ニュース
DeNA、新ロゴと音楽アプリ「Groovy」の発表会を開催
キーワードは「Delight」と「Impact the World」。音楽業界にも参入で事業拡大を目指す
(2013/1/10 17:13)
ディー・エヌ・エーは1月10日、新ロゴを発表した。これに伴ってDeNAおよびDeNAグループ各社が提供しているサービスについての一部の名称やロゴも刷新し、本日より順次切り替えていく予定。
この日開催された発表会では、代表取締役社長の守安功氏より新ロゴについての説明があった。新たに発表されたロゴは、手書き風の「DeNA」という文字の左側に点を2つ加え、「D」の部分が笑顔に見えるようになっている。
新しいロゴのキーワードは、「Delight」と「Impact the World」の2つ。喜び・楽しみといった意味の「Delight」は、DeNAのサービスでユーザーに喜んでもらうことで企業価値の向上に繋げ、それがさらに良いサービスの提供につながるというサイクルを改めて指標にしたもの。
一方の「Impact the World」は、「世界規模のインパクトを創出する」という意味が込められている。全米のGoogle Play売上ランキングでMobageタイトルが上位3位を占めるなど、世界に対する確かな実績も出てきた中で、ロゴを手書き風の書体にすることで、世界中の人々に親しんでもらいたいと考えたという。
また世界に展開するDeNAグループのオフィスの名称も、「DeNA+都市名」に本日より統一される。例えば「ngomoco」は「DeNA San Franscisco」に、「Gameview」は「DeNA Mountain View」となる。
守安氏は「モバイルインターネットのノウハウを最大限に活かして、世界中の人に“Delight”を届け、世界にナンバーワンになったと認めてもらえるまで全力でサービスを展開したい」と語った。
発表会では新事業として、スマートフォン用の音楽アプリサービス「Groovy」も発表された。「Groovy」は音楽プレーヤーの機能にソーシャルネットワークサービス機能を加えたというもので、コミュニケーションを通して新しい音楽との出会いを他のユーザーと共有できる「ソーシャルミュージックアプリ」になるという。
本サービスには20を超えるレコード会社も協力しており、サービス開始時には100万曲以上の提供が予定されている。詳しい内容は「また改めて発表する」ということだが、今年度中にはサービスインする予定。
発表会ではこのほか、DeNAの新たなスポーツ事業として陸上チームを創設することが発表された。