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スクエニ、クラウドサービス「DIVE IN」のサービス終了を発表

決済システム改修の途上。365日利用権購入者には全額返金で対応

8月14日発表

 スクウェア・エニックスは8月14日、クラウドストリーミングサービス「DIVE IN」のサービスを9月13日をもって終了することを明らかにした。

 「DIVE IN」は、2014年12月に正式サービスを開始したクラウドストリーミングサービス。クラウド技術「Gクラスタ」をベースに、スマートフォンを介して同社のコンソールタイトルを楽しむことができた。

 終了の理由については明らかにしていないが、2015年2月の段階でアプリの配信停止とプレイ権販売の一時停止が実施され、新規ユーザーを受け付けない状態が続いていた。リリースには、「決済システムの改修を進めて参りましたが」とあり、表向きにはビジネスモデル周りに課題があったことを挙げている。

 なお、プレイ権購入者のうち、まだ利用権が残っている「365日利用権」購入者は、利用期間、残期間にかかわらず、クリスタ全額を返金する措置を取るとしている。

 同社では、クラウド技術を用いたコンテンツ提供については、「今後もより良い形で皆様にお届けできるよう様々な取り組みを継続してまいります」とし、また別の形でのサービス提供を検討していることを明らかにしている。

(中村聖司)