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セガ、「セガゲームス」への社名変更など大規模な組織再編を発表

セガゲームスの新社長に里見治紀氏が就任。岡村秀樹氏はホールディングスの社長へ

2月12日発表

 セガは2月12日、セガグループ内組織再編および一部子会社の名称変更について発表した。

 今回の発表は、2014年5月にグループ全体の収益構造を見直すために設置された「グループ構造改革本部」での検討内容を反映させたもので、現行のグループ構成を一新させる内容となっている。セガとしては、2000年にセガ・エンタープライゼスからセガへと社名を変更して以来の社名変更および大規模な組織再編となる。

 まず、セガグループの中核となるセガについては、セガゲームスと名前を変え、セガネットワークスを吸収し、家庭用ゲーム機からPC、スマートデバイスまで含めたゲーム関連コンテンツの企画・開発・販売を行なう。セガゲームスの代表取締役社長に就任するのはセガネットワークスで代表取締役社長を勤めていた里見治紀氏で、現セガ社長の岡村秀樹氏は取締役会長に退く。

 また、セガにおいていくつかの部門を新設分割する。まず、アミューズメント事業を展開していたアミューズメント機器事業部門は、セガ・インタラクティブとして新設分割する。エンタテインメントパーク等のリゾート事業についてもセガ・ライブクリエイションとして新設分割する。そしてセガのコーポレート部門も新設分割し、セガホールディングスとして、セガに変わって新たにセガグループを管理する立場となる。

【セガグループの新旧構成図】

【セガグループ主要会社の経営体制】

(中村聖司)