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GDC 2015が注目を集めるも、トップは注目作「龍が如く0 誓いの場所」のレビュー

1位は今週の注目作「龍が如く0 誓いの場所」のレビュー
3月6日~3月12日 集計

2位はPS Vitaでのゲームプレイに革命をもたらす……上越電子「L2/R2ボタン搭載グリップカバー」試作品レポート
3位は、「GDC 2015」の講演「3Dグラフィックスで2D表現!?『GUILTY GEAR Xrd -SIGN』の挑戦」

 今週の1位は「『龍が如く0 誓いの場所』のレビュー記事」となった。非常に注目度の高いタイトルだけに、発売前日に掲載されたのも効果的だったのかもしれない。「龍が如く0」自体は、開発陣が非常に自信を持って開発している点が、数々のインタビューでうかがい知ることができる。ユーザーの声に応え続けているという点も人気の要因の1つだが、その裏側は困難な道であることが発売日の名越氏のコメントからも伝わってくる。

 1988年と言えば、個人的にはどんぴしゃの世代。しかし、バブル=超絶お仕事が忙しいということで、当時SEだった私はずっと汎用コンピュータのプログラムなんかを組みながら月間残業300時間超で、それこそ1万円札でタクシーを止めるといった風景を見ることはなかった……忙しいのは歳をとった今も変わらないのだが。当事者としてはそれほど「熱狂的な時代」といった印象はないのだが、今の若い人にとっては、現代にない雰囲気を面白く感じることだろう。ゲームの中でぜひとも体験していただきたい。自分も週末は当時を思い出しながらプレイするつもりだ。

 さて今週の2位は、「使って試してみました! ゲームグッズ研究所」で取り上げた「上越電子『L2/R2ボタン搭載グリップカバー』試作品レポート」だ。PlayStation VitaにはL2/R2ボタンがないが、これを解消する手立てとして開発されている商品だ。開発者自身がリモートプレイする上で「不便だなぁ」と思って作られているだけに、かゆいところに手が届くものになりそうだ。この記事を読んで、チェックしていただきたい。

 第3位は「GDC 2015」の記事で、アークシステムワークスの「3Dグラフィックスで2D表現!?『GUILTY GEAR Xrd -SIGN』の挑戦」だ。2D格闘ゲーム「Blaz Blue」を作り上げたゲーム開発者達は、2Dグラフィックスにおける自身の「やりたいこと」を達成してしまい、新たなる目標、それ以上を目指すためにチャレンジしたのだという。実際、3Dグラフィックスでありながら、すべてに手を入れる「手作業」で2Dアニメーションらしさを再現したと言うことで、そのすさまじさには恐れ入るばかりだ。ぜひ記事からゲーム制作に賭ける執念を感じ取っていただきたい。

 このほかにもGDC 2015関係は強く、ズラリとランクインしている。それ以外ではリアルのアイドルとも連携する「ゲームでアイドルを育てるとリアルも変わる?『VENUS PROJECT』が始動!」の記事や、Wii Uの「ゼノブレイドクロス」の戦闘システムを紹介した記事なども読まれた。Wii Uの「ゼノブレイドクロス」は注目度も高いので、発売に向けていろいろと取り組んでいきたいと考えている。今後の展開にも注目いただきたい。

(船津稔)