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PS3/PS Vita「英雄伝説 閃の軌跡」最新情報を公開

メインキャラクター2名のプロフィールやキーワードを紹介

2013年 発売予定

価格:未定

ブティック「ル・サージュ」のトリスタ店

 日本ファルコムは、プレイステーション 3/PlayStation Vita用ストーリーRPG「英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)」の最新情報を公開した。発売は2013年を予定しており、価格やCEROレーティングは未定。

 「閃の軌跡」は、ストーリーRPG「英雄伝説 空の軌跡」、「英雄伝説 零の軌跡」、「英雄伝説 碧の軌跡」、「那由多の軌跡」に続くシリーズ最新作。ゼムリア大陸の「エレボニア帝国」を舞台に壮大な物語が紡がれる。グラフィックス、演出、戦闘システムなどすべてにおいて強化が施されている。

 今回はメインキャラクター2名のプロフィールや近郊都市トリスタなどを紹介する。

キャラクター紹介

・マキアス・レーグニッツ

17歳/使用武器「ショットガン」

 巨大な帝都を管理する、革新派のレーグニッツ帝都知事の息子。眼鏡をかけた秀才タイプで、自分にも厳しければ他人にも厳しい性格。入学試験では惜しくも首席を逃がし、特科クラス“VII組”の副委員長となる。

 旧態依然とした貴族制を公然と批判し、貴族生徒に対しても敵対的に振舞う。そのため大貴族出身のユーシスとは初対面から事あるごとに対立し、結果的にクラスの雰囲気を悪化させてしまうが……。

「くっ、旧態依然とした貴族に負けてたまるか!」

・ユーシス・アルバレア

17歳/使用武器「騎士剣」

 「四大名門」の1つ、東部クロイツェン州を治めるアルバレア公爵家の次男。貴族らしい傲慢さをナチュラルに発揮し、どこまでも偉そうだが悪気はない。

 マキアスとは初対面から衝突するが、あくまで余裕な態度は崩さず、貴族嫌いに凝り固まった彼の狭量さを嘲笑うことで火に油を注ぐことが多い。

 伝統的な宮廷剣術を兄から学んでおり、修練の甲斐もあってかなりの使い手。リィンの八葉一刀流やラウラの剣術にも興味を示し、手合わせすることも。

「阿呆が──少しは己(おのれ)を省みるがいい」

地域紹介「近郊都市トリスタ」

 帝都の東、大陸横断鉄道で20分ほどの位置にある近郊の町。歴史はあるが古めかしいほどではなく、居心地がいい雰囲気の街並みで、北側には「トールズ士官学院」があるため学生街としての機能も持っている。

 それ以外にも、導力ラジオ番組を放送する「トリスタ放送」の建物が存在する。

トリスタの街並み
トリスタ駅のホーム連絡通路
ブックストア「ケインズ書房」の外観
七耀教会のトリスタ礼拝堂の室内

 「トリスタ」には、帝国時報社の元デスクとラインフォルト社の元技師が立ち上げた導力ラジオ放送局がある。精力的な営業活動の結果、帝国各地のパブやビアホールに導力ラジオを売りつけ、音楽番組、ニュース報道、スポーツ中継などの番組で普及に漕ぎ付けてきた。

 しかし帝国時報社の訴えで政府当局により「公共導力波の独占」の規制が行なわれ、貴族による圧力や帝国軍情報局のチェックなども始まりつつある。

「トリスタ放送」のロゴ
トリスタ放送局の外観
トリスタ放送局のスタジオ内部

「帝国時報」のロゴ

 また、帝国時報社とは、エレボニアで100年以上の歴史を持っている伝統ある通信社のこと。

 当時から中産階級以上の層に読まれ、どちらかというとスノッブな内容で、貴族階級におもねっているところがあったが、近年の鉄血宰相の改革を受けてそれらを肯定的に報道したりと、紙面方針に迷いが見られるようになっている。

 そういったジレンマに囚われずに勝手気ままに報道をしている「トリスタ放送」を腹立たしく思っているフシがあり、報道のあり方を巡って圧力を掛けることもある。

(船津稔)