア(以下:CRI)は4月28日、触覚技術の開発・提供を行なうイマージョンコーポレーション(以下:イマージョン)と技術提携を行なったことを発表した。

 今回、CRIは“聴覚”、“視覚”に続くゲームの演出として“触覚”を掲げ、VR技術と融合させることで更なるリアリティをもったバーチャル体験を目指すという。

 イマージョンが開発する“タッチセンスゲームソフトウェア開発キット”は、Androidアプリにおいて120種類以上の触覚効果を可能にする技術。“衝突”や“爆発”、“エンジンの振動”や、“叩く”、“触れる”、“擦れる”、“上昇感・下降感”といった様々な触覚効果を振動パターンによって実現する。

 CRIは、これらタッチセンステクノロジーを、同社が提供するゲーム開発向けミドルウェアCRIWAREに導入し、スマートフォンゲーム開発において、触覚によるリアルなゲームの開発を可能にしたツールを提供する。製品は今夏提供予定としている。

(三宮一二三)